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話題のゲーマー向け超小型PC「OneGx1」が国内初披露。合体可能なゲームパッドやLTE対応は競合製品にない魅力だ
本稿では,OneGx1の実機写真を中心に,その特徴を紹介したい。
4Gamerでは何度も紹介しているが,OneGx1は,公称本体サイズが約173
ONE-NETBOOKでは,既存の小型ノートPCにも同じCPUを採用していたが,OneGx1は,ゲーマー向け製品として相応しい性能を実現するために冷却機構を見直しており,純銅製のヒートパイプと2基の冷却ファンを組み合わせたものを組み込んだという。
OneGx1国内モデルの見どころは主に3つある。1つめはキーボードだ。国内モデルの発売にあたり,新たに開発した日本語配列キーボードを搭載した。これは,日本のゲーマーから募集した(関連記事)レイアウト案を元にONE-NETBOOKとテックワンが共同で開発を進めたそうだ。
2つめの見どころは,専用ゲームパッドである「OneGx1コントローラー」の存在である。OneGx1自体は,自体はクラムシェル型ノートPCであるが,OneGx1コントローラーをOneGx1の側面に装着することで,携帯ゲーム機のようにゲームをプレイできるのだ。
左右のOneGx1コントローラーは,いずれもアナログスティックと4つのボタン,2つのトリガーボタンを備える。Nintendo Switchの「Joy-Con」を想像するとわかりやすい。
外部のディスプレイやテレビと接続して,OneGx1コントローラーを手に持ってプレイしたり,OneGx1コントローラーを2つに分けて,2人でゲームをプレイしたりといったことも可能だ。
OneGx1コントローラーは別売りのオプション品だが,テックワンでは,早期予約者向けの数量限定特典として,無料でプレゼントするキャンペーンを実施中なので,安く一式を手に入れたい人は予約をしたほうがよさそうだ。
3つめの見どころは,Wi-Fi対応モデルだけでなく,4G LTE対応モデルを用意する点だ。SIMスロットを内蔵して,4G LTEを利用できるノートPCは増えつつあるものの,国内で購入できる小型ノートPCで4G LTE対応モデルは,まだまだ少ないない。OneGx1の4G LTE対応モデルを選べば,Wi-Fi環境がない場所でもオンラインゲームがプレイできるわけだ。あるいは,外出先で「GeForce NOW」のようなクラウドゲームサービスを利用して,リッチなグラフィックスのPCゲームをプレイするのもありだろう。
ONE-NETBOOKが満を持して投入するOneGx1は,着脱可能な専用ゲームパッドや4G LTE対応など,競合製品とは違った魅力を備えている。4コア8スレッド対応CPUと容量8GBのメインメモリ,容量256GBの内蔵ストレージを備えて,Wi-Fiモデルが税込9万8780円,4G LTE対応モデルが税込10万9780円という価格も魅力的と言っていい。
なお,ONE-NETBOOKは,2020年後半にIntelの次世代CPU「Tiger Lake」を搭載したOneGx1を発表する予定だ。ただし,新型コロナウィルスの影響により,開発スケジュールは流動的になっているそうで,具体的な発表時期は決まっていないとのことだった。
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テックワンのOneGx1製品情報ページ
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