Steam Deckのサプライチェーン問題が解消されつつあることが明らかに。予約枠の前倒しも

　Valveは，Steam Deckを予約しているユーザーに向けて，生産や出荷に関する声明文を2022年7月30日に発表した。


　Steam Deckは，2022年2月25日に発売されて以降，世界中のSteamユーザーの人気を集め品薄状態が続いている小型ゲーミングPCだ。日本国内での販売は年内予定としている。

　声明文では，Steam Deckを予約しているユーザーに対して，想定よりも早く製品を出荷できるようになったことを報告しており，第4四半期以降の予約枠のユーザーの大半は第3四半期（7月〜9月）の予約枠に，それ以外のユーザーは第4四半期（10月〜12月）の予約枠に変更となった。なお，これから予約するユーザーは第4四半期の予約枠に入ることになり，予約キューがすべて埋まった場合，次の四半期に移るとしている。


　加えて，Steam Deckの出荷に影響を及ぼしていた原材料不足によるサプライチェーンの問題の多くが徐々に解消されつつあることが明らかになった。6月には，Steam Deckの出荷量を2倍にするなどの発表があり，生産は順調に進んでいるようなので，国内向け販売に関する新情報にも期待したいところだ。

Steam Deckの生産に関する嬉しいお知らせ