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単体GPU投入に向けた布石か? Intel,グラフィックス関連情報の提供に向けたメールアドレス登録キャンペーンを始める
Odysseyのリンクを開くと,「ゲーマーからコンテンツ制作者まで,グラフィックスとビジュアルコンピューティングに焦点を当てたコミュニティである」といった説明に続いて,「Intel Gaming Access newsletter」というニュースレーターへの登録フォームが表示される。ここに登録しておくと,Intelが手がけるグラフィックス分野の最新情報や限定オファーなどが得られるという。
また,登録ユーザーは,βテストへの優先的な参加や景品のプレゼント,イベントへの招待といった特典も抽選で得られるそうだ。
登録時のフォームには,「Event Location」(イベントの開催地)という項目があり,北米の大都市のほか,北京や台北,ソウルといったアジア太平洋地域の大都市,ロンドンやパリ,ミュンヘンといった欧州の大都市を選択できるようになっていた。Intelが今後,これらの都市でなんらかのユーザー向けイベントを計画しているという可能性はありそうだ。
ただ,残念ながら日本の都市は選択肢の中になかった。
Intelでグラフィックス関連の話題といえば,2020年のリリースに向けて開発中という単体GPUの話題が思い浮かぶ人もいるだろう。Odysseyの取り組みが,単体GPUに向けた布石とまでは断言できないものの,名称がOdysseyで,さらに「近くのイベントロケーション」を選ばせるというあたりからして,「世界中の都市を股にかけた,単体GPUの大規模プロモーション」に向けての第一歩というのは,そう外れてもいない予想のように思う。
ともあれ,Intelの単体GPUや今後のグラフィックスに関する話題に興味のある人は,Odysseyに登録しておくといいのではないだろうか。
IntelのOdyssey告知ページ(英語)
IntelのIntel Graphics公式Twitter
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