クロニクル2での目玉機能といえば,なんといっても「ストライダー」の登場だろう。ストライダーはハッチリンが進化したもので,乗って移動することもできるペットのような存在だ。
そのストライダーへの進化は,ハッチリンの入手と同様にクエストが密接に関係している。クエストの開始は「猟師の村」にいる「賢者クロノス」に話しかければよい。ただし,"ハッチリンのレベルが55以上"という条件があるので注意しよう。ハッチリンは,入手時にレベル35なので,20レベル分成長させる必要がある。ハッチリンにはウィンド,スター,トワイライトの3種類があり,育てやすいもの/育てにくいものがある。「スター」が比較的楽に成長させられるようなので,チャレンジしてみるのがいいだろう。
現在行われている先行体験サーバーでストライダーを入手することができたので,ここからはその使用感などを交えてお伝えしていこう。
まず,ペットモードではハッチリン同様に攻撃や防御などが行える。注目すべきは,特殊攻撃の「ワールド テンパー」があること。これは近接攻撃だが,なかなかのダメージを与えてくれる。
ストライダーのエサは専用のものが用意されていて,ハッチリン用やウルフ用のエサはあげることができない。ストライダー用の通常のエサは240アデナ,高級なエサは360アデナでちょっと高めの設定だ。ステータスは,基となったハッチリンに依存していて,満腹度の減少も同様。試しに風のハッチリン(体力はないがあまりおなかが減らない)を成長させたストライダーを引き連れてみたが,あまり頻繁にエサを与えるという必要はなかった。
ストライダー専用の武器と防具も用意されているので,戦闘に参加させたい場合は購入しておくといいだろう。ちなみに,ストライダー用だけでなくハッチリン用にも1200万アデナを超える高級な武器/防具が追加されている(ハッチリンを育てるときに便利かもしれないが,高価なのが……)。
次に,騎乗モード。ストライダーへの騎乗は,召喚後に「アクション」ウィンドウの基本項目にある「乗る/降りる」コマンドを使って行う。騎乗時の移動速度は,レベル2のウィンドウォークがかかっているとき(キャラクターはウォースミス)よりも速く,快適に探索(水中はキャラクターの泳ぐ速度と同一のようだ)できた。また,"基本移動速度"が上昇するので,ウィンドウォークの効果があればさらに速く移動できる。
騎乗モードでは1キャラクターとして操作するが,能力値が変化していることを覚えておきたい。攻撃力はストライダー依存,防御力はキャラクター依存なので,騎乗での探索が多くなるならば,ストライダー用の武器を装備させておくのがよさそうだ。ちなみにワールド
テンパーは騎乗時には使うことはできない。
なお,騎乗モードではストライダーのステータスウィンドウが表示されなくなり,エサをあげる方法も変わることに注意。アイテムウィンドウにあるエサを使えば,ストライダーにエサを与えたことになる。
このようなストライダーだが,オークやメイジ系など移動速度が遅いクラス/種族にとっては喉から手が出るほど欲しいのではないだろうか。手に入れるまでの道は険しいが,それを乗り越えるだけの価値は十分にあるといえるだろう。
Lineage (r) II and Lineage (r) II the Chaotic Chronicle are registered
trademarks of NCsoft Corporation. 2004 (c) Copyright NCsoft Corporation. NC Japan
K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit
Lineage II the Chaotic Chronicle in Japan. All Rights Reserved.
|