2004/09/26 00:02 |
「エキサイト選手権 東京ゲームショウカップ」は,日本と韓国それぞれの予選を勝ち抜いた代表が,優勝賞金50万円(準優勝20万円)を賭けて勝負に臨むというイベント。日本予選は9月8日より一週間に渡って実施されており,見事勝利をもぎ取ったGift選手が日本代表として東京ゲームショウに来場している。 対する韓国側は,なんと1万人もの参加者の中から勝ち抜いたという,FairyPeanuts選手が来場。1万人もの人数が参加し,予選期間も3か月間あったということで,韓国内でもかなり話題になった模様。そのためか,同イベントにはFairyPeanuts選手の取材のために多数の韓国テレビ局が撮影を行っていたのが印象的だった
さて,試合は9ホールのストローク勝負というルールになっており,各選手は自身が鍛え上げたキャラクターを用いて試合に臨んだ。Gift選手の「恥をかかぬようがんばります」というコメントに対し,FairyPeanuts選手は「いつもどおり最善を尽くします」と,両者至って冷静。しかし,Gift選手のキャラクターはレベル34で,FairyPeanuts選手は,さらに上を行く49レベル。「アマチュア」と「セミプロ」(レベルによって与えられるプレイヤーの称号)という対決が繰り広げられるわけだが、当然クラブなどにしても、レベルが高いほうが性能がいい。
マイクを持っているのが,OnNetのKim氏。一番左が韓国ショットオンラインのイメージキャラクターの李さん
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始まる前からハンディキャップを背負っての開始となったGift氏だが,そのプレイ振りは至って冷静で,ときにはピンチに陥りながらもミラクルショットでFairyPeanuts選手や来場者を驚かせていた。なかでも,両者同スコアで迎えた4ホールめ,Gift選手はバンカーにボールを落としてしまいながらも,なんとバンカーからチップインするという神業を披露。会場からも大きな歓声が聞こえていた。 試合はすべて解説と実況付きで行われていたが,途中には同ブースではお馴染み,ショットオンラインの韓国イメージキャラクター李さんが登場し,雑談などを交えつつ試合を楽しんでいた。また,同作の開発を手掛けるOnNetのCEO,Kim Kyung Man氏も登壇。李さんが,今(自身が)着ているコスチュームをゲーム内に実装してほしい,と言ったのに対して,Kim氏は快く"分かりましたと"とあっさり返事をしていた。何でも早速作成に取り掛かるだそうなので,登場する日も近いかも? さて,そんな会話が時折聞かれながらも,試合は両者同スコアのまま最終ホールである9ホールめに突入。レベル差をものともしない大接戦であったわけだが,最終的にはGift選手がバンカーにボールを落としてしまい,FairyPeanuts選手が順調にパットを沈めて勝利となった。残念。
勝負には負けたものの,Gift選手は"今後も練習を重ねる"と,力強く言っていたが,本当はもう少し静かな環境で試合をしたかったという本音も。筆者もああいう場で対戦イベントなどに出たことがあるが,やはり大音量が鳴り響くあの環境では,なかなか集中することもできないだろう。 そしてイベントの最後には,「第4回 エキサイト選手権」の話もちらりと公表された。詳細はほとんど決まっていないものの,開催地は韓国で決定しているという。参加したいプレイヤーは,今から練習を重ねて予選に備えておこう。続報に期待あれ。(halen)
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写真中央:二人ともにこやかに振舞う試合終了直後の様子
写真右:左が日本代表のGift選手,右が韓国代表のFairyPeanuts選手
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