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[プレイレポ]ガチのパルクールアクションを楽しめる「Parkour Legends」。最高にイカした自分だけのフロウを見つけだせ【PR】
「Parkour Legends」の特徴は,なんといってもその技の多さだ。ゲームを開始するとまずチュートリアルが始まるのだが,リバウンド(壁キック)やロール(受け身)など,基礎技だけでも8つ用意され,派生や応用なども含めたチュートリアル技の総数は24個にもなる。その技は全て現実のパルクールでも使用されているもので,キャラクターが流れるようなアニメーションで技を決めている姿にはつい魅入ってしまう。
本編では,それらの技を駆使し,クリアタイムや技のスコアを稼ぎながら,さまざまなコースを走り抜けるというのが主な内容だ。
チュートリアルを終えたら,いよいよ本番コースへの挑戦だ。デモ版では序盤の4つのコースを遊べるが,なんと製品版のコース総数は200以上にも及ぶという。この段階で筆者は「それだけ用意されているなら,最初のコースなんてほぼチュートリアルみたいなものだろう」と見事に油断していた。
第1コースをスタートして少し進むと,最初の障害物として箱が置かれているのがわかる。まずはそれをジャンプで華麗に飛び越え……られなかった。というのも,本作の“ジャンプ”は壁の端(レッジ)に掴まったり,壁登りの起点にするのがメインで,障害物を飛び越えるほど高く飛び上がるのは“フリップ”という別の行動になっている。
さらに言うなら,障害物を飛び越えるだけではあまりスコアが加算されないので,スコアを稼ぐためには“スピードバルト”や“ターンバルト”といった障害物を越えるための技を使用しなければならない。
出鼻をくじかれてしまったが,気を取り直して次の障害物へ進む。次は天井が低く,地面を滑る“スライド”でしか通り抜けられない壁だ。これはどう見てもスライドを使うことが明らかだったので,特に失敗せずスライドでくぐりぬけ……られなかった。
なぜかというと,先の箱で見事にコケてしまっており,ここではスライドを発動させるためのスピードが足りていなかったからだ。
その後は壁キックを使ったり,段差を小ジャンプで飛び越えたりしながら,なんとか50秒ほどのタイムでゴールすることができた。そうして表示されたリザルトを見て,筆者は愕然としてしまった。なんと,この第1コースの目標タイムは最速で10秒なのだという……。
もうお分かりいただけたかと思うが,この「Parkour Legends」というゲーム,かなり手強く,やり込み甲斐のある作品になっている。いちおう各コースには“ゴール”という1つの目標が用意されているが,トライ&エラーを繰り返し,最適なルートと技の組み合わせを見つけだし,極限までタイムとスコアを伸ばすのが真の目標と言えるだろう。
こうしたタイムアタック,スコアアタック系のゲームに必須と言ってもいいのが,ランキングシステムだ。もちろん本作にもオンラインリーダーボードが用意されており,世界中のプレイヤーと腕を競うことができる。
また,本作のやりこみ要素はタイムやスコアだけではない。実は,コースの中にはキャラクターの外観をカスタマイズするための衣装や髪型などが隠されており,そのほとんどは道なりに進んでいるだけでは決して見つからない位置に隠されている。
どの道を,どんな技を駆使して進めば入手できるのか。そういったことを考えるパズル的な要素が用意されているのも,本作の魅力のひとつだ。
「Parkour Legends」は現在デモ版が無料で配信されており,製品版の配信は2023年の第4四半期を予定している。まだ少し先になりそうなので,興味を持った人はウィッシュリストに登録し,いつでも続報を確認できるようにしておくといいだろう。
現実のパルクールでは,さまざまな地形をいかに美しく,流れるように技を繋いでいくかが重要で,その一連の動作を“フロウ”と呼ぶ。パルクールアクションを自分でもやってみたいという人や,タイムアタック,スコアアタックが好きだという人は,この「Parkour Legends」で,自分なりの最高にイカしたフロウを見つけてみてほしい。
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