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緑内障の早期発見にも寄与するスマホ向けゲームアプリ「METEOR BLASTER」を東北大学と仙台放送が共同で開発。日本における特許を取得
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印刷2022/08/04 13:45

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緑内障の早期発見にも寄与するスマホ向けゲームアプリ「METEOR BLASTER」を東北大学と仙台放送が共同で開発。日本における特許を取得

 東北大学大学院医学系研究科は2022年8月3日,同研究科の神経・感覚器病態学講座眼科学分野のチーム(教授:中澤 徹氏,特任助手:矢花武史氏)と仙台放送が共同で,緑内障の早期発見にも寄与するというスマートフォン向けゲームアプリ「METEOR BLASTER」を開発し,日本における特許を取得したと発表した(特許権 登録番号:第7103744号)。

画像はプレスリリースより
画像集#002のサムネイル/緑内障の早期発見にも寄与するスマホ向けゲームアプリ「METEOR BLASTER」を東北大学と仙台放送が共同で開発。日本における特許を取得

 METEOR BLASTERは,宇宙空間を舞台とした“シューティング系ゲーム”とされている。プレイヤーは,画面中心に登場する隕石をレーザ砲で破壊しながら,宇宙空間のあちこちに登場する星(=白い光)を捉える。本作に片目ずつ計5分間取り組むだけで,視野の状態の簡易判定が可能で,これまで難しいとされてきた緑内障の早期発見にも寄与するそうだ。

 緑内障は日本人の中途失明原因の第1位であり,初期にはほとんどの患者に自覚症状がないとされている。今回特許が付与された発明は,画面中央部を注視している時に画面外周部に表示されたオブジェクトへのユーザーの反応を評価することで,従来よりも容易かつ正確に視野に関する評価情報を得ることを可能にするものであるという。

 METEOR BLASTERの配信方法などは明らかにされていないが,プレスリリース(PDFファイル※外部リンク)によれば,宮城県・仙台市のホテルメトロポリタン仙台で8月6日に開催される「みやぎ食と健康の未来フェア」(仙台放送イベントガイド※外部リンク)で,アプリの無料体験会が開催される予定となっている。

東北大学 Webサイトの「緑内障の早期発見に寄与できるスマートフォン用のゲームアプリを開発 特許取得のお知らせ」ページ

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