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遊びながら神津島を知ろう! ゲームアプリ「まるっと!神津島」とともに東京の離島に行ってきました【PR】
伊豆諸島(伊豆七島)に浮かぶ神津島(こうづしま)。そこは都内から約180kmの距離にある東京の離島です。
神津島で宿“みんなの別荘ファミリア”を営んでいる合同会社FamiliAは,観光アプリ「まるっと!神津島」(iOS / Android)を配信中です。
本作は,神津島旅行を疑似的に楽しめる「季節連動 神津島すごろく」と,現地で使える「GPS連動ドラマチック音声ガイド」を内蔵したアプリとのことで,今回はそれぞれ遊ばせてもらいました。
よこみぞゆり氏をはじめ,豪華クリエイター陣も参加した観光ガイドアプリ「まるっと神津島」(Android版)が配信開始【PR】
FamiliAは,伊豆諸島に浮かぶ神津島の観光促進を目的としたスマートフォンアプリ,「まるっと神津島」のAndroid版をリリースした。神津島旅行を疑似体験できるすごろくゲーム「季節連動すごろく」と,実際に現地へ足を運んだときに便利な「GPS連動ドラマチック音声ガイド」を楽しめる。
「まるっと!神津島」公式サイト
「まるっと!神津島」ダウンロードページ
「まるっと!神津島」ダウンロードページ
「みんなの別荘ファミリア」公式サイト
神津島すごろくで島めぐり!
正直,私は神津島を知りませんでしたが「知らなかった人にこそぜひ」と言われたので,「ではでは」とやらせてもらった次第です。
まずは概要として,神津島の面積は約18km²。都民の定規たる東京ドームで換算すれば約400個分。ほどほどなサイズ感の島内には名所や歴史がたくさん詰まっているらしく,それを神津島すごろく&音声ガイドで体験するわけです。なお,音声ガイドは“現地でのみ使用可能”です。
神津島すごろくはシンプルな作りです。「宿泊予定日数」や「島への行き方」を選んだあと,サイコロの出た目でマスを進み,泊まった場所の名物やロケーションを見ていきます。その場で「たんさく」すると多種多様な植生・注記も見つかり,図鑑に収集されていく要素もあります。
収集オブジェクトは2500種以上と,ものすごく多いです。
朝・昼・夜に応じて変わる危ない場所(明かりの乏しい山道などの意)も教えてくれて,島の歴史や文化,方言やトリビアを問うてくるクイズで知識を高めたり,道ばたでちょっとした喜びを見つけたり。
島にいるような感覚というよりは,島に行きたくなる感じですね。
そうしてマスを進んでいると時間が経過し,夜になったら宿で休んで1日が終了。サイコロの出目は運ですが,上下左右の移動にはあまり制限がないため,なんとなしにポチポチ遊んでしまえます。
神津島すごろくで島を回っていると,あちらそちらで「おたあジュリア」なる女性の史跡を目にしました。彼女は,古くに島流しにあったキリスト教徒で,この島で献身を尽くされたといいます。
このほかマップ上には島の伝承にまつわる神社に,青い海を眺められる展望台に,映えそうな穴あきの大岩。天上山や秩父山といった山々もあり,該当マスにとまるとこれらの背景を教えてくれます。
さらに追加行動で探索すると,地元住民の隠れスポットを発見したり,一見どこに続いているか分からない坂道が見つかったり,鳥の糞やそこら中に落ちている松ぼっくりにクスっとさせられたりします。
探索ではほかにも,季節に応じてさまざまな植物が見つかり,まさに自然が豊かであることがゲームからも伝わってきます。ほしぴこのモデルとなった“イソヒヨドリ”も飛んでいるのでしょうか? ゲーム画面で写真を見られますが,実際どんな感じなのか気になってきました。
神津島すごろくには天気要素もあり,雨などの影響でサイコロの目が減ることがあります。これらは島の天気は水物,と表現しているもので,リアルの神津島でもその日の天気次第で「西側の神津島港(前浜)」と「東側の三浦港(多幸湾)」のどちらの港に到着するのかが変わります。
リアルで三浦港側に着いてしまったときは村まで遠いので,事前に宿にお迎えを頼んでおく。到着直後にご飯は食べられる場所をリサーチしておく。こうした心構えをしておきましょう。
といった,来島時の動き方も予習させてくれるゲームなのです。
すごろくで各地をめぐっていき,予定していた宿泊日数がすぎると1プレイの総合スコアが算出されます。次は回りきれなかった場所に行ったり,スコア更新を目指したりで,何回でも遊べる内容です。
なお,音声ガイドのほうはスマートフォンのGPS機能と連動し,実際に行くと当地の歴史や神話,民話を音声で聞かせてくれるようですが,こちらは現地に訪れた人だけが利用できる神津島限定コンテンツでして……。
だったらと行ってきちゃいました!
神津島に行ってみよう!
神津島には東京・竹芝客船ターミナルから12時間(夜の22時発〜朝の10時着。値段は東海汽船で要確認!)かけて行きます。
なお,夏の繁忙期なら竹芝からの高速ジェット船で約3時間45分。タイパを求めるならセスナ機で約45分。このほか熱海・伊豆からも時短でアクセスできるので,交通手段は人それぞれ。
今回は宿泊先でもある「みんなの別荘ファミリア」から“島をゆっくり楽しむなら2泊以上”と推奨されたため,2泊3日してみることに。
島の見どころは透明感のある海と白浜。登山できるシンボルの天上山。日本で2番目に「星空保護区」に認定された夜空です。
繁忙期なら家族向けのレジャースポット。閑散期なら“神が集まる島”として由緒あるパワースポット探しなど,「豊かな自然・水と生きる島」をキャッチフレーズとする神津島の訪れ方はまちまち。
エンタメ関連でも,新海 誠氏の劇場アニメ「天気の子」の主人公・森嶋帆高や,TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」に登場するスクールアイドル(Sunny Passion)の出身地として作中で描写されたことで,島内では両作品の掲示物をたびたび目にします。
ついでに伊豆諸島イチの漁獲高とあって,口の楽しみが多め!
島の主要スポットは事前に遊んだ神津島すごろくのおかげで予習できています。島内をグルッと一周できる道路はないものの,タクシー,バス,レンタカー&バイクは(本数などが限られている)は利用可能。
島内は坂道がかなり多いようなので,今回はファミリアに「電動自転車」(有料サービス)を貸してもらいました。
村を移動していると,神津島すごろくで見たカワズザクラが目に飛び込んできて「あっ,これゲームで見たやつだ」となりました。神津島すごろくが“現地にあるもの”を収録しているからこその発見です。
たんさくで見つかるものの総数はとても多いため,ワンプレイで見つかる草花や道々は,遊ぶ人ごとに自然と異なります。
みんなそれぞれのゲーム体験をしてから現地に足を運べば,誰もが知る観光名所とはまた別に,ディープな神津島を見られるかも。
音声ガイドでリアルRPG
現地でスマホのGPSをONにすると,音声ガイドを起動できます。
ガイド中は漫画家・永野あかね氏が手がけた「駆け出しの男性編集者コウ」「島嶼文化研究の女性準教授マキ」などの人物がアドベンチャーゲーム形式で会話してくれたり,地元の子供がちょっと自慢気におすすめを語ってくれたり,神さまや老婆が威厳たっぷりに話してくれました。
一般的なナレーター語りの音声ガイドとはひと味違い,キャラクターたちによるストーリー表現が雰囲気をかき立ててくれるのです。
端的に,本アプリは位置情報ゲームではありませんが,遊びの流れはそれと近似しており,島の名物をめぐりながら物語を追う“リアルRPG”と言ってもいい内容です。
行き先については,神津島すごろくでよく見た「おたあジュリア」の史跡から,音声ガイドとともに追ってみることに。
おたあジュリア,あるいはジュリアおたあと呼ばれる女性は,安土桃山時代を生きた朝鮮人女性です。彼女は朝鮮出兵の影響で日本に強制連行され,のちにキリスト教に改宗。関ヶ原の戦い以後,キリシタンへの弾圧が強まるなかでも信仰をやめず,伊豆諸島への流刑に処されました。
彼女は島流し後もキリスト信仰を熱心に続け,同じ身の流人や病人たちに献身的に向き合い,島に尽くしたとのこと。その影響が今も色濃く残されており,村内から山間までゆかりの設置物があるわけです。
音声ガイドではこうした背景を,数分間のショートエピソード形式で追っていきます。なかでも,おたあジュリア関連は続き物となっていて,いくつかの場所を連続して追っていくことになりました。
伊豆七島は数百年前まで,流罪(流刑)のなかでもとくに重罪な「遠島刑」の地として扱われていました。大まかには義務教育で習ったかもですが,流罪人とはその身をただ遠方地に移されるだけでなく,時代や場所,性別によって立場や婚姻を制限されていた身分です。
流罪人というだけでも,キリシタンというだけでも苦しいものがあったでしょう。それ以前に“見知らぬ遠方地に移される”こと自体,現代のように整理された社会ではなかっただけに,我々が想像し得ない苦痛もあったはず。死刑の次に重たいのは流刑。そう言われていたほどに。
そうしたなかで見せた彼女の善性が,今でも敬われる由縁なのです。
村内には「ジュリア墓地(流人墓地)」があり,宿のファミリアの目前には「おたあジュリア顕彰碑」(善行を称える石碑)があり,それぞれの場所で物語を聴きます。目先には島の幼稚園があり,お散歩帰りの園児たちが引率のお姉さまらに手を引かれ,日常を謳歌しています。
最後のガイド先は,村内を抜け,海岸を走り,切り立つ山々のほうへ。崖の上に立つありま展望台の「ジュリアの十字架」でした。
島の山の上。白く大きな十字架が村や港を雄大に見下ろしている。その姿はとても不思議で,神秘的で,感じ入るものがあります。
自然と歴史と日常がコンパクトに密集した地というのは,都会生まれ都会育ちの人間にはそれ自体が新鮮で,まるで異世界のようです。
入り江のビーチが美しい沢尻海岸を抜け,名称のとおり長大に広がる長浜海岸の裏手。静謐な森林が切り開かれたようなそこに,音声ガイドが示す「阿波命神社(あわのみとこじんじゃ)」があります。
阿波命(阿波咩命,阿波比咩命とも)は神津島の開拓神であり,三嶋大社の本后です。音声ガイドではビジュアルも用意され,キャラクターが語りかけてくれるゲームチックさが嗜好的に受け入れやすいです。
事前に調べて名所に訪れるのもいいですが,なにも知らずに来てもゲーム的なアプローチで趣のあるところにいける。旅行目的に重きを置いたアプリとしては,なるほど。心強いオトモです。
島焼き(天上山の火山活動)で生まれたこの地には,阿波命の御子神(端的に親子関係)をまつる「物忌奈命神社(ものいみなのみことじんじゃ)」も村落内に鎮座しています。こちらでは,漁の成功を祈願する“かつお釣り神事”が境内で行われます。
これらは日本の律令制で言う名神大社のくくりだと,「島に三つ星レストランが2つあるみたいなもの」くらい豪華な話なのです。
といった妙に耳に残る旅ネタは,いずれも音声ガイドの物語に散りばめられていていたもの。仮に名称や場所を忘れても,なぜだか思い出せる小さなとっかかりは,今でもけっこう残っています。
いずれも丘陵にある海に近い神社とあり,境内には静かなだけではない清涼な空気が漂っていました。そう感じた理由は人の少なさ。語弊なく言えば,ほぼすべてのスポットを同行者と2人占めできたがゆえです。
今回は,土産物屋のお姉さんにも「この時期は人が一番いないかもですねえ」と言われた閑散期に足を運んでいました。旅行客風の人もあまりおらず,車の交通量も島の信号機がわずか1個で事足りるほど。個人的に,フラッと旅して癒やされるにくるには絶好の時期でしたね。
あからさまな旅行客がえっさほいさと自転車をこいでいると,あいさつをしてくれる島民も多かったです。それに日中は閑散期らしく人が少ないものの,夜の食事処となるとどこもにぎにぎしい。
島外の者なりに,珍しい食べ物やお酒を手に取って話しかけてみると,さすがは旅先の地元民たち。未体験のウツボの唐揚げ(うまし)を分けてくれたり,裏メニューでサービスしてくれたりしました。
遠方で触れる人情もまた,旅の醍醐味です!
■宿泊者に尋ねる「なぜ神津島に?」
2日目のこと。同じくファミリアに泊まっていた唯一の宿泊者である女性「Kさん」に,なぜ神津島にやって来たのかを尋ねてみました。私がどれだけこの島を満喫しようと,メンタル的には仕事の身。だからこそ,純粋な旅行目的でやってきた人の声を聞いてみました。
4Gamer:
なぜ,神津島に来られたのでしょう。
Kさん:
うーんと,最近とっても忙しくて,仕事とか私事とかすべて遮断して,1人で旅行に行きたくなって。どうせなら離島がいいなーと思って探してたら,名前が一番カッコよかったので神津島にしました。
4Gamer:
名前が。そういう。1人旅にはよく来られるんでしょうか。
Kさん:
それが初めてなんですよー。今まで旅行は家族や友達と行くことばっかりで,自分1人だけで旅行したのは今回が初めてで。
4Gamer:
初めてで離島って,けっこう挑戦じゃなかったです?
Kさん:
そうですかね? 国内だったらまあ別にって感じです。私はプロペラの飛行機で来ましたけど,空もあんまり揺れなかったですし。
4Gamer:
ここには何泊目ですか。
Kさん:
えーっと1泊,2泊,今日で3泊で。明日帰りでトータル4泊です。
4Gamer:
こちらの宿を選んだ理由というのは。
Kさん:
神津島のホームページに宿一覧みたいなのがあって,1人旅だし,ちょっと話し合えるような宿がいいなーって思って。ここにしました。
写真の雰囲気もなんとなく温かそうだったので。
4Gamer:
実際に泊まってみて,印象はどうです。ああ,ソファのところで実家のようにリラックスされているのは知っていますが(笑)。
Kさん:
やっぱし,最初は「実際どんな宿なんだろう」って気になるじゃないですか? 私,宿の写真的にはもっと「イェーーーイ!」みたいなハイテンションでこられるかもと身構えてたんですよね。
そしたら思ってたより落ち着いた空気で接してくれて,すっごくリラックスできて。なんか毎日溶けてるような感じです(笑)。
4Gamer:
となると,また来たりも?
Kさん:
来ます来ます。絶対来ます。年1くらいで来たいです。
それに私が島に来てから今日まで天気の悪い日ばっかりで,いまだに星空も見られてないですし。また来ないと!
なんて言っていた帰りの前日の夜。
満天の星が広がってくれました。
翌朝。天気は快晴。神津島からの船は午前10時30分の出発で,帰りは東京・竹芝に19時着。船脚は行きよりもわずかに早くなります。
この2日で「まるっと!神津島」をすべてやりきれたかというと,結果的に「つづき堂」や「ネコマタ」など取りこぼしたガイドも多かったです。2日間でも強行すれば回りきれるでしょうが,そうするくらいならKさんを見習い,ゆったりと余白を味わうほうが島の空気になじむ。
このアプリは神津島の,ただ歩いて眺めて通りすぎるだけではもったいないものにも,ふと気付かせてくれる。そういうものでした。
「まるっと!神津島」は今後,アップデートですごろく機能などが拡張されていきます。
“季節連動型のすごろく”ということで追加要素の楽しみは想像しやすいですし,開発者であるファミリアのお二人によると「今後ゲームをやりこむほどに実際に神津島を訪れたとき,島巡りがもっと楽しくなるような,限定イベントやキャンペーンも展開していきます」とのことです。ますます楽しみですね!
神津島のことを知りたいのなら,本アプリをぜひ体験してください。
「まるっと!神津島」公式サイト
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(C)2023 FamiliA LLC / (C)2023 Mindware / (C)2023 よこみぞゆり
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