企画記事
「ゲームボーイアドバンス」が発売20周年。携帯ゲーム機の可能性を大きく示したハードの足跡を(私的な視点で)たどってみる
20周年の節目を迎えたこの機会に,その足跡を振り返りつつ,筆者の思い出も交えつつ,特に印象に残っている作品を紹介してみたい。ぜひ読者も自身の思い出や記憶と照らし合わせながら,目を通してもらえると嬉しい。
スーパーファミコンが携帯機になったと言えるほどの性能。しかし……
GBAは2001年3月21日に発売された。ゲームボーイ用ソフトとの互換性を持ち,ゲームボーイで長年親しまれた縦長のデザインから,画面の両脇に十字キーと各ボタンが配置される横長のデザインとなった。本体にL・Rボタンを実装することを考えると,縦長から横長へのデザイン変更は自然な成り行きだったのかもしれない。
当時のゲーム雑誌に掲載されていた画面写真からは,「スーパーファミコンが携帯機になった」くらいのインパクトを受けた。こんなの,ワクワクしないはずがない。GBAは2001年2月9日の朝10:00から,ローソンの端末「Loppi」で予約の受け付けをしていたのだが,筆者は9:45には店内で待機していた。その甲斐あってか,トラブルもなく予約できて,発売日に買えた。筆者のほかにはGBA目当てらしき人はいなかったので,新ハードのローンチとしては静かな滑り出しだったのではないかと思う。
GBAはローンチタイトルが30作品と,ゲーム機のローンチとしてはかなり多いラインナップだった。筆者はアルバイトができる年齢になって間もないくらいの頃だったので,あれもこれもというわけにはいかず,同時に購入したソフトは「F-ZERO for GAME BOY ADVANCE」。かつてスーパーファミコンを買ってもらったときの同時購入ソフトも「F-ZERO」だったので,あの頃のワクワク感が蘇る。
……だが,予想外だったのは,画面の暗さだ。ゲームボーイカラーもそうだったが,反射型TFT液晶は,その名のとおり,光を当てないと見えづらく,画面を真正面から見ると,本当に暗い。部屋の中で遊ぶなら,なるべく蛍光灯の近くでないとツラくて,机のデスクライトの真下が推奨といった感じだ。
ゲームボーイカラーも同じくらい暗かったが,「GBAはデザインを一新した新機種だし!」という期待感があった。ゲームボーイカラーの登場は1998年なので,約3年経っていたわけだが,この変わってなさには液晶技術の壁,もしくは価格の壁,バッテリー持続時間の壁……を感じさせられたものだった。
画面の暗さは,2003年に発売された「ゲームボーイアドバンスSP」(以下,GBA SP)で劇的に改善された。GBA SPにはフロントライトが搭載されていて,これがもう,メチャクチャ明るかったのだ。実際,筆者はGBA用ソフトのほとんどをGBA SPで遊んでいる。
GBA SPは,初期型GBAと同様にゲームボーイ用ソフトを起動することも可能なので,ゲームボーイ/ゲームボーイカラー用ソフトを楽しむことにおいてもベストなハードとなった。ソフトの形状の違いから,本体からソフトが結構ハミ出すが,そんなのは些細な問題だ。
また,本体が折り畳み式になったことで,画面に傷やホコリが付きにくくなり,カバンの中などにも安心して入れられた。バッテリーも乾電池式ではなく,リチウムイオン電池による充電式になり,非常に遊びやすくなった。これだけ年数が経つと,今度はリチウムイオン電池の寿命が気になるところではあるが……。
そんなGBA SPの唯一とも言える弱点は,イヤホンジャックがないことだ。別売りの「ヘッドホン変換プラグ」を本体の拡張コネクタに接続することで,初めてイヤホンが使えるようになる。
そして,GBAも円熟期に入った2005年,最終形態とも言える「ゲームボーイミクロ」が発売となった。ゲームボーイ用ソフトとの互換性はなくなり,GBA用ソフトしか動かない。画面は小さくなったが,“ミクロ”の名に恥じないコンパクトさと,バックライトによる圧倒的な画面の明るさを手に入れた。GBA SPと比べてもその差は歴然で,「このゲーム,こんなに色鮮やかだったのかよ……」とビックリさせられたものだ。
ミニサイズの携帯ゲーム機における「下限サイズのお手本」というか,かなり小さいのに,小ささによるデメリットをほとんど感じない。片手に収まり,ポケットにも入るミニサイズ。フル充電していれば,6〜10時間は持つバッテリー(※公称。任天堂の公式サイトより)。一見,「小さすぎない?」と心配になる画面も,バックライト液晶のおかげで意外にクッキリと表示される。GBA SPの弱点だったイヤホンジャックも復活していて,まさに非の打ちどころがないパーフェクトボディ。ゲームボーイミクロの弱点は,ゲームボーイ用ソフトの互換性がないことくらいだろう。
……しかし,ゲームボーイミクロの発売は2005年9月13日。すでにニンテンドーDSが2004年12月に登場しており,話題はそちらに向いた後だった。しかも,ニンテンドーDSはGBAソフトの互換性を持っていたのだ。ゲームボーイミクロは,そのデザイン性やコンパクト感という唯一無二の魅力を持ちながらも,悲運の携帯ゲーム機だったと言える。
ただ,筆者は当時,とあるゲーム雑誌の編集として「ファイアーエムブレム」シリーズの特集記事を制作していたのだが,「通勤電車の時間を有効に使えないだろうか……」と考えた結果,ゲームボーイミクロを使い,闘技場でキャラクターを育成していた。もちろん消音状態だ。
電車は毎日満員でギュウギュウ詰めだったが,そのコンパクトサイズから,立った状態で両手を体の前で組むのと変わらない姿勢でプレイ可能。発色の良いバックライト液晶のおかげで,頭を少し下に向けるだけで,画面はハッキリと見えた。電車が駅に停車して乗客の乗り降りがあるときは周囲の様子を把握する必要があるため,顔を上げてトランプカードを手に隠すマジシャンのように,ゲームボーイミクロを手のひらに収める。筆者の隣に立っていた人以外は,ゲームをしていることに気づかなかったに違いない。
この通勤ファイアーエムブレム闘技場育成の時間は結構バカにならず,非常に助かった。発色の良さとミニサイズの本体という,ゲームボーイミクロの高パフォーマンスが見事に役立った思い出がある。さすがにレアケースだろうけど。
ゲームボーイアドバンス,ゲームボーイアドバンスSP,ゲームボーイミクロと時系列に沿って,ハードの思い出を辿ってみたわけだが,各ハードにはさまざまなカラーバリエーションや特別モデルが存在する。ここでは,4Gamer編集長(Kazuhisa)の私物コレクションの一部を紹介したい。
GBA SPの特別モデル「キングダム ディープシルバー エディション」(2004年11月11日発売)。銀と黒を基調としたオリジナルカラーとなっている。GBA用ソフト「キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ」とオリジナル3連ファスナーアクセサリーが同梱されていた
「ピカチュウエディション」(2005年3月5日発売)はその名の通り,「ポケットモンスター」の人気キャラクター・ピカチュウをモチーフにしたGBA SPの特別モデル。カバー前面にあしらわれたピカチュウのスマイルがとてもまぶしい。ポケモンセンターのみの取り扱い商品だった
GBA用ソフト「ファイナルファンタジーIV アドバンス」と同梱販売された特別モデルのゲームボーイミクロ(2005年12月15日発売)。フェイスプレートは天野喜孝氏がデザインを手がけたオリジナルのもの
「MOTHER3」デラックスボックスとして,GBA用ソフト「MOTHER3」と同梱販売された特製ゲームボーイミクロ(2006年4月20日発売)。同商品には「MOTHER」シリーズにおいて,重要な役割を果たすアイテム「フランクリンバッヂ」も収められていた
ファミコンソフトが手のひらに……
「ファミコンミニ」シリーズ
GBAのソフトと言えば,GBA SPの発売から約1年後に登場した「ファミコンミニ」シリーズが思い起こされる。
「ファミコンミニ」と聞くと,「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を思い浮かべる人が多いかもしれないが,そうではない。ファミコン生誕20周年を祝して,ファミコンとディスクシステム時代の名作をGBA用ソフトとして復刻したシリーズのことで,GBA SPのファミコンカラーバージョンの本体と同時発売の,いわゆるお祭り企画だった。
現在の感覚ではあまり珍しくないかもしれないが,「ファミコンソフトが携帯機で遊べる」というのは,当時,かなりのインパクトがあった。ゲームボーイ/ゲームボーイカラーでファミコンソフトを再現しようとしても,それは「ゲームボーイ版」といったような画面と音になっていた。ファミコンの画面と音を携帯機でそのまま再現するのはゲームボーイカラーでも難しく,GBAのハードスペックが必要だったのだ。
筆者は子供の頃にディスクシステムを買ってもらえなかったこともあり,ディスクシステムのゲームは友人宅で遊んだものしか知らなかった。あらためてファミコンとディスクシステムを用意する必要がなく,この小さなカセットのみで遊べるという「ディスクシステムセレクション」の存在は本当に嬉しかった。
当時,購入したのは「謎の村雨城」と「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」「ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女」だ。小学生の頃,友人宅で遊んでいた「謎の村雨城」は,“村雨城”という響きがとにかくカッコよくて怪しくて好きだった。昔のゲームの常として非常に難しかったが,20代半ばになっていた筆者は「今ならクリアできるんじゃないか」と買って挑戦したものの,やはり難しく……「謎の村雨城」は謎のままに終わった。
一方,「ファミコン探偵倶楽部」の2作品はじっくりと楽しませてもらった。
「うしろに立つ少女」は,生徒たちの間で囁かれる怪談を交えた,学園ホラーテイストの推理アドベンチャー。「消えた後継者」が“資産家の当主の死と,その周囲の怪しい人たち”という横溝正史的な舞台設定であるのに対し,「うしろに立つ少女」は学園と町中が主な舞台なので,より近代的で身近な印象があった。推理もののお決まりとして終盤には衝撃の展開もあり,優れたミステリーとして強烈に記憶に残っている作品だ。
実は「うしろに立つ少女」にはスーパーファミコン版があり,すでにプレイしていたのだが,ディスクシステムを持っていた友人2人が「ディスクシステム版のほうが怖かった」と口を揃えて言うので,ずっと気になっていた。実際にやってみたら,「なるほど……」と思いつつも,ディスクシステム版とスーパーファミコン版のそれぞれに違う怖さがあると感じたものだ。
また,携帯ゲーム機の利点として,布団に寝転びながらのプレイも可能なので,寝る前に文庫本を読む感覚でプレイしていたのを思い出す。スリープモードが搭載されていたので,どこでも気軽に中断できるのも良かった。
2021年5月14日にはNintendo Switch向けのリメイク作品がリリースされる「ファミコン探偵倶楽部」(関連記事)。まだプレイしていない人には,ぜひチェックしてほしいと思う。
山ほどある……GBAの名作たち
「GBAの名作と言えば?」と問われたら,すごく困ってしまう。一般的に「ポケットモンスター ルビー・サファイア」は定番だろうし,GBAが生んだ「ロックマン エグゼ」シリーズは外せないという人もいるだろう。
「ロックマンエグゼ」20周年記念企画。直撃世代の筆者が,思い出と共に全ナンバリング作品を振り返る
2021年3月21日,ゲームボーイアドバンスと同日に発売された「バトルネットワーク ロックマンエグゼ」が生誕20周年を迎える。本稿では,当時子供だった「エグゼ」直撃世代の筆者が,以降のナンバリング作品すべてを振り返りながら改めて作品魅力を考えてみたい。
筆者はGBA用ソフトを全部プレイしたわけでもないし,人によって答えはさまざまあることを承知のうえで,あえて主観で“GBAで生まれた名作”を挙げるなら「逆転裁判」は外せないと思う。
今や説明不要なほどの知名度を誇る「逆転裁判」シリーズだが,始まりはGBAだった。当時,公式サイトには「PC上で遊べる体験版」があり,筆者はそれをやってみてから第1作を買ったのだが,予想を遥かに超えてハマった。
ご存じのとおり,「逆転裁判」は“裁判”というヘビーな題材をうまくゲーム的にデフォルメして,ツッコミどころ満載の「笑いあり涙ありの法廷推理アドベンチャー」という前代未聞のジャンルを開拓した。証人の証言で裁判中に新事実が発覚し,弁護側も検察側もプレイヤーも「えぇっ!?」とビックリしながら話が進むことが多いのだが,この先の読めなさが,なんともいえない緊張感を生み出していたと思う。これまた布団に寝っ転びながら遊べることや,どこでも中断セーブが可能なので,疲れたら電源を切ってそのまま,すぐに寝られるのも良かった。
もし未プレイだと言うなら,GBAのソフトを発掘してもいいし,初期3部作がセットになった「逆転裁判123 成歩堂セレクション」でもいい。GBAから始まり,今なお続く名作の軌跡に触れてみてほしい。なお,GBA版はWii Uのバーチャルコンソールでも配信されている。
ここまでに紹介しているタイトルに推理ものが多く,「寝転びながらゲームして,疲れたら寝る人」になっているような気がするが,続いてもこれまた推理もの「かまいたちの夜 ADVANCE」。GBA版には独自の追加要素などはなかったのだが,スーパーファミコン版,プレイステーション版とプレイしてきた筆者は,当然のように購入した。
GBA版をやってみて驚いたのは,予想以上にクリアな音と,文字の見やすさ。「サウンドノベル」なので,BGMがないシーンでも,足音やノックの音,時には悲鳴など,“音”が重要でもあるゲームなのだが,どの音もスーパーファミコン版,プレイステーション版と比較しても遜色ないクオリティで流れる。
携帯機とロムカセットならではのお手軽さを考えると,初代「かまいたちの夜」を遊ぶには,GBA版が今なおベストだと思う。すでに何度も言っているが,寝る前に文庫本を読む感覚でのプレイも可能であり,「かまいたちの夜」ファンとしては,あの「かまいたちの夜」が,ついに携帯機で……という感動もあった。ベッドで寝転びながらプレイしていると,ゲーム中,主人公がベッドに寝転びながら小説を読むシーンでニヤニヤしてしまう。
さて,移植作品と言えば「ファイナルファイトONE」も忘れてはいけない。実はこの作品,「ファイナルファイト」1作目の最終バージョンとも言える出来なのだ。
GBA版では,倒した敵の数に応じてシークレット要素が開放されていく仕組みになっており,それぞれの条件をクリアすると「STREET FIGHTER ZERO 3」バージョンの「Z-ガイ」と「Z-コーディー」が使用可能になる。また,「ステージセレクト」を開放すれば特定のステージをじっくりと練習できるようになるので,ベルトスクロールアクションが苦手な人や,「ファイナルファイト」は初めてという人にもオススメ。2人協力プレイの場合,コンティニュー回数に制限がなくなる嬉しい仕様もある。
現在,GBA版は少々プレミア価格になってしまっているが,Wii Uのバーチャルコンソールで配信されている。こちらのほうが価格面では,お手軽だろう。上の画像もWii U バーチャルコンソールで撮影したものだ。
そんなWii U バーチャルコンソールでは,GBAの名作が多数配信されている。ここでも主観たっぷりで選んだ「GBAで生まれた名作!」を駆け足気味にご紹介しよう。
当然,Wii Uのバーチャルコンソールで配信されていない名作も多数ある。これまた挙げ始めるとキリがないが,2本だけ厳選して紹介させていただきたい。
まずは「東京魔人學園符咒封録」。「東京魔人學園」シリーズの世界設定とキャラクターによるカードバトルゲームで,ワンダースワンからの移植作となる。
「東京魔人學園」シリーズは,プレイステーションで生まれた学園もののアドベンチャーゲーム。1作目の「東京魔人學園剣風帖」は,後にニンテンドーDSにも移植された。昨年,Nintendo Switchで復活を果たした「九龍妖魔學園紀」の生みの親である今井秋芳氏が手がけた作品でもあり,氏の一連のシリーズは“学園伝奇ジュヴナイル”と称され,コアな人気を博している。
「東京魔人學園符咒封録」はシリーズ作品をプレイしていないと,登場するキャラクターやカードの意味がサッパリだと思うので,完全にシリーズファン向けではあるが,カードバトル系には大してハマったことのなかった筆者も楽しくプレイできた。もし仮に復刻されたら,とてつもない時間泥棒になると思う。この「東京魔人學園符咒封録」に限らず,筆者は「東京魔人學園」シリーズそのものを1から復活させてほしいと願う1人だ。
そして最後に推したいのは,「ふたりはプリキュア ありえな〜い! 夢の園は大迷宮」。“ふたりであること”を生かしたアクションパズルで,片方がスイッチに乗ると,あるゲートが開いて,交代してもう片方がその先へ進み……という感じで解いていく。ゲームのルールはシンプルで,ステージに点在しているハートを全部集めた後,ふたり揃ってゴールに行くだけなのだが,女児向けソフトとは思えないほどやり応えがある。
ステージごとに制限時間があり,敵に当たったり,ステージに仕掛けられているトゲに当たったりするとタイムが削られていく。「えーと,あそこに行くにはこのスイッチを踏んでから……」と考えて攻略ルートを確立するだけでも精一杯なのに,油断しているとどんどんタイムが減って,アッという間にタイムオーバーになったりする。筆者がこのゲームを購入したのは20代後半だったが,正直,「えっ……俺って女児以下……!?」と思わされる場面も多く,マジなトーンの「ぶっちゃけ,ありえない……」が口から出てしまう。
続編の「ふたりはプリキュア Max Heart マジ? マジ!? ファイト de INじゃない」は,原作アニメ同様にプレイヤーキャラが3人になり,わりとシンプルなアクションゲームになった。「やっぱり,前作は難しすぎたのでは……」と思ったが,こっちはこっちで決してラクではない。「何度やってもクリアできない……」というレベルのものではないが,「女児向けソフト」という先入観で始めると,思わず真顔になる瞬間がある。
GBAは携帯ゲーム機の可能性を大きく示したハードだったように思う。「小型で気軽に持ち運べる」となると,価格が高くなるよね,性能は据え置き機よりもグッと落ちるよね,というのがそれまでの常識だったが,スーパーファミコンクラスのものが携帯ゲーム機で,しかも比較的安価で遊べるとなると,話は変わってくる。その後に訪れるニンテンドーDS時代では,携帯ゲーム機の存在感はさらに増していった。
また,同時期の家庭用ゲーム機の方向性が,任天堂のニンテンドウ64も含めて「3D・ポリゴン」だったのに対し,GBAは「2D・ドット絵」だった。これはもちろんハード性能によるものだろうが,スーパーファミコン時代のようなドット絵のゲームが好きだった層にとって,GBAは「2D最後の砦」のような雰囲気があった。このあたりも,GBAが愛されている要因のひとつではないかと思う。
GBAのタイトルには,今なお替えが効かないオンリーワンなタイトルが多い。昨今,過去タイトルの復刻が行われることも珍しくないので,この機会にGBA時代のタイトルを振り返って,復刻への機運が高まるといいなあ……と願う今日この頃だ。
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