フルHDで240Hz表示が可能なBenQ製ゲーマー向け4Kプロジェクタに新製品が登場

　2023年9月21日，BenQの日本法人であるベンキュージャパンは，ゲーマー向けプロジェクタである「X」シリーズの新製品として，「X3100i」「X500i」「X300G」という3製品を国内発表した。いずれも解像度が3840×2160ドットの映像を投影できるのに加えて，解像度2560×1440ドットで120Hz，解像度1920×1080ドットならば240Hzという高速な映像表示に対応するのが特徴だ。
　2023年秋冬時期の発売を予定しており，本稿執筆時点で価格は明らかになっていない。

左からX500i，X3100i，X300G

　X3100iは，2022年3月に登場した「X3000i」の後継製品だ。X3000iは，最大輝度が3000ルーメンだったのに対して，X3100iでは最大3300ルーメンに向上した。また，レンズを動かして投影する映像の位置を調整する垂直レンズシフト機能をあ新たに搭載しており，設置する場所を柔軟に変更できるようになったそうだ。

　X500iとX300Gは，X3100iと比べると小型の短焦点プロジェクタで，約1.54〜1.84m離れた位置に100インチサイズの映像を投影できる。X300Gは部屋から部屋への持ち運びも想定しているとのこと。

　なお，今回発表となった製品は，9月21日〜24日まで開催されている「東京ゲームショウ2023」のBenQブースで展示するという。また，BenQは，東京ゲームショウ2023の期間中に同社製のゲーマー向けディスプレイなどを15％引きで購入できるキャンペーンも実施しているので，気になる人はチェックするといいだろう。

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