毎年のお約束,世界最大のゲームショウ「Electronic Entertainment Expo」(E3)が開催された。記念すべき第10回となるE3 2004も,引き続き会場をロサンゼルスのダウンタウンに位置するコンベンションセンターとし,全世界から集まった400社に及ぶソフトウェアやハードウェア,流通やプロダクションサービスに関連した企業が,5000平方メートル弱の会場内にひしめいている。ちなみに公式発表によると,5000の作品(内1000は完全新作)が展示されており,内72%もの作品(3600作品)が,2004年のクリスマスシーズンには店頭には並ぶとのこと(まぁ眉唾ものではあるが)。
オンラインゲームが花開いて久しい今回のE3だが,公式発表のデータを見る限り,全体のわずか3.8%となっている。昨年は全体の7.8%だったことを考えると,出展数は半減したということだ。E3に出展できるほどの予算が出せるメーカーが減ったのか,それとも全体のMMOゲームの数が減ったのか,詳しい数値は定かではないが,欧米でのMMO乱造は一段落,というところだろうか。
PCゲームだけに焦点を絞っているforGamerは,今年もほぼ編集部全員体制という大人数での取材を敢行。新作のNews,画面,ムービーなど,あらゆるPCゲーム新作情報をお届けしていこう。
|