［GDC 2022］今回の参加者は1万7000人。GDC 2023は2023年3月21日から3月25日までオフラインでの開催

　北米時間の2022年3月20日から25日まで開催された「Game Developers Conference 2022」の参加者が，1万7000人にのぼったことが発表された。

　新型コロナウィルス感染症の影響により，オフラインとオンラインのハイブリッド開催となった今年のGDC。アメリカ・サンフランシスコのモスコーンコンベンションセンターには，1万2000人の業界関係者が足を運び，オンラインミーティングも5000人が視聴したという。会場では，1000人を超える講演者，200人の出展者，600人によるセッションが行われた。すべての参加者の健康と安全を優先し，会場では予防接種の証明とフェイスマスクの着用が義務づけられたとのこと。

　今回のGDCでは，英語圏で2021年末から大きな話題になっているゲーム「Wordle」の開発者ジョシュ・ワードル（Josh Wardle）氏による講演（関連記事）や，ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「Horizon Forbidden West」（PS5 / PS4）のアートセッション（関連記事）など，魅力的なセッションが数多く実施され話題に。
　さらに，Amazon，AMD，ARM，Google，Nintendo，Unity，Wemadeなどの業界リーダーを含む200以上の出展者が，GDC Expo Floorで最新のテクノロジー，ソフトウェア，サービスを展示した。


　また，今年で22回目となるGame Developers Choice Awardsの最優秀賞にあたるGame of the Yearは，インディー開発スタジオのDaniel Mullins Gamesが制作した「Inscryption」が受賞（関連記事）。Lifetime Achievement Award（生涯功労賞）には，ゲームデザイナーの堀井雄二氏が選出されているので，合わせてチェックしてほしい。


　そして，来年の「Game Developers Conference 2023」は，再びモスコーンコンベンションセンターで，2023年3月21日から3月25日まで開催されることがアナウンスされた。

Organizers also announced the dates for the next edition of the show, with GDC returning to Moscone from March 21 through March 25, 2023https://t.co/djCFTjwcTb

— GamesIndustry (@GIBiz) March 28, 2022

「Game Developers Conference 2022」公式サイト