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WCG2003の日本代表と戦えた「ASUS SUMMER FESTA」開催
2005/08/01 21:52
会場となったグッドウィルのエンターテイメントデジタルモール
 「こちら」の記事で予告したとおり,去る2005年7月30日(土曜)に,名古屋市大須地区にあるPC専門店「グッドウィル」で,ASUSTeK Computer製品をフィーチャーしたイベント「ASUS SUMMER FESTA 2005 in GOODWILL」(以下ASUS SUMMER FESTA)が開催された。



Kikuji氏
 4Gamerが同イベントで注目していたのは,なんといっても「World Cyber Games 2003」の日本代表,Kikuji氏と「Unreal Tournament 2004」で1on1対戦できるイベント内イベント「Kikuji Shootout」だ。準備期間が足りなかったのか,告知は控えめで,結果としてASUS SUMMER FESTA自体は盛り上がりに欠けていたというのが正直なところ。しかし,Kikuji氏の実の父親であるKanekon氏運営のWebサイト「code-Reality online competition」絡みの,腕に覚えのある人たちが参加したことで,Kikuji Shootout自体はなかなか見応えのある内容になった。

左:戦いの舞台となったIronic。壁だらけのマップということで,すぐさまFlack Canonを取りに行くあたりから,Kikuji氏に手を抜くつもりはないことがうかがえた
中央:1試合3分で行われた1on1のようす。World Cyber Gamesを主催するテクノブラッドが実況を担当し,かなり本格的な雰囲気
右:イベントの終盤には,Kikuji氏とKanekon氏による1on1が実現! かなりレアな対戦カードといえる。結果は(想像どおり?)Kikuji氏の圧勝


 1on1ではどうしても力の差が出てしまううえ,数日前からきっちり練習していたという元日本代表にそうそう勝てるわけはなく,すべての勝負でKikuji氏の圧勝にはなった。だが,有効な武器を奪われ,まず間違いなくシールドも取れない状況にあって,なすすべなくやられるのでなく,Bio Rifleなどを片手になんとか立ち向かって行けた挑戦者が多かった点には注目したい。マップがマップだけに,接近戦となるケースが比較的目立ったが,そこでもKikuji氏のキャラをきちんと捕捉し,冷静に攻撃を試みるプレイヤーの姿が見られた。Kikuji氏に対して先読み攻撃を命中させる人すらいたほどだ。
 「壁に当たるばかりで,マトモな勝負にすらならないのではないか」と失礼にも思っていた筆者の想像は,まったくいい意味で裏切られた次第。"とりあえずご来場の皆様に,PCゲームに触ってみてもらいました"程度に陥りやすいこの手のイベントにしては,非常にレベルの高い戦いが繰り広げられたといえるだろう。
 それだけに,イベント全体が今ひとつな結果に終わったのは本当に残念だった。次回はぜひ,主催側には十全な告知&準備を望みたい。



 ちなみに,Kikuji氏の"得物"を拝見させてもらうと,意外にも普通の構成。ただ,「大きさは関係なく,滑りにくくて動かしやすいから」という理由で,Fatal1tyブランドの「FATPAD」を使っており,これだけは譲れないとのことだった。このあたりは好みの問題もあるうえ,FATPADの入手性は最近低くなっているが,FPSプレイヤーは参考にするといいかもしれない。(佐々山薫郁)

左:Kikuji氏のキーボード。サンワサプライの「SKB-SL02」というコンパクトタイプだった
右:マウスはロジクールの「MX310 Optical Mouse」を使っていた。マウスの感度を上げている関係で,FATPADの広さの五分の一も使っていない印象。大きさよりも,操作感のほうが重要ということなのだろう

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.08/20050801215219detail.html