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ファンタジックな動物たちと紡ぐ優しさと絆。PC&Switch向け新作「Critter Café」は誰でも楽しめる経営シミュレーションだ
なお,Critterは現実の動物をファンタジー風にアレンジしたデザインのものから,ドラゴンといった空想の動物風のものもいる。カフェにはCritterが住み着き,ペットのようにふれ合えるほか,客とも交流する。そして,Critterの数が増えていくと,猫カフェならぬCritterカフェになるわけだ。
ゲームの核となるのは,自由度の高いカスタマイズ要素だ。プレイヤーキャラクターは,性別に関係なく服装やアクセサリーを自由に組み合わせて作成できる。さらに,カフェの内装も思いどおりにアレンジ可能で,家具の配置はもちろん,壁紙や床材なども自由に選択できる。インテリアデザインを楽しみながら,理想のカフェ作りに励めるわけだ。
本作のゲームプレイで欠かせないのは,カフェ経営のパートだろう。プレイヤーがカフェをオープンすると,島の住人や旅行者がお客としてやってくる。彼らの注文を聞き,ミニゲーム形式でコーヒーを淹れたり,料理を作ったりする。彼ら彼女らの要望をかなえられればカフェの評判が上がり,店の発展につながっていく。
店の営業に関しては,単にカフェを切り盛りするだけでなく,お客から依頼を受けて,誕生日パーティーや結婚式といった特別なイベントも開催もできる。
イベントに合わせて家具を設置し,喜ばれそうなCritterをセッティングすればカフェの評判もさらにアップ。イベントを成功させて,カフェの知名度と評判を高めていくわけだ。
先述したとおり,Critterはプレイヤーが救出する必要がある。店の評判が上がるとお客からCritterに関する謎めいた情報が入り,それを頼りに島内で見つけ出した“不思議なポータル”に入ることで,Critterを助け出せる仕組みだ。
ポータルの中は一種の謎解きダンジョンとなっていて,レバーを引いたりスイッチを押したりして環境パズルを解き,Critterのもとへと進む。Gregory氏によると,パズルを解くために必要なアイテムを入手したり,新しい仕掛けが導入されたりと,探索を進めていくとダンジョン内でやれることが増えるそうだ。
Critterを無事に見つけ出して救助できれば,カフェに連れて帰ることが可能だ。Critterと主人公には絆のようなパラメータがあり,それが深まっていくとCritterの外見が変化したり,カフェの経営に役立つ特殊能力を習得できたりする。
また,Critterを救い出せば救い出すほど,さらに多くの情報がカフェに集まるようになる。マップ上には新たな場所が現れ,さらに新しいCritterとも出会える。収集癖を刺激される仕組みだ。
ほのぼのとした世界でカフェを経営できるCritter Caféは,ストレスフルな毎日を過ごす人に,ほっと一息つける癒しの時間を与えてくれそうだ。パズル要素はあまり複雑ではなく,カフェの経営部分も手軽に楽しめる仕組みになっているので,小学校の低学年くらいの子どもでも楽しめるだろう。
- 関連タイトル:
Critter Café
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