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ダメージのインフレが止まらない。iOS向け放置型RPG「超ダメージ勇者」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第497回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
放置ゲームというのは,何かの作業と並行して進め,一定時間経ってから成果を確認するのが気持ちいい。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな放置ゲームのひとつで,ダメージのインフレーションが凄まじいRPG「超ダメージ勇者」を紹介する。さまざまな職業の仲間を加え,とてつもないHPを持つボスを撃破していこう。
「超ダメージ勇者」ダウンロードページ(App Store)
ゲームを開始するとボスらしき敵と勇者だけがポツンと表示される。勇者は一定時間ごとに自動で攻撃を行うが,勇者の攻撃力に対してボスのHPが非常に多いため,1人でボスを倒そうとすると膨大な時間が必要となってしまう。
そんなときは,ボスをタップしてプレイヤーからの直接攻撃を行ったり,「戦士」「魔法使い」といった仲間を加えたり,与えたダメージによって貯まるゴールドを使って勇者や仲間を強化したりして,バトルを有利に進めていこう。
勇者は1人だけだが,戦士は最大14人,それ以外の職業は最大10人まで雇える。仲間の数を増やすことで,DPS(1秒間に与えるダメージ)が上昇し,ゴールドの貯まりも良くなる。まずは戦士と魔法使いを中心に増員させていくといいだろう。
また,勇者や仲間達はレベルアップさせることで攻撃力が上昇する。新たな仲間を追加するのはかなり費用が必要となるので,まずはレベルアップで強化し,その後余裕ができたら仲間を追加するのがいいかもしれない。なお,アイテムを使って仲間の攻撃力を強化することもできる。
仲間を雇うと,同じ職業を雇うためのゴールドが増加していく。例えば,最初は1500ゴールドで雇えた戦士も,2人3人と雇ううちに金額が上昇し,10人を超えた頃には,雇うだけで300万ゴールド以上の費用が発生する。
そのため,ゲームが進めば進むほど,ゴールドをどこに注ぎ込むかというのが重要となる。強化要素である「仲間を追加」「レベルアップ」「アイテム購入」という3つのどこにゴールドをかけるのか,しっかりと見極めよう。
本作に登場するボスは攻撃を行わないので,一方的にこちら側から攻撃することになる。とはいえボスのHPは異常なほどに高いので,苦戦を強いられるだろう。
また,ゲームを進めていくほど,プレイヤーのタップによる攻撃はあまりダメージを稼げなくなるので,仲間による攻撃(つまり放置)を中心で問題ない。ただしバックグラウンド状態では動かないので,充電しながら適当に放置しておくといいだろう。
ときおり出現する宝箱から,ボーナスコインや「加速モード」と呼ばれるフィーバーモードに突入できるほか,30分ごとに溜まる「加速パワー」を使えば,任意に同モードを利用することもできる。
同モードは,一定時間,勇者を含むすべてのキャラクターの行動スピードと攻撃力が2倍になるというもので,効率的にゴールドが稼げるようになる。なお,加速パワーは5つ以上は溜まらないので,こまめに消化していくといこう。
タップするだけ,見てるだけ,というゲーム性を簡略化したデザインながら,なぜかハマってしまう本作。放置ゲームが好きな人には全力でオススメできる作品なので,さっそく遊んでみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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