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一世を風靡した8ビットホビーマシンが小さくなって帰ってくる。「PasocomMini PC-8801 mkII SR」発表。詳細については8月8日に明らかに
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「PasocomMini PC-8801 mkII SR」は,NECが1985年に発売した8ビットマイコン,「PC-8801mkII SR」を復刻したミニゲーム機だ。
1981年に登場した初代「PC-8801」は,当初はビジネス向けにも展開していたが,16ビット機のPC-9801がシェアを広げる中,ホビー志向に舵を切った。ホビーマシンとしてのPC-8801シリーズの地位を確立するきっかけになったのが,PC-8801mkIISRだ。
製品を紹介した元ハル研究所の三津原 敏氏によれば,PasocomMini PC-8801 mkII SRは当初,「星のカービィ」シリーズなどで知られるハル研究所が開発を手がけていたが,頓挫しかけており,それを継承したのが,電波新聞社のハードウェア・ソフトウェア開発・製造部門であるマイコンソフトだったそうだ。
ゲームソフトをどのように提供するのかなど,興味は尽きない。キャッチコピーは「愛でで、作って、実行して、遊べる」となっているので,BASICインタプリタなども搭載するのだろう。続報を楽しみにしたい。
- 関連タイトル:
PasocomMini PC-8801 mkII SR
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