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都市建設シム「Cities: Skylines II」,公共サービスの改良点を紹介する開発者ビデオダイアリー公開
「Cities: Skylines II」は,プレイヤーが思うがままの都市や街を自在にデザインしていくという都市建設シムのシリーズ最新作だ。住宅・商業・産業の各エリアを設定し,さらに電力や上下水道といった基本的なサービスを整えることによって,住民を呼び込み都市を発展させていく。
今回で第5弾となる開発者ビデオダイアリーでは,公共サービスを中心とした改良点について紹介されているので,以下にまとめておこう。
- 病院や警察署を含むすべての公共施設は,その距離によって均一的に市民にサービスが提供されるのではなく,新しい病棟を増やすといったアップグレードの要素が加わり,拡充させていくシステムに変更される。以前に紹介している「トラフィックAI」機能(関連記事)により,公共車両が渋滞に巻き込まれなくなっている。
- ディストリクト(地区)をプレイヤーが範囲指定できるようになったことで,公共サービスが提供される地域も範囲指定が可能になった。住民以外の敷地内への出入りを制限するような,欧米型のゲーテッド・コミュニティ(Gated Community)も設置でき,高級住宅地を作りやすくなっている。
- 前作では公園などの公共施設へのアクセスの良さで土地の価値が変化していたが,本作では高額納税者や企業が移住したくなるようなサービスを提供することにより,より具体的に土地の価値をコントロールできるようになっている。
- 道路のメンテナンス事業はさらに重要になった。道路の状態が悪ければ交通量が変化するだけでなく,事故も起きやすくなる。冬には除雪車も出動するよう設定しなければならない。
- 前作のような,大量の死者が出た場合に霊柩車で道があふれてしまう状況は軽減されるが,災害など何らかの原因でアパートが崩壊したといった際には,まだ起こり得る。倒壊した建物が隣接する道路を防いでしまうことはない。
- ごみ収集も大きく変更しているが,本作ではリサイクル施設が導入されて,資源の再利用が可能になった。最終処分場(ランドフィル)も,あらかじめ一定のスペースを確保するのではなく,必要に応じて範囲を拡大できる。
- 教育機関に関しては,小学校,高校,大学(一般教科),医療大学,技術大学を設置できる。それぞれの教育施設にレベル設定をすることが可能で,都市の発展やビジネス面での必要性に応じて変更していく。
- 消防活動は,建物の消火作業だけでなく,交通事故時の火災への対応や,倒壊したビルの人命救助作業も行う。
- 新たに郵便サービスが加えられ,愛する人に手紙を出したり,編集社に苦情を送ったりすることができ,ウェルビーイング(幸福度など)にも影響を及ぼすという。インターネットサービスも新たな追加となり,市民のレベルを向上させたり,周辺のビジネス利益率を上昇させたりする。それぞれの建物の情報から,郵便やインターネットのサービスが提供されているかを確認できる。
- 警察や医療などのサービスが自分の街に十分でない場合は,費用を支払うことで近隣都市からサービスを提供してもらうことができる。
- 「管理業務」(Administrative Services)は,本作に導入される新しいサービスカテゴリーの1つ。市庁,中央銀行,そして福祉事務所などが加えられている。福祉事務所はウェルビーイングの低い市民に利用される。市庁や中央銀行は,街に不可欠なボーナスを提供する。
次回の第6弾となる開発者ビデオダイアリーは,「電力と上下水道」にフォーカスされるようで,都市建設シムの根幹と言える基本サービスにも大きな変更があるのかもしれない。次回の配信も楽しみにしておこう。
「Cities: Skylines II」公式サイト
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(C)2023 Paradox Interactive AB. Cities: Skylines II is published by Paradox Interactive AB and developed by Colossal Order Ltd. CITIES SKYLINES and PARADOX INTERACTIVE are trademarks and/or registered trademarks of Paradox Interactive AB in Europe, the U.S. and other countries. Any other trademark, logo and copyright is the property of its owner.
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