お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2023/09/23 22:48

イベント

[TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」

 Oasysは本日(2023年9月23日),東京ゲームショウ2023で「TGS2023 BCG特別番組」の配信を実施し,ブロックチェーンゲーム(BCG)の解説を行った。


 「Oasys」は,ゲーム特化型ブロックチェーンとして2022年12月にスタートしたプロジェクトで,設立には日本の大手ゲームメーカー数社も協力したという。使用目的をゲームに限定しており,独自のアーキテクチャを採用したことで,トランザクションの高速処理を実現している。また,一般ユーザーなら,「ガス代」と呼ばれる手数料を支払うことなくゲームを楽しめるのも特徴の1つだろう。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」

 説明をしてくれたOasysの営業担当Dominc Jang氏によれば,一般に「儲かるゲーム」などという認識を持たれることの多いブロックチェーンゲームだが,そこにフォーカスすると,ブロックチェーンゲームの良さを伝えたことにはならない。それよりも,プレイヤーがかけた時間やお金,情熱などを資産としていつまでも持つことのできるゲームなのだという。プレイしているゲームのサービスが終了すれば,普通,それらは無駄になるが,ブロックチェーンゲームではデータはいつまでも残り,すべてがなくなることはない。

画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」
画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」

 このことから,ブロックチェーンゲームはメタバースとの相性が良く,育てたキャラクターなどをほかのゲームで使うということも可能になる。基本的にOasysとはブロックチェーンそのものであり,Oasysをハブとして,その上に多数のゲーム世界が展開する「マルチバース」が目標だとJang氏は述べた。現実世界から,さまざまな世界を行き来できるようなサービスが理想で,それに応じて数多くのパートナー企業が参画しているそうだ。

画像集 No.008のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」
画像集 No.006のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」 画像集 No.007のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」
画像集 No.005のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」

 配信では,Oasysを使った具体的な作品として,enishが6月に発表した「De:Lithe Last Memories」と,Reign of Terrorの「Reign of Terror」,ペット育成ゲーム「tomo one」,クイズゲーム「クイズでためる『QAQA』」,そしてUbisoft Entertainmentが制作する「Champions Tactics: Grimoria Chronicles」が紹介された。

 「De:Lithe Last Memories」は,崩壊した東京を舞台に,ドールと呼ばれる少女たちを指揮して戦うアクションRPGで,ここでは育成キャラがNFTとして発行される。また,「Reign of Terror」はターン制のタクティカルRPGで,こちらでも育成キャラクターが自分だけのものになるという。Ubisoft初のブロックチェーンゲームになる「Champions Tactics」については,今のところ詳細は未発表だ。いずれも,プレイするぶんには,ことさらブロックチェーンゲームであることを意識することはないという。


 後半では,NFT・ブロックチェーンゲーム専門の開発会社doublejump.tokyoが開発を進める「Battle of Three Kingdoms」の実機プレイが紹介された。「Battle of Three Kingdoms」は,セガのアーケードゲーム「三国志大戦」をベースにしたターン制のカードゲームで,デッキバトルの面白さや美しいカードが多数登場するとことが特徴になるという。

画像集 No.009のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」

 配信では,軍師や武将,遊軍のカードを選んで,デッキを組み,実際に戦う場面が紹介されている。詳しくは番組のアーカイブをチェックしてほしいが,戦闘フェーズは自動で進行するので,誰でも気軽にプレイできる。マッチのたびにルールが変わり,それに応じてデッキを組むところが特徴で,ブロックチェーンゲームならではのお楽しみとしては,カードがすべてNFTとして発行されるため,2次流通が可能であることが挙げられた。大会などで実績を残し,強力なカードに育てればカードの資産価値が向上し,それがゲームをプレイするインセンティブにもなる。「Battle of Three Kingdoms」は,この冬のサービス開始を目指しているという。

画像集 No.012のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」
画像集 No.010のサムネイル画像 / [TGS2023],セガの「三国志大戦」をベースにしたブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」などが紹介されたOasysの「TGS2023 BCG特別番組」

 「こちら」の記事でもお伝えしたように,東京ゲームショウ2023会場のOasys/double jump.tokyoブースでは「Battle of Three Kingdoms」が出展されているほか,「NFT輪投げ」が楽しめる。機会があれば,足を運んでみよう。

関連記事

[TGS2023]「NFT輪投げ」にチャレンジできるOasys/DJTブース。初心者向けウォレット「Oasys Passport」の使用感もレポート

[TGS2023]「NFT輪投げ」にチャレンジできるOasys/DJTブース。初心者向けウォレット「Oasys Passport」の使用感もレポート

 TGS 2023のOasys/DJT共同出展ブースは,日本のお祭りをテーマにした「和」の雰囲気で統一されており,会場で異彩を放っていた。メインコンテンツは,Oasys Passportをインストールすると参加可能な「NFT輪投げチャレンジ」。このブースに来れば,ブロックチェーンやNFTを身近に感じられるかもしれない。

[2023/09/22 13:13]

東京ゲームショウ2023公式サイト

4Gamer「東京ゲームショウ2023」掲載記事一覧

  • 関連タイトル:

    魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms-

  • 関連タイトル:

    De:Lithe Last Memories

  • 関連タイトル:

    Reign of Terror

  • 関連タイトル:

    Champions Tactics: Grimoria Chronicles

  • 関連タイトル:

    QAQA

  • 関連タイトル:

    QAQA

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月11日〜12月12日