ゲーム実況集団『西美濃八十八人衆』初のイベントとして、
ピアノコンサートを開催。
「稲葉百万鉄」と「がみ」が実況してきたゲームの音楽を、
2人のピアニストが演奏いたします。
3歳からピアノを始め、幼少期より即興演奏、作曲に親しむ。これまで都丸恵子、進藤郁子、池澤幹男、小曽根真、山下洋輔、佐山雅弘の各氏に師事。国立音楽大学演奏学科ピアノ専攻卒業後にBerklee College of Musicに入学。2013年よりEhud Ettun(bass)と“The Yabuno Ettun Project”を結成。2014年7月に1st album『BiPolar』をリリース。日本帰国後、自己のピアノトリオniskhafを結成。1st album『thirst』をリリース。現在、山口廣和(guitar)とのデュオユニット“谷の人”の1st albumを2024年夏にリリース予定。
4歳からピアノを始める。ヤマハマスタークラスに2年在籍、ピティナピアノコンペティション地区本選優秀賞を2回受賞。
近年ではゲーム音楽を中心に、アニソンやJ-POP、クラシックなどを演奏する。高度な絶対音感を持ち、原曲を忠実に再現することに強いこだわりを持っている。また、その能力を活かした耳コピによる曲の再現度は他に類を見ないほど高く、原曲を知る人の思い出までも甦らせる。YouTubeチャンネルの登録者は10万人を超え、総再生回数は3000万回を突破している。
中学校時代からの友人同士である「稲葉百万鉄」「がみ」によるゲーム実況ユニット。
2015年4月に動画投稿を開始してからこれまでに2000本以上のゲーム実況動画を制作、YouTube/ニコニコ動画での総再生回数は4億回を超える。
ソロでの活動も多く、稲葉は実況動画、がみは生配信をメインに、それぞれのフィールドで活躍中。
稲葉百万鉄からのコメント
お世話になっております。
西美濃八十八人衆の稲葉百万鉄です。
本来なら、自身のブロマガで
公開しようと考えていた文章なのですが、
現在諸般の事情によりそれが出来ない状況であるため、
ご厚意でこちらに掲載いただくことになりました。
ピアノコンサートで演奏される楽曲や、
今回販売されるグッズについて、
自分の方からコメントをしていますので、
興味のある方はお付き合いいただければと思います。
演奏楽曲について
まずは、楽曲選定のためのアンケートに
ご協力くださいました皆様、
誠にありがとうございました。
(実に2,000件近くも回答をいただきました!大感謝!)
おかげさまでセットリスト検討や許諾取得の対応など、
滞りなく進められております。
今回、新たに演奏作品として、
『俺の屍を越えてゆけ』
『To the Moon』
『ファミレスを享受せよ』
の3作品を発表することが出来ました。
いずれも素晴らしいゲーム体験をさせてもらった、
思い入れの深い作品ですし、
コンサートでこれらの楽曲の生演奏を聴けるのだと想像すると、
今からワクワクしてきてしまいますね。
各タイトルについて、簡単にコメントをしていきますと...
『俺の屍を越えてゆけ』は、
自分からも「是非!」と希望していた作品でして、
アンケートで挙げていただいた数も非常に多かったです。
ピアノコンサートをやるのであれば、
やっぱり聴かないとですよね。
『花』をね!
『To the Moon』もまた、
アンケート記載率の非常に高いタイトルでした。
遊んだのは何年も前のことですが、
曲を聴くだけでそのシーンが脳裏に浮かんで、
それと一緒に、涙も滲んでくるような...
そんなゲームですよね。
ピアノコンサートをやるんですから、聴きましょう。皆で!
『For River』を!
そして『ファミレスを享受せよ』。
もしかしたら、今回の発表でこのタイトルを目にして、
「あれ?」と思われた方もいるかも知れません。
というのも、アンケートを取ったのって今年の3月なんですけど、
この作品の実況動画を投稿したのって、
4月のことだったんですよね。
ゲーム中で流れる曲はどれも印象に残るものばかりですし、
かつどれも、ピアノアレンジ合うだろうな...という感じで。
(実際、ゲーム内でもピアノソロverを聴けますし)
自分も動画を作りながら、
「もしアンケート期間内だったら聴きたい人多かっただろうなぁ」
とか、うっすら思ったりはしていたんです。
ただ、既にアンケート集計も終わり、そこで決めた優先度に沿って
許諾取得の申請なども行っている状況でしたから。
自分から
「このゲームも候補に入れませんか?」
とは流石に言えないな、と...
そんな最中、コンサート運営の担当の方から、
『ファミレスを享受せよ』、良い曲ばかりなのでやりませんか?
と提案があり、
「え、いいの!?」ということで、追加の運びとなったのです。
ご自身の仕事は増えてしまうだろうにも関わらず、
リアルタイムに動画をチェックして、
候補楽曲の提案をしてくださり。
こういったイベントというものは、
運営する人々のこうした熱意によって成り立つものなのだなーと、
なんだか感激してしまいました。
少し長くなってしまいましたが...
そんな経緯があり、今回の演奏作品に加えることが出来たのです。
聴きたいですよね、『ファミレスを享受せよ』の曲。
それこそ全部!
今回は3作品だけの発表ですが、
それ以外のゲームもいくつも候補になっており、
運営の方々が対応を進めてくださっています。
今後、第2弾・第3弾と、
演奏作品の発表をしていけると思いますので、
どうぞ楽しみにお待ちください。
また、アンケートで多く挙げてもらったものでも、
「このゲームの曲はピアノだけでは...」と、
泣く泣く候補から外した作品もあって。
これはあくまで可能性の話ですが、
またいつか別の楽器編成でコンサートをやりたいねとか、
運営の方とは話していたりするんですよ。
(どんな楽器編成で考えているかはヒミツです)
もちろん、今回のピアノコンサートが成功を収めた暁には、
という話ですが...
そちらも本当に、夢みたいな話で。
その夢を実現させるためにも、
今回のピアノコンサートを絶対良いものにしないといけないなと、
いっそう強く思いました。
生演奏で聴きたい曲なんて、無尽蔵にありますからね...!
この話を聞いて、
一緒に夢を見てくださる方がいらっしゃいますと、
自分もすごく嬉しいです。
グッズについて
今回のコンサートの物販としまして、
色々とグッズを用意してくれることになりました。
各商品のページにも自分とがみさん、
どちらかのコメントが記載されていたりするんですが...
西美濃八十八人衆として、グッズを作るのは初めての試みですし、
こちらでも少し触れておこうと思います。
実はこれまでも、「西美濃でグッズ作りませんか?」
みたいな話自体は、
何回かもらったことはあって。
でも、やってこなかったんですよね。
個人的には、ザリTくらいは
いつか作れたらいいなと思ってたんですが、
でも実況動画を作る時間を削ってまで、やりたいかと言われると...
ああいうのって、商品のデザインとかも
主体的にやらないといけなかったり、
やること凄く多いんですよ。当然ですけど。
友人にも、
「がみさん中心でやってくれるなら受けてもいいけど?」
って聞くんですけど、
いつも「いやぁ、いいかな」的な感じですしね。
普段の活動の延長上だと、
絶対に出来ないことだったと思うんですが、
今回は2人だけじゃないですからね。
コンサートを成功させるためには、
内容は勿論、収益的な意味でも
きちんと成果を上げる必要があります。
チケットもそれなりの値段ではありますが、
そこが完売しただけでは
ホール代や諸経費と合わせてトントンというか。
こういうイベントでは、物販に力を入れないと利益が出ない、
というのはよく聞く話です。
(自分も学生時代、バンドやってたからよく分かります)
ということで、運営の方々が中心となって、
「こんな西美濃グッズがあったら嬉しい!」
みたいなアイディア出しを、ものすごくしてくれて。
こんなにもたくさんのラインナップを取り揃えるに至りました。
これもまた、熱意のなせる業というか。
実際、担当の方は殆ど貼りつきで
グッズ制作を進めてくださっています。
中には、
本当にこれで普段動画見てる人たちは喜ぶのだろうか!?と、
疑問符のつくものもあったりはしますが...笑
運営の方々と
「これがあったら欲しい」「こんなのあったら面白い」と、
頭を悩ませつつも、楽しみながら作ったグッズになります。
是非、商品ページを眺めてみていただければと思います。
※商品ページは後日公開となります。
また、もう1つ大きな話としまして、
このコンサートをきっかけとして
『ゆめにっき』や『学校であった怖い話』、
『ファミレスを享受せよ』などの
ゲーム自体のグッズも作られる、ということがあります。
(具体的にどんな商品かは、もう少し後で発表になるはず)
これ、すごいことですよね。
ゲームのファンとしては、これまで存在しなかったグッズが、
ここで新たに生まれるわけで、とんでもない喜びですし。
これらが買ってもらえることで、
ゲームの開発者の方々の利益にも繋がりますし、
主体となってグッズを作ってくれた運営会社の儲けにもなります。
この企画の立ち上げの際、
ただ実況者とそのファンが楽しんで終わり...ではなく、
そこで演奏されるゲームの権利者の方々にも、
しっかりメリットのあるイベントにしたい、
という話をしたのですけど。
それを運営の方々が、すごく真剣に考えてくれて、
こういったグッズの制作に繋げてくれた部分もあるのです。
本当に嬉しく思いますし、
自分も絶対買いたいなぁと思っています。
またそれ以外の部分でも、
当日会場に来れない人でも買えるように、とか、
なるべく品切れしないように、とか、
そういった面でも色々と考えながら進めてくださっています。
なにぶん初めての試みでもあり、
特に当日の会場での物販などでは、何か不備が出てしまわないか、
ドキドキもあったりするのですが...
全てが上手く回るように、準備を進めていきますので、
グッズに関しても楽しんでいただけたら、と思います。
おわりに
自分からのコメントとしましては以上となります。
この公式サイトに加え、
今回新たに告知用のXアカウントも作成してくれています。
演奏作品の発表などの続報は、
そちらで順次公開されていく予定ですので、
適宜フォローなどしていただけましたら幸いです。
それでは、ここまで読んでくださいました皆様はじめ、
許諾をくださったゲーム権利者の方々、
演奏者として参加いただけるアーティストの方々、
運営の方々...
このコンサートに関わる全ての人に、感謝を。
稲葉百万鉄