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セガ，MMORPG「RF online」の種族バランス調整を実施
セガは，現在サービス中のMMORPG「RF online」で，種族間のバランス調整を行った。内容は，ベラートのアーマーライダーの「アーマードマスタリー」スキルの効果の調整ということで，機甲（いわゆる黒機甲）が突出している状態に対する調整となる。
機甲装備は，その存在だけで敵種族には脅威となるやっかいなシロモノだ。半面，（パーツの取り替えなども可能ではあるが）搭乗者のスキルと機甲の強さにはあまり関連がなく，成長要素は少ない。42，43，45，48の各レベルでパーツを1個ずつアップグレードできるらしいが，そもそもレベル48以上のキャラクターは，本家韓国でも全クラスでまだ一人か二人しかいないそうだ。機甲を降りないと経験値稼ぎができないので，スペシャリストやデュアルクラスのキャラクターでは，レベリング難度で自然と調整されるというのが機甲装備の仕様だ。
とはいえ，キャラクターのスキルで威力の上がっていくアクレシアのランチャーや，成長していくコラのアニムスと比べると，2次転職直後の優位性は疑いのないものといえるだろう。
韓国サーバーでは，レベル42あたりのプレイヤーが中心といわれるが，その状態ではとくにベラートが突出しているというわけではない。レベル41で装備が更新されるので，レベル40直後の状態（レベル39装備）では歯が立たなくても，41装備とアイテムアップグレードで大きな問題にはならないはず，であったらしい。
今回は機甲自体にはなんら手は加えられず，アーマーライダーがクラススキルを習得して，とくに強くなっていた状態のみ緩和されることとなった。あまり大きな変更ではないが，これがどの程度の違いとなるのかは，実際にゲームの中で確認してみてほしい。
以前行ったチャットイベントでも，日本独自の調整は随時行っていくというアナウンスが繰り返されていたが，それが今回実現したということになる。「対応が遅い」などの意見もチラホラと聞こえてくるが，サービス開始からレベル40での問題発生，さらに様子見の時間を考えると，2週間足らずで対応というのは，割と早いと評価してもいいのではないだろうか。
今回の変更点も，ゲーム内の状況が変わってくれば，元に戻ることもあるだろう。また今後は，別の種族で調整が入ることも十分考えられる。セガには，「うちの種族が弱すぎる」という苦情が全種族から満遍なく寄せられているそうで，バランス調整も楽ではなさそうだ。 （aueki）
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