MY.GAMES，2020年Q2の海外収益が前年同期比46％増の1億5200万ドルに成長

配信元	MY.GAMES	配信日	2020/07/27

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

世界的なゲームブランド「MY.GAMES」は、2020 年第 2 四半期の収益が前年同期比 46％増の 1 億 5200 万ドルに成長したことを発表しました。弊社は海外で進行中の事業拡大に牽引され、第 2 四半期には世界の登録ユーザー数が 7 億人に達しました。MY.GAMES の海外収益は収益全体の 74％に達し、米国、ドイツ、日本が最大の海外市場となっています。MY.GAMES の日本での第 2 四半期収益の 80%は、弊社で最も大きな収益を上げている Pixonic Studio のモバイルゲーム「War Robots」によるものです。

MY.GAMES が所有する知的財産権は業績に大きく寄与しており、総収益の最大 90%を占めています。今後もMY.GAMES は、「War Robots」、「Hustle Castle」、「Warface」をはじめとするトップフランチャイズの拡大と拡張を続けてまいります。

6 周年を迎えた Pixonic Studio の「War Robots」は、ダウンロード数 1 億 6900 万回という新たなマイルストーンを達成し、5 月には月間収益（最大 1400 万ドル）と EBITDA（最大 700 万ドル）が過去最高となりました。同じく 4 月 16 日に Pixonic Studio からリリースされた PvP シューターの「Dino Squad」は、発売から 1 カ月で 100 万ダウンロードを達成しました。

MY.GAMES の第 2 四半期収益の 67%はモバイル事業が占めており、同期に最も収益を上げたモバイルゲームの上位 5 タイトルは「War Robots」、「Hustle Castle」、「Left to Survive」、「Love Sick:Interactive Stories」、「Zero City」となっています。MY.GAMES タイトルのアプリ内課金は上半期に39%増加し、世界平均の前年同期比 21.2%を大幅に上回りました。1

1 https://sensortower.com/blog/app-revenue-and-downloads-1h-2020

MY.GAMES は、「Hustle Castle」のデベロッパーである Nord Studio の事業を拡大することで、モバイルRPG ストラテジージャンルでの専門性を高めることを目指しています。同タイトルは 4 月に登録者数が53.5%増加し、6400 万ダウンロードを突破。弊社第二位の収益源となっています。同スタジオはまた、「American Dad! Apocalypse Soon」（600 万ダウンロード）を運営しており、米国での収益は第 1 四半期比で最大 70%増加しました。同スタジオは最近統合した「Zero City」（1000 万ダウンロード以上）も運営しています。


「弊社は海外展開を開始し、進行中であり、海外収益の割合は過去 4 年間で 35%弱から 70%弱に増加しました。PC、据置型ゲーム機、モバイル端末向けの開発を大幅に強化することで、弊社は徹底的な多角化を達成し、米国ではあらゆるプラットフォームにおいて安定した成長を継続しています。さらに、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のロックダウンが成長を後押ししています。弊社は、MY.GAMES ブランドで世界の上位 25 社に入ることを目標としており、今後もそのための投資を続けていく次第です」と、MY.GAMESの CEO であるヴァシリ・マグライアンはコメントしています。

MY.GAMESは5月、「Warface」シリーズのコンソール向けタイトル「Warface.Breakout」を発売しました。この作品はプレミアムタクティカルな一人称視点シューター（FPS）の新作で、米国におけるコーンソールゲームの収益を前年比 149%成長させました。特に米国では売上の 56%以上を占め、圧倒的な存在感を示しています。第 2 四半期には、このタイトルの発売により、米国での Warface シリーズの収益は前年同期比 5 倍に増加しました。2 月 18 日の発売以来、Warface の Switch オーディエンスは 250 万人に達しています。9 年目を迎えた Warface は、PC、据置型ゲーム機、モバイル端末を含む 5 つのプラットフォームで発売されています。

MY.GAMES Store では、デヴェロッパーにトラフィックのセグメンテーションをよりよく理解していただくために、独自のトラフィック分析システムを新たに導入しました。これにより、新しい収益分配のモデルが可能になりました。すなわち、デベロッパーは自らが生んだトラフィックからの収益の 90％を受け取り、プラットフォームが生んだトラフィックからは従来どおり収益の 70%の分配を受けられるというものです。
MY.GAMES はまた、ハイパーカジュアルゲームのデベロッパーを対象とした新しいパブリッシングプログラムを立ち上げました。この新規プログラムは魅力的なビジネスチャンスを提供しており、デベロッパーには利益の 60％が分配され、MY.GAMES との契約には最大 5 万ドルの価値があります。

「ロックダウン期間中の困難にもかかわらず、3 つの新作タイトルを発売し、新しいパートナーであるBeIngame スタジオをスムーズに統合することに成功しました。拡大を続ける弊社の多様なポートフォリオは、ヒット作品に依存するゲーム事業のリスクを抑えつつ、新たなオーディエンスを迎え入れることを可能にしています。2020 年の残りと 2021 年にかけ、弊社は 15 作以上の新作タイトルを開発する予定で、製品パイプラインに沿って目標を達成してまいります。現在、弊社のゲームは 190 カ国以上で 60 作以上がプレイされています」とメグライアンはコメントしています。「下半期にはプレイヤーの行動が安定し、正常に戻ると予想されています。COVID-19 にもかかわらずゲーム市場の成長率を一貫して上回ってきた当初予想の年間業績を達成すべく、弊社は引き続き注力してまいります 2」

2 Newzoo による 2019 年見通し：世界のゲーム市場成長率は前年比 7.2%、モバイルゲーム市場は同 9.7%で推移

MY.GAMES の国際モバイル事業のハイライト
● 第 2 四半期、MY.GAMES は「Dino Squad」と「World Above: Cloud Harbor」の 2 つの新作モバイルゲームを発売
● 「Hustle Castle」（2016 年に Nord Studio からリリース）は 4 月に登録者数が 53.5%増加し、6400 万ダウンロード数を達成。COVID-19 の感染が拡大するなか、月間収益が最大 1000万ドルと過去最高を記録。同タイトルは弊社で最も EBITDA に寄与する作品のひとつとなっています。
● MY.GAMES は、最近統合した「Zero City」（ダウンロード数 1000 万回以上）や「American Dad! Apocalypse Soon」（600 万ダウンロード）を運営するとともに、RPG ストラテジージャンルにおける専門性を高めることを目指しています。
● 「Left to Survive from Whalekit」は 2500 万ダウンロードを達成し、6 月には過去最高となる月間収益 300 万ドルを記録。
● 「Love Sick: Interactive Stories」は、第 2 四半期にインストール数が前期比 5 倍となり、2 月の発売以来、約 1900 万ダウンロードを記録。

MY.GAMES の国際 PC 事業・コンソール事業のハイライト
● 第 2 四半期にコンソールタイトル「Warface」の新作を発売。
● 2 月 18 日の発売以来、「Warface」の Switch オーディエンス数が 250 万人を達成。

「弊社は依然として、このパンデミックが近いうちに収束することを想定していますが、今後も COVID-19の展開を注視する考えです。このような不確実な時代にあって、弊社は新たな投資機会とイニシアチブを模索し、ダイナミックな姿勢を堅持できるよう努める次第です。コミュニティをサポートし、各国のパートナー、デベロッパー、プレイヤーの皆様と継続的な成功を分かち合えることを楽しみにしています」と、MY.GAMES の CEO、ヴァシリ・マグライアンは付け加えます。

第 2 四半期報告書の全文はこちらからご覧いただけます：
https://www.londonstockexchange.com/news-article/MAIL/unaudited-ifrs-results-for-q2-2020/14625673