Stadia独占だった「GYLT」，本日マルチプラットフォーム向けにリリース。悪夢が現実となる世界を冒険する11歳の少女を描くホラーゲーム

　スペインのゲームデベロッパTequila Worksは本日（2023年7月7日），アクションアドベンチャー「GYLT」をリリースした。対応機種はPC（Steam）のほか，PS5，Xbox Series X|S，PS4，そしてXbox Oneで，ストアの表記によれば，PC版とXbox版は日本語に対応しているとのこと。

「GYLT」公式サイト

　5月9日に掲載した記事でお伝えしたように，「GYLT」は，Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」の数少ないエクスクルーシブタイトルの1つとして2019年11月にリリースされた作品だ。2023年1月に「Stadia」のサービスが終了したためプレイできなくなったが，昨年10月の段階でマルチプラットフォーム展開が発表され，このたび，無事にリリースされた。


　「GYLT」は，メイン州の古い鉱山町べセルウッドを舞台に，11歳の主人公サリーが，突然姿を消した幼い従妹のエミリーを探して夜の町を冒険するという，ホラータッチのゲームだ。サリーとエミリーは，「いじめ」という共通の悩みで結ばれており，迷い込んだ世界は時空が歪んでおり，心に抱えた恐怖と悪い記憶が邪悪な怪物となって現れるという。


　Tequila Worksは，「Deadlight」や「RiME」などで知られるスタジオで，Xbox Game Studiosが2012年にリリースした「Deadlight」は，英国アカデミー賞のゲーム部門にノミネートされるなど，高評価を得ている。2023年には，Riot GamesのパブリッシングレーベルRiot Forgeから，「ヌヌの唄：リーグ・オブ・レジェンド ストーリー」がリリースされる予定だ。

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Tequila Worksがお届けするデリケートなホラーゲーム「GYLT」は、本日より PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC（Steam）にてデジタル配信を開始します。


懐中電灯の電池残量にはくれぐれも気をつけて！暗闇はすぐそこまで近づいているから…。
最新トレイラー動画：https://youtu.be/SEoc_T6u3tk（英語）

「GYLT」について
恐怖心を象り、その形に怯える…。「GYLT」は気味悪くメランコリックな世界を舞台に、ファンタジーとリアリティが入り乱れる奇怪な物語が展開されます。この邪悪な世界を漂う恐ろしい怪物と向き合うか、それとも隠れて免れるかはあなた次第。プレイヤーは、悪夢が現実となる旅で最も恐れていたことと直面し、自身が起こす行動の結果として幅広い感情と向き合うことになります。
アクションとステルス、両方の要素を持ち合わせたゲームプレイで謎に包まれたストーリーを紐解く「GYLT」は、ホラーゲームファンのみならず、どんなゲームジャンルのファンでもきっとお楽しみいただけることでしょう。

「GYLT」のストーリー
主人公のサリーは11歳の女の子。ある日従妹のエミリーが突然姿を消してしまい、時間の経過とともに捜索は打ち切られてしまいます。「いじめ」という共通項が登場人物を繋ぎ合わせるなか、サリーは行方不明になったエミリーを探すことを決意します。
彼女は果たして奇妙で危険な夜の町を探索し、様々な試練を乗り越えエミリーを見つけ出すことができるのでしょうか？！幼い少女の闇との闘いは、あなたが想像するより遥かにスリル満点なはず。

「GYLT」概要
▶タイトル：GYLT
▶ジャンル：アドベンチャーパズル
▶プラットフォーム：PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC（Steam）
▶配信日：2023年7月7日（Google Stadia版は2019年11月19日にリリース済み）
▶権利表記：©2023 Tequila WorksS.L. All Rights Reserved
▶公式ウェブサイト：https://tequilaworks.com/en/gylt/（英語）

Tequila Worksについて
Tequila Works, S.L.は2009年にRaúl Rubio Munárriz（「Deadlight」、「RiME」、「The Invisible Hours」のディレクターを担当）とLuz Sancho Rodríguezが立ち上げたゲーム開発スタジオです。Tequila Worksの初タイトルはBAFTAにもノミネートされた「Deadlight」で、2012年にMicrosoft Studiosがリリースしました。他にも「The Sexy Brutale」、「RiME」、「WonderWorlds」、「The invisible Hours」、「Groundhog Day: Like Father Like Son」はSPVRとMWMiから、「GYLT」はGoogle から、そして「Song of Nunu: A League of Legends Story」はRiotとのパートナーシップでリリースしています。Tequila Worksの哲学は「Creating with Gusto（心から楽しみながら制作する）」で、制作チームはゲーム・アニメ・コミック業界から才能あふれるベテランが集まっており、日々自身のクリエイティブ力をチャレンジしています。Tequila Worksについてのより詳しい情報はwww.TequilaWorks.com（スペイン語・英語）、またはTwitterの@TequilaWorksにてご覧ください。