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自分の体組成情報をもとに生成されたキャラを使ってゲームをプレイ。タニタグループ開発のゲーム機が「『体感する体の科学』展」にて展示中
板橋区立教育科学館は,2022年4月1日より同館の設置主旨「身の回りにある科学を紹介する」を新たに解釈し,「人を展示する科学館」をテーマとして設定している。新たなテーマのもとで開催される企画展の第1弾,「『体感する体の科学』展」では板橋区を代表する企業・タニタの協力により,サイエンスの視点で同社のさまざまな健康計測機器などを体験できるコーナーを設置し,創業者・谷田五八士氏のものづくりの試行錯誤を追体験する展示を行っている。
今回の企画展,目玉の1つになっているのが,タニタのグループ会社・thousandsmilesが開発したゲーム機の展示だ。このゲーム機は,タニタが2020年に米国にて開催されたCES(Consumer Electronics Show)2020に出品したもので,国内では初の一般公開となる。
このゲーム機でプレイできるのは,プレイヤーの体組成情報をもとに生成されたキャラクターを操作し,迫り来る障害物を避けたり,敵を倒したりしながら進むアクションゲームだ。生成されるキャラクターは,プレイヤー自身の体組成に応じて力の強さや身軽さといった身体能力が異なる。そのため,ゲームプレイを通じて自分の身体について考えるきっかけとなることを期待しているそうだ。
夏休み期間中に開催されることもあり,どちらかと言えばファミリーや子ども向けの企画展となっているが,ゲーマーもぜひ板橋区立教育科学館に足を運んでみてはいかがだろう。
板橋区立教育科学館 企画展特設サイト
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