最高のプランを作成してチームを突入させるストラテジー「No Plan B」，本日Steamでリリース

　フランスの個人ゲーム開発者GFX47氏は，新作「No Plan B」をSteamでリリースし，トレイラーを公開した。価格は1700円（税込）だが，4月11日までの期間限定で10％オフのセールが行われている。Steamのストアページによれば，インタフェースが日本語に対応するとのこと。

「No Plan B」公式サイト

　「No Plan B」は，「レインボーシックス」シリーズの初期作品を思わせる見下ろし型視点のストラテジーゲームだ。プレイヤーはチームを編成し，ミッションの舞台となる3Dマップを注意深く検討して突入プランを作成する。「タイムラインシステム」と名付けられた独自のシステムによって，ドアの突破や手榴弾の投擲，室内への突入などのタイミングを細かくチェックし，計画が万全だと思われたら，アクションを実行させる。あとは，計画に従ってチームがミッションを遂行する様子を，さまざまな角度から眺めるという。
　とはいえ，チェック漏れがあれば作戦は破綻し，ミッションは危機にさらされる。しかし代替案，つまり「プランB」はない。つまり，失敗すれば最初からやり直しというローグライクなゲームになっているという。
　キャラクターグラフィックスはポリゴンの目立つシンプルなものだが，銃撃シーンは派手で迫力がある。


　FBIや銀行強盗など4つのファクションから1つを選んでチームを編成し，人質の救出や現金の強奪など，さまざまなミッションに挑む。自分のプレイスタイルやミッションに応じて適切なギアを装備させるといったカスタマイズ要素もあり，内蔵エディタで独自のミッションを作成したり，ミッションやリプレイを他のプレイヤーと共有することも可能。キャラクターのスキルアップもできるようだ。


　そんな「No Plan B」は，2021年にアーリーアクセス版が公開されており，約3年間のブラッシュアップを経て，このたび製品版に移行した形になる。GFX47氏によれば，前作となる「GLADIABOTS - AI Combat Arena」（2019年）が成功したことで，フルタイムで「No Plan B」に取り組めるようになったとのこと。制作そのものは，8年前から始まっていたようだ。アーリーアクセス版を含めたSteamのユーザーレビューは「非常に好評」となっているので，気になる人はプレイしてほしい。