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「Dead Cells」を手がけたMotion Twinの新作ローグライク「Windblown」は超高速アクションが魅力。メディアプレビューレポート
ゲームの舞台は,巨大な渦にすべてが飲み込まれそうになっている空中に浮かぶ島々だ。プレイヤーは若き勇者となり,仲間たちと力を合わせてこの脅威に立ち向かう。
Windblownをプレイシーンを見て,最初に驚くのは主人公キャラクターの驚異的なダッシュ能力だろう。瞬間移動と言えるほど超高速で動き,フィールドを自在に駆け回れる。モンスターの攻撃を絶妙なタイミングで素早くかわす様子が気持ち良さそうだった。Windblownのゲームプレイは,瞬時に場所を移動するダッシュ能力と,パターンベースの戦闘に焦点を当てている。プレイヤーはモンスターの動きを読み取り,攻撃を避けながら戦わないと,かなりの確率でやられてしまう。このあたりのバランスは日本のゲーム,とくに「NieR:Automata」を意識して開発したそうだ。
本作には11種類の武器があり,それぞれ専用の技と特性が設定されている。さらに2種類の武器を組み合わせ,新たな技を編み出すことも可能だ。
また,Windblownの魅力はランダム性の高いマップ構成にもある。フィールドは毎回自動生成され,アイテムの場所やモンスターの配置も変わる。加えてアイテムもランダムで出現するので,毎回違う体験ができるわけだ。敵の動き方など覚えた知識は攻略の役に立つが,環境は毎回変わるので,プレイヤーはつねに新鮮な気持ちで遊べるという。
フィールドには,隠し通路の入り口や落とし穴,崩れかけた壁など,到るところに秘密の入口が隠されている。敵を倒して壁を崩したり,柱に体当たりしたりして,新たなエリアへと続く道を発見する,そんな楽しみもあるのだ。
プレイヤーの拠点となる村「アーク」もまた,ゲームを進めるうえで重要な役割を担っている。物語が展開するにつれ,アークには新たな施設が備わっていく。そこでは武器の強化や新アイテムのクラフトが可能となり,キャラクターをより強くできる。さらに,住民となるNPCから情報を得ることもできるようになるそうだ。
「Windblown」は「Dead Cells」の面白さを引き継ぎつつ,ゲーム性を大きく進化させた作品になりそうだ。高速ダッシュによる遊び心満載の機動性,多彩な武器とスキルの組み合わせで生まれる無限の戦略性,ランダム性の高いマップとアイテムでいつも新鮮な気持ちで遊べる点など,数々の魅力が詰まっている。さらに村を発展させていく要素や,隠しエリアを見つける探索など,やりこみ要素も多い。
2024年内にSteamでアーリーアクセスが始まる予定ということなので,実際に遊べるようになるときを楽しみに待ちたい。なお,Steamのストアページには日本語はサポートしないと書かれているが,日本語バージョンも用意するそうだ。
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