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エンドレスCo-opアクション「クロッシーロードキャッスル」コンシューマ版はどうなる? 開発のクララ・リーブス氏に直撃
前作「クロッシーロード」は,2014年にリリースされたモバイル専用ゲームだ。ブロック状の動物キャラクターたちを操作し,車やトラック,列車が爆走する道路を横切っていく。クラシックゲームの「フロッガー」に通じるシンプルなタイトルだが,10年もの間,人気を持続させてきた。
日本でも人気が高かったそうで,リーブス氏は「続編が出ることをしっかりと日本でもアピールするために,京都に来たのです」と語っている。
新作「クロッシーロードキャッスル」は,前作のようにブロック状のキャラクターやアートスタイルを採用しながらも,視点を斜め見下ろし型に変更。右下から左上へと縦断していくのではなく,カメラを横向きに据えて“キャッスル”と呼ばれる建物の中にあるトラップを越えていくという,以前とは異なるゲームシステムが採用されている。
最大4人のプレイヤーが,オンラインもしくはオフラインで協力プレイでき,老若男女,多くのプレイヤーが気軽に遊べる,楽しいゲームに仕上げられつつあるという。
それぞれのステージには,タイミングを計ってジャンプして渡る動く床や,トゲが突き出た床,奈落の底に落ちてしまうギャップ,モンスタークリーチャーのようなものが存在する。左側にあるスタート地点から,出口のある右側のチェックポイントに行くには,早ければ5秒程度でゴールでき,非常に短いプレイ時間も本作の特徴となるそうだ。
しかも,一緒にプレイすることが楽しくなるように,参加するプレイヤーが1人でもゴール地点に到達すれば,その次のステージでは全員復活でき,失敗してもやり直せば良いだけだと,リーブス氏は語る。
マップの多くは,プレイヤーがクリアする回数によって少しずつ複雑になる,自動生成システムを採用しているため,エンドレスにプレイできるよう設計されているそうだ。アンロックできるプレイアブルキャラクターは,すでに150種類にもおよび,帽子などのカスタマイズアイテムで,お気に入りを作り出せるとのこと。
オンラインプレイでは,数種類のエモートが実装されているので,ネット上でのブリーイング(いじめやパワハラ)も避けられるなど,低年齢の子供たちを遊ばせても安心な本作。コンシューマ版は前作のようなFree-to-Playではなく,低価格のプレミアムゲームとして販売されると,リーブス氏は語っていたが,このお手軽さとキュートでポップな雰囲気は,多くのゲーマーに親しまれることになるだろう。
元々はオーストラリアにあったAtari支社に在籍していたというクララ・リーブス氏は,2016年からHipster Whaleを率いて「クロッシーロードキャッスル」の開発を行ってきた |
家庭用ゲーム機版「クロッシーロードキャッスル」,2024年後半にリリース。BitSummit Driftへの出展もあり
Hipster Whaleは本日(2024年7月17日),家庭用ゲーム機版「クロッシーロードキャッスル」を2024年後半にリリース予定であると発表した。対応機種はPS5,Xbox Series X|S,Switch,Xbox One。本作は,ボクセルアートで描かれた「クロッシーロード」のキャラクターたちを操作して,ソロもしくはマルチプレイで城を攻略していくタイトルだ。
「クロッシーロードキャッスル」公式サイト
「BitSummit Drift」公式サイト
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(C)2024 Hipster Whale Pty Ltd
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