企画記事
2020年11月21日に30周年を迎えたスーパーファミコン。あなたはどんなゲームと共に育った? 4Gamerスタッフが振り返る名作・珍作
そんなスーパーファミコンの30周年を記念し,定番のヒット作や隠れた名作,シリーズタイトルなどを紹介しよう……と思い立ったはいいが,筆者個人としては大変困った問題に直面することになった。というのも,小学生のころにスーパーファミコンが発売され,中学校に上がってしばらくまでその盛り上がりを体験した“ド直球”な世代のため,メジャーどころでいくにも,マイナーなところを攻めるにも,どちらもあまりに数が多い。正直に言ってしまうと全く絞り込めなかったのだ。
そこで,4Gamerスタッフに協力を仰ぐことに。「なんか好きだったゲームとかとか思い入れのあるタイトルを2つ3つ教えて?」という質問を投げてみたら14人が反応し,全部で34タイトル+1シリーズの名前が挙がったので,これらを紹介してみたい。好きな作品,忘れられない作品があった人もなかった人も,30年の歴史を自分なりに,この記事とともに思い返してみてほしい。
「ご自由に思いを語ってね」と言ったら,ほんとに自由な34タイトル+1シリーズの名前が挙がりました
■ito
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言発売年は19歳で,そこから社会人になるまでの数年,今でいうリア充のパンピーとして生活していた。そのためプレイしたゲームはあまり思い浮かばなかったが,自宅を漁ると「伝説のオウガバトル」や「バトル・マスター 究極の戦士たち」といった数本のソフトが出てきた。意外に遊んでいたようで,自分のことながらビックリ。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
制服伝説 プリティ・ファイター(1994年12月2日 / イマジニア)
流行したストIIも購入していたはずだが,探してみると手元に残っている格ゲーは「バトル・マスター 究極の戦士たち」と「幽遊白書2 格闘の章」,本作の3本のみ。セガサターンで出た続編「制服伝説 プリティ・ファイターX」もあったので,あらためて好きだったのだなと思った。
ブレス オブ ファイア 竜の戦士(1993年4月3日 / カプコン)
個人的にドラクエやFFと並ぶRPGシリーズだと思っている。羽の生えたヒロイン・ニーナが印象的で,物語や主人公を忘れてしまった今でも,それだけは覚えている。続編は出ないのでしょうか。
スーパーロボット大戦EX(1994年3月25日 / バンプレスト)
以前からスパロボシリーズを遊んでいたが,オリジナル作品のキャラクターが主人公になった最初の作品なので,今でも記憶に残っている。個人的に,リューネとヴァルシオーネは「スーパーロボット大戦Z」の主人公・セツコの次くらいにかわいいと思う。
ゴールデンウィークはSwitchでファミコン&スーパーファミコンを楽しもう。いまNintendo Switch Onlineで遊べる全てのタイトルを紹介
ファミコンとスーパーファミコンのタイトルが楽しめるSwitch向けサービス「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」と「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」の配信全タイトルをまとめて紹介しよう。
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■御月亜希
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言思い入れのあるスーファミタイトルを考えると,後期のものが多く思い浮かぶのだが,あの時期のドット絵のクオリティは,なんというか狂ってると思う。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(1996年3月22日 / バンプレスト)
シリーズを初代から順にプレイしている大ファンであり,スーファミタイトルはどれも思い出深い。戦闘シーンが大幅強化された「第3次」,独自の世界観での展開で,原作の敵さえ味方になってしまう「EX」,システム面の完成を迎えた「第4次」……しかし,筆者はあえて「魔装機神」を挙げたい。リアル等身で描かれたメカはバツグンにかっこよく,シナリオ分岐も豊富で何度も遊びたくなる。シリーズを通して,今でも一番好きなスパロボだ。
STAR OCEAN(1996年7月19日 / エニックス)
スーファミソフトとしては最大容量のROMをウリにしていただけあって,グラフィックスは最高峰。しかも戦闘はリアルタイムでフルボイスというリッチすぎるタイトルで,子供心に「こりゃやばいぞ」とワクワクして遊んだ覚えがある。豊富なアイテム,頭を悩ませる仲間の加入システム,秀逸な仲間キャラクターの表現……褒めたいところはたくさんあるが,詳しくは移植時に書いた振り返り記事(リンク)をどうぞ。
「スターオーシャン」はこういうゲームだった。リマスターにあたり,第1作をスーパーファミコン時代から振り返る
スクウェア・エニックスは,RPG「スターオーシャン1 -First Departure R-」を本日(2019年12月5日)発売した。本作は「スターオーシャン」シリーズの第1作のリメイク版を移植したものだが,そもそも初代「STAR OCEAN」とはどのようなタイトルだったのか。スーパーファミコン版から振り返ってみよう。
ルドラの秘宝(1996年4月5日 / スクウェア)
スーファミにおけるスクウェア最高のRPGはこれだと断言する。同社が開発したスーファミタイトルとしては,最後の一作なのだから,その完成度は高いに決まっている。楽しすぎるオリジナルの言霊(魔法みたいなもの)作成システム,最高にカッコイイ音楽,そして何より,異常に美しく動きまくる,狂っているとしか思えないクオリティの敵やキャラクターのドット絵。最高だ。
しかし発売が遅すぎた。とっくにPlayStationは出ていて,1年も経たずに「ファイナルファンタジーVII」が発売されるのだ。そのためか知名度は低く,知る人ぞ知る名作RPGとなってしまった。
非常に残念なことだが,本作はリメイクされたことがないどころか,移植の機会すら滅多にない。Wii,Wii Uのバーチャルコンソールで出たぐらいで,現世代のゲーム機で遊ぶ手段はないのだ。頼むよスクエニさん! ほんと頼むよ! リメイクとかHD移植でなくていい,そのままでいいから遊ばせてくれ! いや,欲を言うと,言霊の強い作り方を理解してしまっているので,各文字の効果を変えた環境とかで遊んでみたい気もするけど,それはそれとして,とにかくルドラを待ってますよスクエニさん!
■さがさん
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言筆者が小学生のころ,スーパーファミコンが全盛期だった気がします。たくさんソフトを持っていたけれど,今でも根に持っ……思い出深いタイトルを選びました。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
ときめきメモリアル 伝説の樹の下で(1996年2月9日 / KONAMI)
筆者と恋愛SLGとの初めての出会い。これが私のゲーム人生を決めたといっても過言ではない。隠しキャラも含め攻略していたのに,メインの藤崎詩織だけ攻略できなかった悔しさは今でも忘れない。
スーパースコープ6(1993年6月21日 / 任天堂。スーパースコープ本体と同梱)
まだぎりぎりサンタさんを信じていたころのクリスマスプレゼント。シューティングゲームが好きだったわけでもなく,欲しいとお願いしていたわけでもなかったので,姉と顔を見合わせたのを今でも覚えている。実際遊んだら楽しかったが,明らかに父親のほうが遊んでいた。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児(1993年7月30日 / バンダイ)
幼児向けなどとあなどってはいけない内容。さまざまなミニゲームがあり,難度もボリュームもそこそこあるのに,セーブシステムが存在しない。途中で諦めたら最後,イチからやり直しとなる鬼畜仕様。当時の筆者はクリアできずに終わってしまったほろ苦い思い出。
■だび
ピックアップしたタイトルとコメントを一言スーパードンキーコング シリーズ
(1994年11月26日 1作目「スーパードンキーコング」発売 / 任天堂)
自分が初めてSFCに触ったのは,後期に差し掛かった1994年のことだったと記憶している。幼稚園児だった自分は家にゲームハードがなく,専ら友達の家で一緒にゲームを遊んでいた。しかしSFCは,友達の兄ちゃんグループに独占されてほとんど遊べず,自分たちはお下がりのファミコンばかりをプレイしていた。
そんな幼稚園児の我々が,なにより憧れていたのがこの「スーパードンキーコング」シリーズ。とくにグラフィックスは,自分たちが遊んでいたファミコンのソフトはもちろん,ほかのSFCタイトルとも一線を画すほどの圧倒的な美しさ。ジャングルや吹雪の谷,水晶が美しいトンネル,古ぼけた工場といったようにめまぐるしく変わるステージ,道中で手助けしてくれるさまざまな仲間(アニマルフレンド)など,プレイを見ているだけでも楽しかった。
結局自分たちがプレイできたのは,友人の兄が留守のときくらいだった。いないのを確認し,コッソリ拝借したカギで友人の兄の部屋に侵入して遊んでいたのだ。「兄貴たちはいつ帰ってくるのだろうか」とおびえながらも,コントローラを回しっこしながら夢中になって遊んだのは良い思い出だ。
兄ちゃんグループの興味はPSやニンテンドー64に移ったのちも,自分たちはずっと「スーパードンキーコング」の虜。2や3もそれぞれ102%,103%の完全クリアまでやり倒したのは言うまでもない。
この企画あたって久しぶりにシリーズをひと通りプレイしてみたところ,ステージの攻略方法からボーナスステージの位置まで怖いくらいに覚えていた。やっぱり子供のころに夢中になったことはいつまでも覚えているんだなあ。
「真・女神転生」や「スーパードンキーコング」など3作が登場。「ファミコン&スーファミ Nintendo Switch Online」が7月15日に更新
任天堂は本日,「Nintendo Switch Online」に加入することで遊べるファミコンゲーム集「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」のタイトル追加を,7月15日に実施すると発表した。今回追加されるのは名作RPG「真・女神転生」など3タイトルだ。
「ファイアーエムブレム 紋章の謎」「スーパードンキーコング 2」などの4作が9月23日に追加へ。Nintendo Switch Online更新情報
任天堂は本日,「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」の,2020年9月の追加タイトルを発表した。追加日は9月23日。今回は,「スーパーテニス・ワールドサーキット」「ファイアーエムブレム 紋章の謎」「ワイルドガンズ」,そして「スーパードンキーコング 2」が新たに登場するのだ。
■TeT
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言中学時代に「ストII」や「スーパーフォーメーションサッカー」を部活の合宿に持ち込んで先輩や後輩とワイワイ遊んでいた記憶もあるし,「ドラクエV」で結婚相手を決める時,迷った挙げ句に面白半分でフローラを選んだ結果,後に一人で暮らしているビアンカを見て激しく胸を痛めた記憶もある。
でも,初めて遊んだソフトとか,いまだに好きなシリーズに触れたきっかけとか,びっくりするぐらい不具合が多くてびっくりしまくった怪作なんかのほうが先に思い浮かんだので,それらを列挙してみた。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
ポピュラス(1990年12月16日 / イマジニア)
1990年のクリスマスシーズン,本体と同時に買ってもらえたのが「ポピュラス」(ほかに在庫があったのは「ボンバザル」)。仕方なく選んだだけだったうえ,中1に神の視点は難しかった。それでも地形をいじって人を殺めるのは楽しかった。いや,楽しいと自分に言い聞かせて我慢して遊んでいた。本当は「スーパーマリオワールド」がやりたかった。
スーパーファイヤープロレスリング(1991年12月20日 / ヒューマン)
PCエンジンを買ってもらえなかったので,初めて触れた「ファイプロ」がこちら。いまだにファイプロが好きなのはきっと,あの時期にこれに出会ったからだろう。若元一徹に何度「ダメだ!」と言われたことか。今見ると,登場レスラーのモデルのうち半数以上が他界している。切ない。
摩訶摩訶(1992年4月24日 / シグマ)
相原コージのキャラクターデザインに興味を持って購入したはいいが,とにかくバグが多くて途中で放り出した。それでもバグの多さを含めて記憶には残っているので,今としては感謝したい(……のか?)。あと音楽をTHE JAYWALKの知久光康さんが担当していたことを今知った。びっくり。
■でんこ
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言「スーパーファミコンと同い年なんです(誕生月も一緒)」を鉄板の自己紹介ネタとして使ってます。いつもありがとうスーパーファミコン。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
美少女戦士セーラームーン(1993年8月27日 / エンジェル)
友達と2人で遊ぶ定番タイトルといえばコレでした。大人になってから気付いたけど,道中に現れる敵をパンチ,キック,ときにはヘッドバッドでなぎ倒していくセーラー戦士って,なんか迫力ありますね。あと,敵の見た目が地味に怖い。
ドラゴンボールZ 超武闘伝3(1994年9月29日 / バンダイ)
いとこの家へ行くたび,兄妹で遊び倒した思い出のタイトル。対戦中の技の打ち返し合戦で容赦ない攻撃を浴びせてくるお兄ちゃんに泣かされたのが懐かしい。タイトル画面で隠しコマンド(※)を入力してたなぁ。
※タイトル画面で,ベジータと悟空の「いくぞカカロット」「こいベジータ」の掛け合いが終わるまでにコマンドを入力し終えると,隠しキャラであるTRUNKS(トランクス)が使えるようになります。
パネルでポン(1995年10月27日 / 任天堂)
お兄ちゃんに泣かされたタイトルその2。小さいころはアクティブ連鎖なんてものはできなくて,相手から送られてくるおじゃまパネルを少しずつ崩しながらちびちび反撃してました。対戦で泣かされた記憶はあれど,パズルゲームの面白さと難しさを教えてくれた「パネルでポン」は,今でも遊びたくなる名作です。
Nobu
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言PCエンジン派で当時からハードウェア戦争の最前線にいた気のする筆者(中学生時代)が,膝を屈してスーパーファミコン本体を購入するに至ったのは「FFIV」の登場でした。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
ファイナルファンタジーIV(1991年7月19日 / スクウェア)
言わずと知れたFFシリーズ第4作。思い出すことはいろいろありますが,パロムとポロムのエピソードは当時衝撃でした。
弟切草(1992年3月7日 / チュンソフト)
何をもってエンディングとするのか。遊び方の分からない初のサウンドノベルということもあり,遊べば遊ぶほど正体不明の物語になっていく,当時そんな印象のゲームでした。魚怖い。
ポピュラス(1990年12月16日 / イマジニア)
まずは土地を盛ります。高地で人口を増やします。洪水を起こしてNPCを一掃します。ハルマゲドン。という遊びをいつもしていたような気がします。当時,自分に何か思うところがあったのでしょうか?
■ばしょう
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言初めて買ってもらった据え置きのゲーム機だった。いまでも現役で頑張ってくれている。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
美少女戦士セーラームーン(1993年8月27日 / エンジェル)
男友達がなぜか持っていて,なぜかくれた。セーラー戦士が敵をぼこぼこ倒すゲームで,路駐されている車をぼこぼこにすることもできたので,毎回車もぼこぼこにした。いま思うと,セーラームーンなのに内容が女児向けではなかった気もするが,当時一番遊んだゲームかも。
学校であった怖い話(1995年8月4日 / バンプレスト)
友達が怖くて遊べなかったようで,お泊りに行った時に毎回わたしが遊んでいた。最後まで遊んだらくれた。理由は「呪われてそうだから」。岩下(明美)さんの不敵な笑みがいまでも大好き。
セプテントリオン(1993年5月28日 / ヒューマン)
パッケージに惹かれて買ってもらったが,遊んでいるうちに船に乗るのが怖くなった。ホラーゲームよりも怖い。このゲームのおかげ(?)で,船に乗ると生き残れるポジションを考えるようになった。
■まりメラ
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言物心がついたときにはすでに人気のゲーム機でした! 協力プレイや対戦プレイを私に教えてくれた最初のゲーム機で,お母さんやお姉ちゃんとよく遊んでいました。大人になってからは必然的に家族でプレイすることはなくなってしまったので,SFCのコントローラを握りしめて遊んでいたあの頃を思い浮かべると,懐かしくもあり,寂しくもあります(笑)。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
すーぱーぐっすんおよよ(1995年8月11日 / バンプレスト)
ぐっすんとおよよをゴールまで連れて行く過程が忘れられません! そして,スタート時に発する「いくのだぁ!」がかわいいのです。ブロックの操作中に誤ってぐっすんや,後ろに付いてくる子供(?)たちを潰してしまった時の喪失感といったら……(震)。
ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ(1994年1月28日 / バンプレスト)
ミニゲームが大好きで,中でもひよこ拾いと,ブロック崩しをやりまくっていました。お祭りがテーマのゲームだったということもあり,子供心をくすぐる作品だったな〜と思います。
がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス(1993年12月22日 / KONAMI)
駄目なこととは分かっていながらも,故意に村人に攻撃をしてしまっていました。Wiiのバーチャルコンソール時代に購入してあったので,今でもたまにプレイしています。今だに全クリしたことがない……。
■ミカミ
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言今でも余裕で遊べるスーファミのさまざまなタイトル。そろそろSwitchでもバーチャルコンソール解禁されませんでしょうか…
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
タクティクスオウガ(1995年10月6日 / クエスト)
当時海外に住んでいたころに発売され,本作のリアルな世界観や内容は考えさせられるものがあり,子どもながらに世界や自分が住んでいるところの情勢と照らし合わせつつ,ビクビクしながらプレイしてました。
ファイナルファンタジーVI(1994年4月2日 / スクウェア)
こちらも上と同時期に,海外在住時に発売されたタイトルで,大量の海賊版が流通するマーケットの中から,正規版を探し出して手にした思い出。ゲーム本編の話全然してないな……。
ドラゴンクエストV 天空の花嫁(1992年9月27日 / エニックス)
友人のお母さんがドラクエファンで,連日押しかけて観戦。ただ「花嫁選び」「子どもの存在」「人生とは何か」イベントの(主観的な)解説をされ,当時子どもだった我々には気まずい思い出が残った。
■MU
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言学生時代から社会人まで。あの頃の日々の暮らしと共に。プレイ時間の(たぶん)トップ3を挙げてみました。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
スーパーファイヤープロレスリング(1991年12月20日 / ヒューマン)
とにかく熱かったゲーム。これで共に遊ぶ仲間と仲良くなったり,ケンカになったり,また仲良くなったりしていたら,時間が消し飛んでいました。
ファイアーエムブレム 紋章の謎(1994年1月21日 / 任天堂)
理想と現実と妥協を知るゲーム。最善の一手を考えたり,その結果に後悔したり,誰も失いたくないからリトライしたりしていたら,やっぱり時間が消し飛んでいました。
不思議のダンジョン2 風来のシレン(1995年12月1日 / チュンソフト)
人生の教訓みたいなゲーム。自分の強運を感謝したり,自分の運の無さを嘆いたり,自分の凡ミスに放心したりしていたら,もちろん時間が消し飛んでいました。
「ファイアーエムブレム 紋章の謎」「スーパードンキーコング 2」などの4作が9月23日に追加へ。Nintendo Switch Online更新情報
任天堂は本日,「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」の,2020年9月の追加タイトルを発表した。追加日は9月23日。今回は,「スーパーテニス・ワールドサーキット」「ファイアーエムブレム 紋章の謎」「ワイルドガンズ」,そして「スーパードンキーコング 2」が新たに登場するのだ。
■YamaChan
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言SFCのゲームはこの2つしか記憶にないという……
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
ウィザードリィ外伝IV 〜胎魔の鼓動〜
「ウィザードリィ」シリーズを和風RPGだと勘違いしていたのは,初めて遊んでウィザードリィが外伝IVだったから。ドラゴンの洞窟で首を斬られまくった記憶だけは,今も鮮明に残っている。
キャメルトライ(1992年6月26日 / タイトー)
ステージそのものを回転させて,玉をゴールに運ぶゲーム。ステージを常に回転させるので,人生初の3D酔いを経験することになったが,SFC向けに出たゲームの中ではかなり遊んだ記憶がある。
■編集部G
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言スーファミさん。30歳のお誕生び,おめでとーございます。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
FRONT MISSION(1995年2月24日(スクウェア)
とても好きなので,イーグレットランチャーvsレオソシアル(スキルなし)の戦闘場面をヴァンツァーの駆動音も込みで開幕BGMから戦闘中SEから戦闘後レベルアップ含めて口で再現できます。聞きたいですか?
バハムートラグーン(1996年2月9日 / スクウェア)
すごい好きなので,戦闘開始後のグランドドラゴン(アイスドラゴン系が好き)の援護からビュウ(ドレッドノート装備)でアイスヒットして雑魚敵を殲滅するまでの様子を口で演奏できます。やりましょうか?
ロックマンX(1993年12月17日 / カプコン)
ある日の朝に届いた郵便。それはボスキャラ募集の景品。一目で浮かれてガッコに西進。さっきソフトきた! ボクもやらして! 土曜の半ドンに一緒に帰宅。期待で手にした薄い感触。呆気にとられてSay Goodbye――あと10年たったら,許せる自分になっていたいな。
「ロックマン11」&「ロックマンX アニバーサリー コレクション1+2」プレイレポート。新要素が奥深い最新作とボリューミーな歴代セット
8年ぶりのナンバリングタイトルとなるシリーズ最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」と,懐かしの名作が現行ハードで遊べる「ロックマンX アニバーサリー コレクション1+2」。ロックマンファン待望の2タイトルを発売に先駆けて遊ぶことができたので,プレイレポートをお届けする。
- キーワード:
- PS4
- PC:ロックマン11 運命の歯車!!
- アクション
- カプコン
- PS4:ロックマン11 運命の歯車!!
- Nintendo Switch:ロックマン11 運命の歯車!!
- Xbox One:ロックマン11 運命の歯車!!
- PC:ロックマンX アニバーサリー コレクション
- PS4:ロックマンX アニバーサリー コレクション
- Nintendo Switch:ロックマンX アニバーサリー コレクション
- Xbox One:ロックマンX アニバーサリー コレクション
- PC:ロックマンX アニバーサリー コレクション 2
- PC
- PS4:ロックマンX アニバーサリー コレクション 2
- Nintendo Switch:ロックマンX アニバーサリー コレクション 2
- Nintendo Switch
- Xbox One:ロックマンX アニバーサリー コレクション 2
- Xbox One
- プレイレポート
- ライター:箭本進一
- ムービー
■企画部S
タイトルを選んだ理由,思い出やお祝いのコメントなど一言学校から帰ってきたら家族がスーパーマリオワールドやF-ZEROをプレイしていて,グラフィックスとかサウンドがすごいキレイ! と思った記憶があります。
ピックアップしたタイトルとコメントを一言
がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜(1991年7月19日 / KONAMI)
旅気分が味わえる和風情緒あふれる世界観とSFCならではのギミック盛りだくさんの程よいゲームバランスが絶妙! コナミ矩形波倶楽部ならではのセンス溢れる楽曲たちも素晴らしい。
パネルでポン(1995年10月27日 / 任天堂)
個人的No.1パズルゲーム。アクティブ連鎖からの逆転がとにかく気持ちいい! 可愛らしい音楽から一転してピンチに陥る音楽演出も素晴らしい。
46億年物語 はるかなるエデンへ(1992年12月21日 / エニックス)
壮大な世界観とコミカルなアクションシーンのコントラストが何とも言えない味を出している! ドラゴンクエストとはまた違ったテイストのすぎやまこういち先生の音楽も素晴らしい。
みんな違ってみんないい。語り切れないスーファミタイトルの魅力
回答者からのタイトルを選んだ理由や思い出はこのとおり。声をかけた際に「1タイトルだいたい百数十文字で紹介してね」と伝えるも,見てのとおり「1タイトル百数十文字じゃ伝えたいことが収まらない!」「1つのシリーズの思いをぶつけました」みたいに数人その条件をぶっ飛ばしているのだが,その思いを受け止めていただけると嬉しい。
せっかくたっぷりと思いを伝えてくれたわけなので,回答してもらったタイトルやコメント関する筆者の感想や気になったことやいくつか挙げておこう。
まず思ったのが,シミュレーションRPGやアクションRPG含むRPG作品の回答が多かったこと。筆者も当時RPGっ子だった……というより,名作RPGばかりのスーファミがきっかけでRPGっ子になったたちなので,「真・女神転生」や「ロマンシング サガ」シリーズ,「MOTHER2 ギーグの逆襲」「スーパーマリオRPG」「クロノトリガー」「ライブ・ア・ライブ」「新桃太郎伝説」「大貝獣物語」「イーハトーヴォ物語」など思い出深い作品は数多くあるし,ここに名前が挙がったもの以外にも多くの名作や個性的な作品があるので「それはそうだろうなあ」とも思う。
女性スタッフ(ばしょうとでんこ)がゲーム内で暴力の限りを尽くした(?)とタイトル名を挙げた「美少女戦士セーラームーン」。数多くのアニメや漫画のゲームがリリースされたスーファミ時代は,「ストリートファイターII」や「ファイナルファイト」のヒットの影響と思しき対戦格闘やベルトスクロールアクションはけっこう多かった気がする。
実は筆者は「美少女戦士セーラームーン」をプレイした男の子だった。たしか姉か妹がいる友だちが持ってきて,想像以上のガチなアクションで男の子の中でも流行ったと記憶している。「男友達がなぜか持っていて」というばしょうの疑問の答えは,こういうことかもしれない。
思い出のゲームとの初めての出会いやその時の心境,「友だちのお兄ちゃんの部屋に忍び込んで遊んだ」(だび),「お兄ちゃんに泣かされた」(でんこ)といった,友だちや兄弟に関する思い出を送ってくれた人も多かった。「ドカポン3・2・1 〜嵐を呼ぶ友情〜」で友人とリアルファイトに発展したり「スーパー桃太郎電鉄III」で兄を嵌めてブチ切れられたりしたことを思い出し,気恥ずかしさに「うわぁーっ!」と叫びたくなりもしたが,兄弟や仲間とゲームを楽しんだ朗らかな子供時代のエピソードが聞けてほっこりした。
スーファミ誕生から30年。インディーズ界隈ではスーファミ時代のゲームのシステムやデザイン,グラフィックスに影響を受けたという開発者たちが,スーファミらしさを持った現世代機向けゲームを出していたりもする。こういったゲームの文字通りの原点となるタイトルを思い出してほしいし,知ってほしい。
……と綺麗にまとめるつもりだったが,14人という人数の34タイトル+1シリーズという回答の中に「スーパーマリオ」関連をはじめ「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」「ストリートファイターII」「クロノトリガー」あたりの“王道”かつ大ヒット作品の名前がまるで挙がらなかったのにはさすがに「どゆこと?」と思った。
攻めているのかズレてるのか? それともこれが4Gamerらしさなのか……ともあれ,スーパーファミコン30周年おめでとうございます!
4Gamerスタッフに聞いた,思い出のスーファミタイトル
ポピュラス(1990年12月16日 / イマジニア)
ファイナルファンタジーIV(1991年7月19日 / スクウェア)
がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜(1991年7月19日 / KONAMI)
スーパーファイヤープロレスリング(1991年12月20日 / ヒューマン)
弟切草(1992年3月7日 / チュンソフト)
摩訶摩訶(1992年4月24日 / シグマ)
キャメルトライ(1992年6月26日 / タイトー)
ドラゴンクエストV 天空の花嫁(1992年9月27日 / エニックス)
46億年物語 はるかなるエデンへ(1992年12月21日 / エニックス)
ブレス オブ ファイア 竜の戦士(1993年4月3日 / カプコン)
セプテントリオン(1993年5月28日 / ヒューマン)
スーパースコープ6(1993年6月21日 / 任天堂)
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児(1993年7月30日 / バンダイ)
美少女戦士セーラームーン(1993年8月27日 / エンジェル)
ロックマンX(1993年12月17日 / カプコン)
がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス(1993年12月22日 / KONAMI)
ファイアーエムブレム 紋章の謎(1994年1月21日 / 任天堂)
ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ(1994年1月28日 / バンプレスト)
スーパーロボット大戦EX(1994年3月25日 / バンプレスト)
ファイナルファンタジーVI(1994年4月2日 / スクウェア)
ドラゴンボールZ 超武闘伝3(1994年9月29日 / バンダイ)
スーパードンキーコング シリーズ(1994年11月26日 / 任天堂 ※1作目)
制服伝説 プリティ・ファイター(1994年12月2日 / イマジニア)
FRONT MISSION(1995年2月24日(スクウェア)
学校であった怖い話(1995年8月4日 / バンプレスト)
すーぱーぐっすんおよよ(1995年8月11日 / バンプレスト)
タクティクスオウガ(1995年10月6日 / クエスト)
パネルでポン(1995年10月27日 / 任天堂)
不思議のダンジョン2 風来のシレン(1995年12月1日 / チュンソフト)
バハムートラグーン(1996年2月9日 / スクウェア)
ときめきメモリアル 伝説の樹の下で(1996年2月9日 / KONAMI)
スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(1996年3月22日 / バンプレスト)
ルドラの秘宝(1996年4月5日 / スクウェア)
STAR OCEAN(1996年7月19日 / エニックス)
ウィザードリィ外伝IV 〜胎魔の鼓動〜(1996年9月20日 / アスキー)
※タイトルは発売日順で,メーカー名は発売当時のもの
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