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手のひらの水に“推し”が出現する技術に驚く。Inter BEE 2018&デシタルコンテンツEXPO 2018レポート
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印刷2018/12/04 19:00

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手のひらの水に“推し”が出現する技術に驚く。Inter BEE 2018&デシタルコンテンツEXPO 2018レポート

 去る2018年11月14〜16日,幕張メッセで,メディア&エンターテインメント総合展示会「Inter BEE 2018」と,デジタルコンテンツの展示会「デジタルコンテンツEXPO 2018」(以下,DCEXPO2018)が行われた。
 Inter BEEは,正式名称が「国際放送機器展」であることからも分かるとおり,元々は放送や映像に関する技術や機器の展示会である。そこに,従来は単独で行われていたイベントのデジタルコンテンツEXPOが合流したわけだ。展示会場には区切りがなく,来場者は自由に行き来できることもあって,映像とデジタルコンテンツの関係をよく表しいるように思えた。

Inter BEE 2018会場
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巨大なサイネージシステムの展示は,もはや珍しいものではなくなった印象だ
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 Inter BEEは,業務用の映像機器全般を扱うイベントといった印象が強いのだが,2018年の場合,ストリーマーの増加を背景としてか,個人でも使えるミキサーやスイッチャー,映像に写り込むことを前提とした見栄えのいいマイクといった製品も並び,展示内容が幅広くなったのが印象的だった。
 一方,デジタルコンテンツEXPOは文字通り,先進的なデジタルコンテンツの展示会であり,雰囲気は東京ゲームショウ2018にあったインディーゲームコーナーをより尖らせたようなものだ。
 本稿では,こうした両イベントから,ゲーマーに関係ありそうなものを中心にレポートしよう。

イベント開催時は,「新4K8K衛星放送」の放送開始直前ということもあり,それに絡んだ展示も多かった(左)。ソニーブースでは,微細なLEDを並べて作る「Crystal LED Display System」が目を引いた
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水面上に浮かぶ映像を,水ごと手ですくい上げられる「FairLift」


水の入ったボウルに妖精さんが浮かんでいた。この妖精さんが投影映像だ
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 まずはDCEXPO2018から見ていこう。
 電気通信大学の情報学専攻小泉研究室のブースでは,「水面反射を用いた空中像とのインタラクション」という展示があった。水上に映像が浮かんでいるように見えるという映像投影システムで,体験者が特別なデバイスを持つ必要はなく,水に何かを混ぜたり,水中に特別な機器を設置する必要もないそうだ。

 「FairLift」と呼ばれるこのシステムは,「再帰透過性光学素子」で空中に映像(空中像)を結像させて,その像を水面に反射させて表示するという仕組みとなっている。
 再帰透過性光学素子と言われても,なんのことやらという人も多いと思うので,ごく簡単に説明しよう。交通標識や自転車の後部にある反射板は,浴びせられた光を反射して光るように見える。これは,光源からの入射光を光源のほうに戻す性質を持つ「再帰性反射材」というものを使っているためだ。鏡に対して斜めから光を当てても光源には戻らないが,再帰性反射材は,斜めからの入射光でも光源に戻せるというのが重要な違いである。
 再帰透過性光学素子は,光を反射させるのではなく,透過させて特定の場所で結像させる用途に使える素子の一種だ。たとえば,小型プロジェクタの映像を再帰透過性光学素子経由で空中に結像させると,大きなサイズで投映するといったことが可能になるので,この仕組みを利用したサイネージなどが登場している。

 FairLiftで面白いのは,空中像を水ごとすくい上げられるインタラクション要素があることだ。水面の映像を水ごとすくい上げると,空中像もその水に合わせて高さを変える。これは,水の真上に超音波センサーを設置して水の高さを認識し,それに合わせて光源の位置を自動調整することで実現しているという。体験として大変面白いものだった。

水ごと妖精さんをすくい上げられる(左)。ちょっと不思議な感覚で,「生物なのかしら」と一瞬思ってしまうほど。水面でなくても,反射する物体であれば映像を投影できるが,すくい上げることはできない(右)
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 FairLiftでは,映像の投映元としてPC用ディスプレイを使用しており,カラー映像の投映も可能だ。表示装置の輝度が300nitあればいいそうなので,PC用ディスプレイはもとより,スマートフォンやテレビでも表示装置に使える。
 と聞いて,「それならば,ゲームのキャラクターを水面に浮かばせることができるのではないか」と考えた人もいるだろう。答えはYesだ。
 そこで,筆者がなかば信仰に近い形で敬愛するゲームキャラクターを表示させてみてもいいかと相談してみたところ,「そうしたくなりますよね!」と快諾を得た。大好き,電気通信大学。

キャラクターが立っているだけの状態を表示したい場合,背景は黒がいいそうで,とりいそぎスクリーンショットを表示してみた(左)。おお見よ! 楓さんがいらっしゃる(右)。表示装置がスマートフォンなので,水位に合わせた高さ調整が機能していないが,それでも筆者の満足感は高い
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言葉にするのが難しい体験だ
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筆者がVカツで作成したキャラクター(写真左)を,IVRブースにいたVカツのイメージキャラ(写真右)と並べて
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 電気通信大学ブースの近くには,VRコンテンツの開発を手がけるIVRが,バーチャルYouTuber(VTuber)支援サービス「Vカツ」を展示していた。FairLiftの仕組みは,VTuberとの相性も高そうで,VTuberの配信をこのシステムで視聴するのもアリだろう。たとえば,水生植物のところに表示しておくというだけでも,ゲームの内容によってはマッチしそうだ。
 また,インタラクション要素は,水面以外でも反射するもの,たとえばクリアファイルなどでも可能であるそうなので,ゲーム用途での展示やアトラクションに向いている。すくい上げたり持ち上げたり,あるいは少し移動させたときにキャラクターが反応するといった使い方も思い浮かぶ。ゲームイベントで空中像を出すというのは,東京ゲームショウや大規模なゲームイベントで使われる技術となるかもしれない。


食べられる素材でできた映像投映用デバイスはコラボカフェ向き?


奥研究室による展示の説明スライド
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 群馬大学大学院の奥研究室が出展していた「食べられる再帰性反射材による料理へのプロジェクションマッピング」は,すぐにでもゲームやアニメのコラボカフェで採用されそうな技術の展示だ。
 寒天や水,グラニュー糖といった食べられる素材で再帰性反射材を作り,それを使えば食べ物の上に映像を投映できるというもので,会場では,パンケーキの上にプロジェクションマッピングでキャラクターを表示する様子を披露していた。パンケーキを動かしても,映像がちゃんと追従していたのが見どころだ。

パンケーキの上にに載っているゼリーのようなものが再帰性反射材で,右側のイラストは投映した映像だ
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首からぶら下げているのが,Hapbeatのデモ機。開発中のものなのでデザインは無骨だが,製品版は形状が異なるそうだ
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 東京工業大学から生まれたスタートアップ企業のHapbeatが開発したハプティクス(触感フィードバック)デバイス「Hapbeat」の展示も面白かった。
 Hapbeatとは,音の振動を体に伝えることで,迫力や臨場感を感じさせるというデバイスだ。会場にあったデモ機は,ネックストラップの先端にHapbeatの特殊なバイブレータを取り付けてあった。このバイブレータは,既存の小型バイブレータよりも強力な振動を発生させることが可能であるという。
 レースゲームを使ったデモでは,実際にエンジンの振動っぽい動きを体感できた。説明員によると,ゲーム用途においてはレースゲームやFPS向けを想定しているとのこと。

スマートフォンにつないでみたが,リズムゲームは曲次第な印象。ネックスピーカーとセットで使うとよさそうだ
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 なお,「Hapbeat(Necklace Ver.β)」が,Boothで販売中だ(※本稿掲載時点では品切れだったが)。こちらは製品版に近い形状となっており,気になる人はチェックしてみるといいだろう。


8K映像を扱うソリューションが増える


 続いては,Inter BEE 2018の展示から,注目の製品や技術をピックアップしていこう。
 2018のInter BEEでは,4K映像はもはや当たり前で,12月1日にスタートした新4K8K放送を背景に,8K対応をアピールする展示が目立った。8K放送が身近になるのは当分先の話だが,ゲームにおいて4K解像度が身近になるのは,そう遠い話ではない。

Vook Labのコーナーに展示されていた岡田氏の作業PC。4K非圧縮ソースの処理だけでなく,8K非圧縮ソースもそれなりに行けるとのこと
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 今回は,Inter BEE 2015のレポートでも登場した映像制作会社スタッドの代表取締役でもある岡田太一氏と一緒に会場を回った。岡田氏曰く「そろそろ4Kで録画して,4KでYouTubeにアップロードするゲーマーも増えてくると思うけど,ハイスペックなゲーミングPCなら余裕だからやってみてね」とのこと。4K映像をスムーズに処理をしたいのならば,CPUやGPUだけでなく,高速に読み出せるストレージとして,NVM Express接続のM.2 SSDがお勧めだそうだ。

作業PCの主なスペック(左)。「GeForce RTX 2080 Ti」×2の入手には苦労したそうで,海外から届いたと思ったら「GeForce RTX 2080」だったこともあったとか。グラフィックスカード同士の接続には,Inter BEE 2018開催時点では未発売だったASUSTeK Computer(以下,ASUS)製のNVLinkブリッジ「ROG-NVLINK-4」を使っているとのこと(右)。国内だけでなく海外でも入手できなかったので,展示のためにASUSと交渉して借り受けたそうだ
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8K60p映像のライブグレーディングデモに使われていたPC
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 まずは,映像や放送機器を扱うアストロデザインのブースにあった8K60p映像のライブグレーディングデモを紹介しよう。
 8K解像度で60pの映像となると,扱うには単純なCPUやGPUの性能だけでは済まない。CPUとメインメモリ,CPUと拡張機器,CPUとストレージなど,あらゆるデータ転送における帯域幅を確保することが重要な世界であるそうだ。デモ機の説明図を見ても,非圧縮の8K映像ソースを扱うには,今どきのハイエンドPCでもまったく足りないことが分かるだろう。

8K60p映像のライブグレーディングに使うPCの構成図(左)。ストレージ性能はもちろんのこと,拡張カード類やCPUとメインメモリの帯域幅もPCとは桁違いに必要となる。右写真は8K60pの映像データに必要なストレージ帯域幅を示したものだ。最高品質の「非圧縮4:4:4」になると,1TBのストレージで2分弱しか保存できない
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左写真は,デモシステムによる実演の様子で,中央と右に見える機材でカラーグレーディング処理を行い,左手に見えるディスプレイに結果を表示している。右写真は,映像ソースとなるステージを撮影している様子だ
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 映像関連システムを開発するアズラボのブースでは,8K60pよりもはるかにデータ量の多い「16K120p非圧縮映像再生」という力強いキーワードが掲げられていた。現時点で構築可能なシステムでも,16K120p非圧縮映像を表示できるというアピールであるが,劇場やアトラクションのような環境以外で,これだけの高解像度かつ高フレームレートの映像を1画面で体験できるようになるのは,さすがにもう少し先だろうか。

16K IPストリーミングのデモもあった(左)。右写真は16K IPストリーミングのデータだ
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こちらはアズラボのプロジェクションマッピングデモ「お部屋マッパー」。プロジェクタ1台とドーム型ミラーで,部屋全体にプロジェクションマッピングできるというもの。ゲーム系のコラボイベントで使えそうではないか
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 メディアアート演出を手がけるアバクスは,研究開発部門である劇団エックス名義で,音に触れたり,動かしたりといった音を物体のように操作可能にした技術「Sonic User Interface」を出展していた。
 展示ブースには,横に長く連結されたスピーカーが用意されており,その前で体験者は,VR HMD「Vive」のワンド型コントローラを手に持って立つ。

ずらりと横に並んだスピーカー
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 そして体験者がコントローラを動かすと,コントローラの位置から音が聞こえてくるのだ。左右だけでなく,前後や上下の動きにも対応しており,ボールを上下に動かすデモは,ちゃんとその位置から音が聞こえてきた。
 デモの様子を撮影した動画を,ステレオスピーカーやヘッドフォンで音を聞きながら見てもらうと,雰囲気が伝わると思う。カメラの内蔵ステレオマイクで音の動きを忠実に録音するのは難しいのだが,とくに後半では音の動きが聞き取りやすいだろう。


設定用のmac
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 Viveのコントローラを使っていることから想像が付くとおり,コントローラの位置トラッキングには,Viveのベースステーションを使っている。位置トラッキングと最大で96ch分のスピーカーを利用して,音を自在に動かせるというわけだ。
 また,任意の範囲に狙った音声を再生することもできる。たとえば,スピーカー正面の左側に立つと日本語の,右側に立つと英語音声が聞こえるといったことも可能だ。左側にいるときは英語音声がまったく聞こえてこないので,実に不思議な感覚だった。

楓さんの前に立つと,楓さんの声だけが聞こえるなんてことができる
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 説明によると,写真のスピーカーモジュールを横方向に増やすことで,Sonic User Interfaceのシステムは512chまで拡張できるそうだ。任意の範囲に任意の音声を再生する機能も,デモより細かく設定可能で,たとえば横に並んだ20人に,それぞれ異なる音声を聴かせることもできるという説明だった。
 たとえば,横長のサイネージに,横に並んだゲームキャラクターの映像を表示しておき,あるキャラクターの前に立つとその声だけが聞こえる(※それ以外のキャラクターの声は聞こえない)といったことができるわけだ。

 相応に規模の大きなシステムなので,ゲーマーが自宅に導入する技術ではないが,イベント向けのシステムとしては面白い。キャラクターの多いゲームのイベントやライブ向けに使えそうで,将来にはイベントの場で目にする機会があるかもしれない。

 映像機器メーカーとして,その名を覚えている人もいそうなYUAN High-Tech Development(以下,YUAN)のブースでは,4K60p対応のキャプチャデバイスが展示されていた。中でも,USB Type-C接続タイプの「PD570 PRO HDMI2.0」がちょっと便利そうだ。
 PD570 PRO HDMI2.0は,PCとの接続にUSB 3.0を用いるキャプチャデバイスで,映像入力は4K60pまで対応。録画はソフトウェア次第とのことだった。

オレンジ色の矢印が示している白い箱がPD570 PRO HDMI2.0だ。右写真は,プレビューを表示させた状態でのCPUおよびGPU使用率をタスクマネージャーで確認したところ。キャプチャアプリは「vMIX」というライブビデオストリーミング用ソフトで,CPUは「Core i7-6700HQ」,GPUにはCPUの統合グラフィックス機能を使用しており,CPU負荷,GPU負荷ともに約33%だった
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 そのほかに,M.2接続型のビデオキャプチャカードという珍しいものもあった。発想がどこか変態的だと思ったのだが,PCI Express対応のM.2スロットであれば仕様的には可能なので,コンパクトな筐体とマザーボードを使ったVol.デオキャプチャ専用PCというのはありかもしれない。

組み込み用途向けのM.2接続型ビデオキャプチャカード(左)。長さがわずか30mmという超小型カードや,4K30p対応のカードなどもある
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超小型PCにM.2接続型ビデオキャプチャカードを取り付けたデモ機。フレキケーブルで接続端子のついたサブ基板につなぐという代物で,自作PCで気軽に使えるものではなさそうだ
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 以下では,写真中心に,Inter BEE 2018会場で見かけたちょっと便利そうなPC用周辺機器や映像関連ソリューションをまとめて紹介しよう。

M.2ストレージ×4を内蔵可能なOWC製の外付けストレージボックス「Express 4M2」(左)。PCとの接続はThunderbolt 3で,RAIDにも対応しているとのこと。右写真はExpress 4M2の内部で,負荷がかかると高温になるSSDを冷やすため,小型の空冷ファンを内蔵しているのが分かる
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エイム電子製の光ファイバーHDMIケーブル。最短で10m,最長では100mまでの長さがある4K60p対応ケーブルだ。チラシには「eスポーツの大会向けでもある」との記述があったが,10mなら個人宅用としてもいちおうアリか。右写真は,ドイツのオーディオ機器メーカーであるbeyerdynamicのUSB接続型マイク「FOX」。マイク側でPCのサウンドとマイク音声のどちらを大きくするか調整できるほか,モニター用の3.5mmミニピンヘッドフォン出力端子も備えている。配信用としてなかなかよさそうだ
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アスクが展示していたZero Densityの映像合成システム「Reality Engine」のデモ(左)。ビデオカメラで撮影した映像とUnreal EngineベースのCGによる背景を合成するシステムで,カメラの移動にも追従するという。ブースの天井に張り巡らされた鉄骨に,小さなマーカーが無数についていた。自由にカメラを動かすためマーカーだが,それなりに広いスタジオでの撮影を前提としたシステムのようだ
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Inter BEE公式Webサイト

デジタルコンテンツEXPO公式Webサイト


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