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マーダーミステリーを体験できる漫画「キミと青いヨルの」,週刊少年ジャンプに掲載。失踪した女子高生の謎に挑む
マーダーミステリーは,殺人事件を題材とした体験型推理ゲーム。「キミと青いヨルに」は,読者自身が物語の登場人物になりきって楽しむ,4人用のマーダーミステリーとなる。プレイ時間は約1時間半で,ゲームの進行には特設Webサイトを使用するそうだ。
作画は,漫画家・イラストレーターの宇佐崎しろ氏が担当し,SCRAPのきださおり氏がコンテンツディレクターとして,初めて漫画原作を手掛けている。
物語は,4人の高校生がこっそり夜の学校に集まるところからスタート。読者はこの4人の高校生になりきり,失踪してしまった女子高生の真相究明に挑戦する。シナリオを進めるごとに順次公開される手がかりを用いて議論を行いながら,4人の中にいる犯人役を探し当てていく。
週刊少年漫画誌にマーダーミステリーの漫画作品が掲載されるのは,今回が初めてのこと。今回は,きだ氏のコメントも公開されているので,こちらも合わせてチェックしておこう。
「週刊少年ジャンプ」公式サイト
週刊少年漫画誌史上初!
作画:宇佐崎しろ×原作:きださおりタッグで実現
マーダーミステリーを体験できる
読切作品『キミと青いヨルの』が
「週刊少年ジャンプ」
2023年16号(3月20日発売)に掲載!
3月20日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」16号(集英社・刊)に、マーダーミステリーを体験できる読切漫画『キミと青いヨルの』が掲載されます。
(C)宇佐崎しろ/集英社
”マーダーミステリー”とは、複数人が集まって用意されたシナリオの登場人物になりきり、ロールプレイしながらスリリングな推理を楽しむ体験型推理ゲーム。中国で爆発的人気を誇り、日本でもマーダーミステリーが楽しめる専門店が登場、マーダーミステリーを題材としたドラマや舞台が制作されるなど、近年注目を集めています。
週刊少年漫画誌にマーダーミステリーの漫画作品が掲載されるのは、今回が初めてです。『キミと青いヨルに』は、読者自身が物語の登場人物になりきって楽しむ、4人用のマーダーミステリー(プレイ時間:約1時間半)。ゲームの進行には、初めてマーダーミステリーに触れる方でも遊べるよう今回の読み切り用にデザインされた特設WEBサイトを使用します。
美麗なタッチで人気の漫画家・イラストレーター宇佐崎しろ氏が作画を、リアル脱出ゲームやイマーシブ・シアターの企画やプロデュースで著名なきださおり氏が初めて漫画原作を担当します。さらにゲーム制作は『キルタイム・キラーズ絶泉館の殺人』のゲームデザインを手がけた篠田築氏(gooniecafe)、ネーム構成を『天神-TENJIN-』(「少年ジャンプ+」にて連載、全14巻)の構成を手掛けた田岡宗晃氏がつとめるなど、豪華コラボレーションにて制作される「週刊少年ジャンプ」史上初の試みに、是非ご注目ください。
物語は、謎めいた女子高生・綱元梨乃が失踪した3週間後、4人のクラスメイトがこっそり夜の学校に集まるところから始まります。読者はこの4人の高校生になりきり、漫画の中で描かれる「梨乃失踪事件」の真相解明に挑戦。4人の中には、事件の犯人が隠れています。
シナリオを進めるごとに順次公開される手がかりを用いて議論を行いながら、犯人役はあたかも犯人ではないように振る舞い、残りの3人は誰が犯人なのかを探し当てていきます。
漫画を読みながら、その続きをWEBサイトで体験し、読者の手でこの物語に隠された真実を明らかにしていく『キミと青いヨルに』。宇佐崎しろ氏が描くキャラクターになりきって、きださおり氏が紡ぎだす物語世界に没入し、あっと驚く真相を解き明かす楽しさが体験できます。
原作担当:きださおり(SCRAP)氏コメント
『漫画からはじまる“あなた“の物語』どんなストーリーだったら楽しんでもらえるかなと、遊んでくれるみなさんを想像しながら原作をつとめさせていただきました。宇佐崎しろ先生が描く梨乃ちゃんの瞳に吸い込まれながら、みなさんだけの体験を楽しんでみてください!
作家プロフィール
○宇佐崎しろ(うさざき・しろ)
「週刊少年ジャンプ」2017年9月掲載の、『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』で作画デビュー。「週刊少年ジャンプ」を中心に漫画家・イラストレーターとして活動中。
〇きださおり
“体験する物語”をつくるコンテンツディレクター。リアル脱出ゲームなどを制作する株式会社SCRAPの執行役員。2014年から道玄坂ヒミツキチラボ実験室長、2017年12月から2020年まで東京ミステリーサーカスの総支配人を務める。「最果てのミステリーサーカスからの脱出」や「君は明日と消えていった」等の物語性の高いリアル脱出ゲームや「ALICE IN THE NIGHT MYSTERYCIRSUS」等の新しい体験型イベントを手掛け、オンラインやリアルな場所を舞台に、新しい物語体験作りに取り組んでいる。
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