細かすぎて伝わらない（？）ライフシミュレータ「My Gaming Club」，Steamでリリース

　Gartal Gamesは（2023年4月16日），アーリーアクセス中だったシミュレーションゲーム「My Gaming Club」をSteamで正式にリリースした。


　本作はPCゲームカフェを運営するシミュレーションゲームだが，特筆すべきはその“リアルさ”。
　Steamのプロダクトページにあるムービーは，プレイヤーキャラが車を発進させるところから始まるのだが，ガソリンスタンドに立ち寄って給油し，エンジンオイルを買って……という感じで，なかなかPCゲームカフェにたどり着かない。


　続いてはスマホでオークションサイトを開き，CPUクーラーやメモリといったPCパーツをいちいち購入し，さらにはそれを配送業者のオフィスまで受け取りにいく様子が描かれる。ゲームではもちろんこれらを組み立てる作業も必要で，PCやディスプレイ，キーボードの配置といったところまで細かく調整可能。インストールするゲームも選ぶ必要がある。


　こんな感じなので，プレイヤーキャラにも空腹や喉の渇き，尿意，気分といったパラメータが用意されており，当然それらへの対処が必要になる。PCゲームカフェ運営の前に，自身のマネジメントで結構な労力を使いそうだ。

　本作は残念ながら日本語には対応していないが，これをプレイしようと思う人なら，翻訳サイトで英文をいちいち日本語にすることぐらい何の問題もないような気もする。興味を持ったら，細かすぎる人生を楽しんでみてほしい。