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ASUS,ゲーマー向けChromebookを国内発売。144Hzディスプレイと第11世代Core搭載でChromebookとしては性能も高い
搭載CPUに「Core i5-1135G7」を採用する上位モデル「CX5501FEA-NA0256」と,「Core i3-1115G4」を搭載する「CX5501FEA-NA0258」という2モデルをラインナップしており,税込価格は順に11万9800円,8万9800円となっている。
CX5501は,Googleが主導するゲーマー向けChromebookのASUS版となる製品だ。比較的高性能なCPUに加えて,容量8GBのメインメモリを搭載することで,Webブラウザで多くのタブを開いたり,サイズが大きなファイルを編集したりといった負荷が高い作業にも対応できるという。ゲーマー向けの要素としては,冒頭でも触れた144Hz表示対応ディスプレイの採用に加えて,最大15キーまでのアンチゴースト機能に対応したキーボードを備える点が挙げられる。
ただし,Chromebookで動作可能なAndroid用ゲームはあまりないので,基本的には「GeForce NOW」や「Xbox Cloud Gaming」といったクラウドゲームサービスの利用を前提としたものだ。Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」がきちんとサービスを続けていれば,Stadia向けのプラットフォームになったのかもしれないが,既報のとおり,Stadiaは日本に上陸することもなく,2023年1月にサービスを終了することになってしまった。ゲーマー向けChromebookは,なんともタイミングの悪い登場と言えなくもない。
なお,GeForce NOWの場合,一部の国や地域おいて,解像度2560
日本国内では,ゲーマー向けというほど,ゲームで活用するには難しいが,高性能なChromebookが欲しいという人にとっては惹かれるところがあるかもしれない。
ASUSのCX5501製品情報ページ
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