2005年2月末からオープンβテストが行われている「天下無双」は,蓬莱中土と呼ばれる架空の世界を舞台にしたMMORPG。エルフやドラゴンが登場する一般的なファンタジー世界とは異なり,本作では仙人や妖魔(モンスター)が登場する。オリエンタルな一種独特の魅力を放っている世界観は,一見の価値ありといえるだろう。
さて前回は,キャラクターメイキングと五行について紹介したので,今回はいよいよ実際の冒険に出発しよう。序盤でお世話になる桃花の村,桃花の谷を中心に解説していく。
キャラクターメイキングを終えてゲームをスタートすると,剣宗(けんそう)は仙剣門(せんけんもん),戟門(げきもん)は神戟門(しんげきもん),詭流(きりゅう)は聖詭門(せいきもん),幻道(げんどう)は幻道門(げんどうもん)という場所に現れる。スタート地点には師匠と大先輩がおり,師匠は冒険の心得を説いてくれ,大先輩は武術場へとテレポートさせてくれる。
ちなみにどの武門(クラス)もマップの構造は同じだが,景色は若干違うので,興味がある人はセカンドキャラなどを作ったときに注意して見ておくといいだろう。
武術場へテレポートしたら,早速修行だ。武術場の隅には「捕らわれた邪鬼」と呼ばれる鎖につながれた妖魔がおり,これを殴る(左クリックする)ことで経験値が稼げる。「捕らわれた邪鬼」は反撃してこないし,死ぬこともないので,ひたすら殴れば経験値をどんどん稼げるはずだ。
ちなみに本作は,敵を一度クリックするだけで攻撃し続けてくれる。だから「捕らわれた邪鬼」を一度左クリックしたら,あとは放っておいてもOK。経験値を稼いでいる間にヘルプファイルを読んだり,装備ウィンドウを開いたりしてゲームシステムに慣れておこう。
武門によって時間は異なるが,「捕らわれた邪鬼」を5〜10分程度も殴っていれば,キャラクターの等級(レベル)は5になるはず。武術場ではこれ以上の経験値を稼げないので,マップ左下へと向かい,同武門の門下生に話しかけて桃花村へと進もう。
桃花の村には武具を販売する鋳物屋,回復アイテムを販売する酒館や薬屋,招式属性を変化させる護符などを販売する宝閣といった施設がある。販売している商品の一覧を紹介しておくので,買い物の役に立ててもらいたい。
またあちこちにいるNPCからはしばしばクエストをもらえるので,NPCを見かけたら,とりあえず話しかけてみるといいだろう。なお同じNPCでも,話しかけるキャラクターの武門によってもらえるクエストが異なる場合もあるので注意してほしい。
桃花の村で装備を調えたら(といっても最初は何も買えないが),マップを左へと進んで桃花の谷へと行こう。
桃花の谷に生息するモンスターは,大鼠,狐,猪,白狐,人面蜘蛛,岩鬼の順に強くなっていく。といってもどれも中立的な性格で,こちらが手を出さなければ襲いかかってくることはなく,余裕を持って戦えるだろう。一つだけ注意しなければならないのが,妖魔を攻撃したとき,同種の妖魔が付近にいると,そちらも連れ立って攻撃してくること。体力に余裕があるならまだ問題は少ないが,そうでないときだと袋叩きにあって即死ということもある。周囲には気を配りながら戦うべし。
武術場でレベル5まで成長させてから桃花の谷に到着する人がほとんどだと思うが,レベル5まで成長しているのなら,剣宗や戟門は人面蜘蛛から戦っても十分に勝てる。しかもこの2武門は,複数の妖魔を直線状に並べて攻撃すれば,同時にダメージを与えられるのだ。上手な位置取りをしながら戦えば,非常に効率の良い経験値稼ぎができるだろう。
なお序盤戦は詭流と幻道にとっては少々厳しく,レベル5程度では人面蜘蛛や岩鬼に挑んでも返り討ちに合うだろう。試しに詭流でレベル5までの昇級点をすべて「防」に振って人面蜘蛛にチャレンジしてみたが,それでも勝てなかった。詭流と幻道のプレイヤーは,地道に狐や猪あたりから戦っていこう。
「天下無双」
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