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“銃弾飛び交うワンダーランド”「劇場版・ハートの国のアリス」の試写会に行ってきた。劇場版は2011年7月30日より全国8都市で上映開始
《公開劇場一覧》
東京 シネマサンシャイン池袋
大阪 シネ・リーブル梅田
愛知 伏見ミリオン座
北海道 ディノスシネマズ札幌劇場
福岡 ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
神奈川 川崎チネチッタ
千葉 京成ローザ(10)
愛媛 アイシネマ今治
本作品は,ルイス・キャロル原作の小説「不思議の国のアリス」をモチーフにしながらも,“銃弾飛び交うワンダーランド”というキャッチフレーズのとおり,かなり大胆なアレンジが加えられている。
ほのぼのしたメルヘン調の世界ながら,帽子屋がマフィアのボスだったり,三月ウサギが脱獄囚だったりと,主だった住人達は皆,危険人物ばかり。ちょっとした言い争いからすぐに銃撃戦になるような,物騒な“ワンダーワールド”で物語が繰り広げられる。
本作品に出演するキャストは以下のとおりで,ほぼゲーム版と同じ豪華キャストとなっている。また,シリーズのファンならキャストを見るだけで分かるかもしれないが,ジョーカーが出てくるなど,映画オリジナルのストーリーになっている。設定としては,「ハート」をベースに,「ジョーカーの国のアリス」の設定も盛り込まれたといったところだろうか。
◆キャスト◆
アリス・リデル[CV:釘宮理恵さん]
ブラッド=デュプレ(兼・先生)[CV:小西克幸さん]
エリオット=マーチ[CV:最上嗣生さん]
トゥイードル=ディー[CV:福山 潤さん]
トゥイードル=ダム[CV:福山 潤さん]
ビバルディ[CV:甲斐田裕子さん]
ペーター=ホワイト[CV:宮田幸季さん]
エース[CV:平川大輔さん]
ユリウス=モンレー[CV:子安武人さん]
ボリス=エレイ[CV:杉山紀彰さん]
メリー=ゴーランド[CV:堀内賢雄さん]
ナイトメア[CV:杉田智和さん]
ジョーカー[CV:石田 彰さん]
アリスは白兎に“無理矢理”ハートの国に引っ張りこまれたうえ,謎の薬を飲まされて元の世界に帰れなくなってしまう。劇場版は,帽子屋屋敷に滞在しているアリスが,ハートの城の舞踏会に参加するところから物語が始まる。
不思議な世界に徐々に慣れ始めたアリスは,ある日,元の世界と自分をつなぐ,大切な小瓶が失くなってしまったことに気付く。そして,さまざまな騒動に巻き込まれながら,ある“選択”を迫られる。果たしてアリスが選んだ“選択”はどのようなものに――? といったところ。歯切れの悪い文章で申し訳ないが,気になる人は,劇場で内容を確認してほしい。
観に行く人には,一つだけアドバイスをしておこう。本作品は,エンドロールの最中にもショートシナリオが入っていて,見逃すとかなりもったいないことになる。
最後に,本作のストーリーを引用しておくので,観に行く前に予習しておきたい人は,目をとおしておいてほしい。
「劇場版・ハートの国のアリス」公式サイト
■「劇場版・ハートの国のアリス」ストーリー
“帰りたい”といつまで思えるか――。
銃弾飛び交うワンダーワールド!
「ハートの国のアリス」がついに劇場版で登場!
帽子屋屋敷、ハートの城、遊園地のお馴染みメンバーや、
なんとジョーカーも登場して、甘く危険な物語が展開。
主人公は現実主義で、夢見がちなところが皆無なアリス=リデル。
特に、恋愛ごとにはこりごりだと思っている。
彼女が引っ張り込まれた(自主的にではない)のは、やけに物騒なハートの国。
メルヘン調な世界なのに、ほのぼのしているのは建物や小物だけ。
帽子屋がマフィアだったり遊園地の従業員は銃携帯が標準だったりと危険な世界。
主だった住人は皆危険人物ばかりで、すぐに乱闘騒ぎや殺し合いに発展してしまう。
その上、領地争いまで勃発しており、
帽子屋・ハートの女王、ゴーランドが対立する三つ巴状態。
おかしな薬を飲まされて(やっぱり自主的にではない)帰るに帰れなくなった主人公は、
早々に「これは、夢オチだ」と決めつけ、非日常を楽しむことにする。
劇場版では、帽子屋屋敷に滞在するアリスが
舞踏会へ参加するところから始まる、オリジナル・ストーリー。
案内役は門番の双子が買って出るが、彼らはわざとトラブルを仕掛け……!?
何かと騒動に巻き込まれる主人公。
ハートを持つアリスに惹かれるキャラクターたち。
暗躍する領主達に、迷い込むサーカス会場……。
息をもつかせぬ展開があなたを待っています。
劇場版では新たな“秘密”も明らかに?
トランプカードをばらまいた、ゲームの結末は果たして……。
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