信長の野望・天下創世 (コーエー)

 ご存じ,コーエーの人気歴史ストラテジーシリーズ最新作のデモ版が登場した。……といっても,すでに同社のゲームサイトGAMECITYで会員(GAMECITY市民)専用に公開されているのは,以前「こちら」のNewsでお伝えしたとおり。今回この体験版が,一般向けにも公開されることになったわけだ。

 まぁご存じの人も多いと思うが,一応本作について紹介しておこう。「信長の野望・天下創世」は,日本の戦国時代を描いたストラテジーゲーム。織田信長や武田信玄,上杉謙信といった,戦国時代の英雄達を操り,自らの大名家で日本を統一するのが目的だ。
 天下創世は,内政画面や合戦画面がフル3Dで描かれ,自らの領地に建物を増やしていく箱庭ゲーム的な楽しみ方ができる部分と,RTSライクな戦闘システムが特徴となっている。詳しくは,「こちら」のレビュー記事でご確認あれ。

 この体験版の主な制限は,
・シナリオ「桶狭間合戦」の織田信長のみプレイ可能
・領地を5か所に増やすか,1563年新春を迎えると終了
・セーブ/ロードが不可能
・"外交"及び"交渉"コマンドが使用不可
といったことろ。ほかにも細かい違いがあるので,デモ版ファイルに同梱されている「必ずお読み下さい.txt」で確認しておこう。ちなみにこのデモ版は,先日のアップデートパッチ(詳細は「こちら」)が適用されたバージョンになっている。

 体験版を起動して,タイトル画面を抜けると,いきなり1560年春の織田信長家を担当した状態でゲームが始まる。このあと簡単なゲームの説明が出るので,最初はひと通り目を通しておくといいだろう。
 あとは各自内政するなり,いきなり合戦するなり自由にプレイしてほしいが,いくつか注意点がある。一つめの注意点は,命令回数に関係なく使えるコマンドがあること。部下の忠誠度を上げる「論功」や,在野の人物を自家に迎える「登用」などだ。とくにこの時代の織田家の場合,領地内に有能な人物がたくさんいるので,ゲーム開始時点からガンガン「登用」していこう。
 二つめの注意点は,領地が二つある状態でゲームが始まるということ。信長が城主を務める領地で何もすることがなくなってしても,もう一つの領地では命令可能だ。領地の切り替えるには,画面下部のインタフェース上にある「居城」ボタンの左右にある三角のボタンをクリックするか,画面上部の小国ボタンを押し,出てきた日本地図で切り替えたい領地をクリックすればOKだ。
 それ以外の注意点としては,体験版では「交渉」コマンドが実行できないので,兵糧を売却できないということ。内政は,農業よりも商業に力を入れたほうがいいだろう。

 先述したように,このデモ版は,最新パッチの当たったバージョンだ。ずいぶんと変更されているので,パッチが当たる前のバージョンのデモを遊んだ人も,ぜひ試してみてほしい。(Iwahama)

(C)2003 KOEI Co., Ltd.

 

キー操作

※操作はすべてマウスで行えます

ダウンロード
169MB

動作環境

対応OS:Windows 98/Me/2000/XP
CPU:PentiumIII/700MHz以上
メモリ:192MB以上
ビデオ:VRAM 16MB以上
DirectX 8.1b以降

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