アーケードゲーム出身で,コンシューマ機への移植版も人気を博した同シリーズ。元々は大型アーケード筐体もしくはコンシューマ機のガンコントローラで遊ぶゲームだが,ガンコンをマウスに持ち替えても,その爽快感は健在。むしろトリガーよりも連打しやすいマウスでは,"撃ち払え!"という本作のキャッチ通りのプレイが楽しめる。ゴア表現の強弱も自由に設定できる,世代や嗜好を問わず,誰にでもオススメできる良質のデモだ。
「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3」は前作から16年後の世界を描いたもので,第1作の「キュリアン邸事件」や,第2作の「ゴールドマン事件」といった過去の物語と連続したストーリーとなっている。PC版は,マウスで操作できる点,1280×1024ドットの高解像度表示に対応している点が大きな特徴だ。
本デモ版では,本編序盤のChapter0「追想」を「SURVIVAL MODE」と「TIME ATTACK」の2モードで楽しめる。
SURVIVAL MODEはいわゆるストーリーモードで,Chapter0のクライマックス直前でゲームオーバーになる仕組み。TIME ATTACKモードも同様の場面までのプレイに制限されているが,こちらはクリアタイムが計測されるため,何度も繰り返し遊べるだろう。
冒頭にも書いた通り,本作のマウスでのプレイは実に面白い感触である。これはプレイヤーキャラクターの武器であるショットガンを,かなりの速度で連射(連打)できてしまうためだ。またリロードを右クリックで行える(ガンコンの場合は,画面から銃口を"そらす"のが一般的)ため,ほぼ連続して銃を撃ち続けられる。
元々このシリーズは,いわゆるAIM(エイミング:目標の捕捉)に加えて"連打力"(トリガーだとするとちょっと変な言い方だが)が問われるシチュエーションが多く,ゲーム中盤では多少うんざりしてくることもあった。ところがマウスでプレイすると途端にストレスが軽減,長時間のプレイも平気になる。これはかなり独特の感覚なので,アーケードやコンシューマでプレイしていた人も,自ら愛用しているマウスを使って,ぜひ一度試してみてほしい。
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