イベント
1980年代に生まれたキプリングとパックマンのコラボバッグが初披露。新製品発表会「キプリングエアーFlight No.SS20」レポート
ちなみにキプリングとは,1987年にベルギーのアントワープで生まれたブランドだ。カジュアルでクールなデザインのナイロンバッグのヒットを足がかりに,現在では世界80か国で展開している。
キプリングは,昨年からミレニアム世代をターゲットにしたコラボレーションモデルを発表しており,今年はキプリングと同じく1980年代に生まれた「パックマン」に白羽の矢が立ったというわけだ。
会場にはパックマンやアカベエ(ブリンキー)といったおなじみのキャラクターたち,イチゴやカギなどのフルーツターゲットをあしらった製品が並び,さらにキプリングとしては初となるハードキャリーケース「キュオリシティ エス」も展示されていた。
発表会では,キプリングの日本代理店,L&Sコーポレーション代表取締役社長の柴田 渉氏の挨拶に続き,キプリングAPAC マーケティングディレクターのハナン・サブリ氏が登壇。
「キプリングとパックマンは共に1980年代を代表するアイコンのひとつ。両者にはレトロ感や楽しさを大切にしている共通点があります。既存のお客さまを大切にしつつ,新しい顧客層を迎えるのにピッタリな商品を揃えました」と,両者がコラボレーションした意義を述べた。
続いて,キプリングAPAC ビジュアルマーチャンダイジングマネージャーのジョン・メイスフィールド氏による,2020年の春夏モデルの主要コレクションの紹介が行われた。
冒険への入口である「グリーンドア」をくぐり,アントワープ,ニューヨーク,そして東京の三都市をめぐるという趣向で,それぞれの都市にちなんだデザインのモデルを見せていくメイスフィールド氏。航空機の便名を思わせるイベント名にこめられた意味が,ここではっきりしたわけだ。
氏は最後に「都会はもううんざり」と冗談を交えて,バカンスをイメージさせるデザインの夏モデルを紹介し,発表会を締めくくった。
なお,会場には108インチの巨大画面で「パックマン」を楽しめる「WORLD'S LARGEST PAC-MAN」も設置されており,招待された「ミレニアム世代」の学生や,インフルエンサーたちが入れ替わり立ち替わりプレイに興じていた。
キプリングの製品とパックマン。どちらも世代を越えた普遍的な魅力を持つ存在であることが伝わってきた今回の発表会。たとえばゲーム仲間との旅行,eスポーツの観戦,ゲーム関連会社との会合などの際に,キプリングとパックマンのコラボモデルで遊び心を演出してみるのはいかがだろう。
キプリング公式サイト
- この記事のURL: