3DMark2001 Second Edition Build330(MadOnion.com)

 3DMark2001は,PCの客観的な能力を測るための一つの指針として,世界的規模で利用されているいわゆるベンチマークソフトだ。その最新バージョンとなる「3DMark2001 Second Edition」(以下3DMark2001SE)は,2002年6月現在での最新ハードウェアに対応したテストを行えるのが特徴。今回の大々的なバージョンアップ(Build330となる)内容は以下のとおり。

  • 今後のDirectXをサポート
  • AGP3.0(AGP 8x)をサポート
  • 最新ハードウェアをサポート
  • pixel shaderをサポートするビデオカードに対応(vertex shader対応ビデオカードはサポートしていません)
  • 日本語版,韓国語版OSをサポート
  • その他の問題を修正

 3DMark2001SEでベンチマークテストを行うには,基本的には「起動後にウィンドウ右下にある"Benchmark"ボタンをクリックするだけ」だ。これで基本的なテストが自動的に開始されて結果が表示される。結果は数値で表示され,高くなるほどPC能力も高いことを示しているといってもいいだろう。いくつか,forGamer内編集部の原稿書きマシンのベンチマーク結果数値を記しておくので,参考にしてほしい。またハードウェアや3Dグラフィックスのテクノロジーに詳しい知識があるならば,"Selected Test"や"Display and CPU Setting"でテスト環境を変更してみるのもよい。
 ちなみに「タダ製品」のように扱われている本製品だが,フリーVersionと共にシェアウェアVersionもある。レジストしていない状態では"Batch Run","ResultBrowser","Game Demo"が使えなくなっている。これを利用可能にするには,39.95ドルを支払ってレジストコードを入手する必要がある。こだわりのベンチマーカーは,ぜひ登録しておこう(普通のユーザーが登録する必要は,まずないだろう)。

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