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999.9(フォーナインズ)が新商品展示会を開催。ゲーマー向けアイウェア「PLAIDe」(プレイド)に注目が集まる
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印刷2019/10/30 16:00

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999.9(フォーナインズ)が新商品展示会を開催。ゲーマー向けアイウェア「PLAIDe」(プレイド)に注目が集まる

 2019年10月17日,アイウェアブランド・999.9(フォーナインズ)は都内にて,新商品展示会「NEW COLLECTION 2019-2020」を開催した。東京ゲームショウ2019会場で初披露となったゲーマー向けアイウェア「PLAIDe」(プレイド)も展示されていたので,おさらいもかねてレポートしたい。なお,「PLAIDe」の発売は2020年1月に予定されている。

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フォーナインズ「PLAIDe」製品情報ページ


 今回の展示会に掲げられたテーマは「OPEN YOU UP」。フォーナインズの妥協のないモノづくり,良好な掛け心地と優れたデザインより,自分らしさを解放するといった意味合いのようだ。会場にはメタルやプラスチックベースの新作フレームに加えて,「PLAIDe」のコーナーが展開されていた。

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 「PLAIDe」はさまざまなジャンルのプロゲーマーからフィードバックを受けながら,開発が進められている。ちなみに「鉄拳」シリーズの開発チームにフォーナインズのフレーム愛用者が多いという縁もあり,鉄拳プレイヤーも多いとのことだ。
 デザインの路線としては,ゴリゴリのゲーミングなフレームではなく,日常的に着用できるものとなっている。フロントのスタイルにはウェリントン,スクエア,ボストンがあり,それぞれカラーバリエーションが3つ。計9種類の展開で選びやすくなっているのもポイントだろう。

「PLAIDe」のラインナップ
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側面に「PLAIDe」と刻印されている
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 ゲームを遊ぶ環境に特化して設計された「PLAIDe」は,安定したフィット感と包み込むような掛け心地で,装着している感じがほとんどしない。これは試着してみれば,すぐに実感できるだろう。
 なかでもテンプルの形状は特徴的だ。弾性のあるβチタンのテンプルは0.7mmに,ラバーを採用したモダンは2.5mmと極限まで薄くし,テンプルの途中にはクランクのような形状を設けている。この構造によって,ゲーマー向けヘッドセットと合わせたとき,締め付けが増したと感じたり,食い込んで痛くなったりすることはおきにくいだろう。
 また,側頭部に広い面で接触しやすくなり,ソフトなホールド感でも長時間,十分に安定するというわけだ。

テンプルとモダンの形状がポイント
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ヒンジ部
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 フレームの形状だけでなく,「PLAIDe」の専用レンズにも注目したい。可能な限り,画面の色が変わらないようにしつつ,写り込みを抑制するオリジナルレンズを備えているという。写り込みの抑制はレンズ表面に超低反射コートを施すことで実現。また,レンズは透明ではなく,わずかにグレーが入っているが,これには特殊な染材が使われており,色の変化は非常に小さい。

 こうした工夫により,コントラストがハッキリしやすくなり,たとえば黒背景に白文字が表示されるシーンや,白文字の周辺にエフェクトがあるようなシーンにおいても視認性が高くなっている。機会があればぜひ試してほしいところだが,その際にはプレイ頻度の高いゲームやそのときに遊んでいるゲームのスクリーンショットでチェックすることをオススメする。

レンズの色の変化はほとんどない
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 「PLAIDe」以外のラインナップも紹介しておこう。フォーナインズでは「逆Rヒンジ」と呼ばれる独自パーツを採用しているフレームが多い。これは同社製品の象徴でもあり,強度を確保しつつ,包み込むような着け心地を実現するために開発されたという。

逆Rヒンジ
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 裸眼視力にあまり不安がないものの,機能的な面白さを求める人にはNPM-55シリーズがおすすめだ。跳ね上げ式になっているため,裸眼で確認したい場合もスムーズに対応。また,メガネを愛用しているものの,「手近な物を見るときは裸眼のほうがいい」というおっさんゲーマー向けでもある。

NPM-55シリーズ。正面のプラスチックフレーム部が跳ね上がる
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安定性と強度を得るために,一体成型のメタルブロウバーを採用している
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これは「S-161T」シリーズ。独自のレイヤードブリッジ構造が特徴的だ
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 冒頭に触れたとおり,ゲーマー向けメガネ「PLAIDe」の販売時期は2020年1月から,フレーム価格は各2万9000円(+税)の予定。発売が近づくにつれて,ゲーム関連のイベントなどで試着ができる機会は増えていくはずだ。ちなみに従来の製品においても,包み込むような着け心地は共通しているので,フォーナインズ製品を取り扱う店舗に足を運んでチェックしてみるのもいいだろう。

フォーナインズ「PLAIDe」製品情報ページ

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