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Intel,ゲーマー向けネットワーク製品「Killer」で知られるRivet Networksを買収
Rivet Networksは,もともとはBigfoot Networksという社名で設立された企業で,2011年にQualcomm傘下の企業であるQualcomm Atherosに買収されたあとは,Qualcommの孫会社として活動を続けてきた(関連記事)。それが今回,Intelに買収されることとなったわけだ。これにより,Killerブランドの製品やソフトウェアは,Intelのネットワークソリューションに統合されるという。
Rivet NetworksとIntelは,Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応の無線LAN製品である「Killer AX1650」の開発で協業しており,近年では近しい関係にあった。そのため,Rivet Networksの知的財産やスタッフを取り込むことが,Intelのネットワーク製品ビジネスに有用であると判断したのだろう。
将来的には,Intel製の無線LAN,有線LAN機能を搭載するゲーマー向けマザーボードやPCで,Killerブランドのゲーマー向けQoS(Quality of Service)ソフトウェアが使えるようになるかもしれない。
Intelの当該プレスリリース(英語)
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