このゲームの読者の評価
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癖がすごい 80 - 投稿者:ミリゴ(男性/30代)
- 投稿日:2017/12/04
- 良い点
- ・とにかくトリコが可愛すぎる
・幻想的な世界観、ヴィジュアル、音楽ともに雰囲気満点
・カットシーンは映画のようなかっこよさ
・トリコとずっと遊んでいたくなる
・ラストに向かって盛り上げるストーリー - 悪い点
- ・操作性・カメラワークがひどすぎる
・パズルが難しいというか、操作性のせいもあってとてもいらいらする
・トリコとずっと遊んでいたくなる - 総評
- とりあえずトリコを好きになれるかどうかにかかってるゲームかなと思います。
主人公の操作性もトリコに乗ったときのカメラワークもかなり悪くて、その辺りの爽快感はゼロ。トリコもキビキビと動いてくれる訳ではない。
なのでちょっとトリコを待ったり、トリコちょっと待って!と思ったり、その辺りもどかしさを感じます。
ただこのもどかしさは敢えてなのかなと感じるところもあって、結果的にトリコに対する愛着につながるのかなと思いました。
世界観、ヴィジュアル、音楽、ストーリーはとても素晴らしい!
たいした台詞もないのにラストはとんでもなく泣く羽目になってしまいました。
クリアしたあとにもう1度トリコに会いたいなと思わせてくれるほどですが、やはり操作性やカメラワークの不満点がとても強く、ちょっと躊躇します。
私は買ってよかったなと思える作品でした。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 1 5 3 -
イライラをお金で買ってしまった! 25 - 投稿者:しん(男性/50代)
- 投稿日:2017/01/06
- 良い点
- ・独特な世界を感じさせる雰囲気
・建物や衣装などのデザインは素晴らしいの一言
・トリコのしぐさや可愛らしさはすごい
・実在しているかのようなトリコのAIはすごい
・音楽も良い
・最後まで残った一般スタッフの投げ出さない心 - 悪い点
- ・ワンテンポ遅れる操作性
・見たいところが見えないカメラ制御
・トリコが言うことを聞かない
・ストーリーと関連性がないパズル
・ボリュームが無い
・バグなのか、仕様なのか戸惑う - 総評
- アートワーク、音楽、トリコの挙動など、本当に素晴らしいです。
また、多少の古臭さはありますが、グラフィックも標準以上の出来です。
音楽もとても雰囲気が良いです。
しかし、ゲームとしては最悪です。
劣悪なカメラワークの中で、まともに動かすことができない少年と
言うことを効かない大猫を操りながらパズルを問いていく苦痛は
ストレスがたまりまくって死ぬかと思いました。
また、気になったのがシナリオとパズルの関係性です。
このタイプのゲームならばシナリオ上で困難に立ち向かうために
障害を取り除いていくという形にすべきだと思いますが、
ただステージがあってパズルをクリアするという構成となっています。
その部分だけ、雰囲気ゲーなのにやたらとゲームっぽい感じがして
シナリオとの一体感がまったくありません。
これだけイライラする遊びをさせるのなら、
なぜそのパズルをさせられるかという強烈な理由付けが欲しいです。
ただ冒頭にも描いたとおり、雰囲気やテーマは本当に良いので、
この題材でジブリの亀アニメのような無声アニメを作った方が
才能を発揮できるのではないかと思いました。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 1 1 1 -
体験そのものが美しいゲーム 90 - 投稿者:Crayon(男性/30代)
- 投稿日:2016/12/16
- 良い点
- ・大鷲トリコをリアルに感じさせる類まれなるAIとアニメーション
・壮大な建造物や環境とその見せ方の巧さ
・大鷲の息を呑むような迫力と時折見せる可愛げのある動作
・謎めいていて興味を唆るような独特な世界観
・トリコと協力して謎解きをした時の達成感
・要所要所で素晴らしく演出してくれる音楽
・少年とトリコが信頼関係を築いていく様子がゲームプレイの中で見事に表現されている
・比較的短いロード時間
・ユーザインターフェイスが極力表示されないことで没入感が高められている
・このゲームがお蔵入りせず発売してくれたこと - 悪い点
- ・屋外でのフレームレートの低下
・いくつかの謎解き要素はあまりにもわかりにくい
・思い通りに動かないカメラ
・操作性の悪さ - 総評
- 長年待ったかいのある、唯一無二のゲームでした。
さくさく進めたい人は、なかなか思うように動いてくれないトリコにフラストレーションを感じるかもしれません。
しかし、人間の言葉がトリコのような動物に伝わらないのは当たり前で、それを自然なものとして感じられるようなトリコのAIは見事です。
こういったジャンルのゲームはめったに見かけなくなりましたし、普通にプレイして10時間強でクリア可能というのは近年のトレンドとは真逆なのかもしれません。
だからこそ、このゲームでしか味わうことのできないものがあるのだと思います。
トリコが思うように動いてくれた時の喜びというのは既存のゲームではまずないであろう種類のものでした。
パズルや謎解きの内容も、解いてみると腑に落ちるというか、達成感を得られるものが多くて楽しかったです。トリコの力を借りて行うものは特に。
カットシーンはあるのですが、ゲームプレイ一つ一つにストーリー性が感じられました。
世界観やゲーム性、そしてトリコというキャラクターが合う人にとっては最高傑作のように感じられるのではないかと思います。
一方で、どんなゲームにも言えるでしょうが、合わない人にはとことん合わないゲームです。
開発チームが「人喰いの大鷲トリコ」を完成まで漕ぎ着けたこと、そして完成されたものが素晴らしかった事に感謝です。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 5 3 -
心と歴史に残る、至極のNPC 85 - 投稿者:BLTN(男性/40代)
- 投稿日:2016/12/12
- 良い点
- ■ストーリー
プレイ時間13〜14時間でENDまで到達。
このENDで満足し納得。久々に涙腺が緩んだ。
ペットを飼ったことがあるプレイヤーなら、ぜひ最後までプレイしてほしい。
■大鷲トリコの存在
NPCの挙動で最もズバ抜けていたのは「The Last of Us」の少女エリーだと思う。
いくら観察していてもそれがAIだとは思えない挙動だった。
トリコはその彼女の上を行っている。
終盤に近づくほどトリコに抱く愛くるしさは異様。
■アクションパズルとしての秀逸なレベルデザイン
瞬発性を要することはほぼ無い。
限られた空間を注視すれば突破でき、その満足感に浸れる絶妙なバランス。
■グラフィック
中盤までの半分以上は屋内だが、時折訪れる屋外の描写が素晴らしい。
トリコの羽や草木が光に反射され、風にゆらめく様に魅入る。 - 悪い点
- ▼ゲームとしてのユーザビリティ
第一にカメラワークへの不満が目立つ。
狭い屋内、トリコと壁の間に主人公が入り込むと闇の世界で何も分からない。
意図的な狭所では調整されるものの、イレギュラーに対応しきれていない。
カメラの回転にも初動に溜めがあり、妙な慣性を持っているからか慣れと諦めが必要。
▼少年がトリコに乗ってからの操作性に難あり
大鷲に乗った。しかし降りたい。ここからのもどかしさが惜しい。
トリコから降りたい少年がその手を離す。
しかしトリコの身体が近いと、勝手にしがみ付いて降りられない。
それを何度か繰り返すと、背中からべしゃっと地面に落ちる。
トリコから降りることに難儀するのは、ゲーム性として減点。
クリアに支障をきたす程ではないが、フラストレーションにはなり得る。 - 総評
- ■ゲームかつ作品
ICOやワンダをご存じの方なら言わずもがな、TVゲームとして真っ向から向き合うと面を喰らう。これはトリコを愛でる作品だと思う。
時たま訪れるカメラワークや少年の挙動に苛立ちを覚えるが、トリコの愛くるしさと息を呑む風景は一見の価値あり。その価値を見いだせるか否かで評価は分かれるかも知れない。
時に指示通り動かないトリコも上田氏の狙いだと感じる。ボタン一つで意のままに操れる方が不自然だろう。
1周30時間に満たないボリュームは程よいが、周回するにはトロフィーありきの体で挑まなくてはならない。むしろトリコを良き思い出として記憶に残したいなら1周で充分と思える。
▼高所恐怖症の方は要覚悟
大鷲の魅力を引き出すロケーションではあるが、終盤に行くほど断崖絶壁となる。
描写の美しさと相まって、これは高所恐怖症を完全に仕留めにかかってるなと思う。
吹き抜けのエスカレータに恐怖感を覚える私には、精神との格闘だった。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 5 4 -
神ゲー! 100 - 投稿者:虎太郎(男性/40代)
- 投稿日:2016/12/11
- 良い点
- ・まるで生きているかの様なトリコ
・絶妙な難易度
・ただのフォトリアルではなく、光と影を上手に活かした個性もありつつ美麗なグラフィック
・おおくは語らずとも、ゲーム体験で世界観への理解を深め、感情移入をうながし、没入してしまう物語、世界観
・美しい音楽、ちょっとした効果音もすごく良い感じ - 悪い点
- ・特になし
- 総評
- 文句のつけようのない神ゲームです。
パズルアクションになっているので、ジャンルに好き嫌いはあるかもですが、1度は試してほしいソフトです。
大鷲のトリコは、実際には存在しない架空の生き物ですが、見た目やちょっとした仕草は「生きている」と感じるほどリアル。
あくまで動物なので、会話は通じませんし、訓練しまくったサーカスの動物でもないので、指示を100%的確にこなしてくれるわけでもありません。でも、その「もどかしさ」がまさに生き物を相手にしているような感覚になるのです。
素晴らしいのが、そのもどかしい感覚を繰り返すうちに、トリコの視線やふとした動きでゲーム内で次にどこにいったらいいのか、トリコにどう動いてもらえばいいのか察する事ができるようになります。絆を感じるほどに絶妙なさじ加減で動いてくれるのです。
動物を扱うゲームはいくつかプレイした記憶はありますが、この感覚は味わった事がありませんでした。特にペットを飼った経験のあるプレイヤーにはたまらないんじゃないでしょうか。
ゲームを進めれば進めるほどに、トリコの迫力、恐ろしさ、可愛らしさに魅了されるのです。
特に不満点はありません、しいてあげれば、発表から発売されるまではさすがに長すぎでしょうか、おかげでPS4になり、このクオリティなので文句をいうとこではないかもですが、卒業!といって持ち上げるのはちょっと違う気もします(笑)
とにかく言葉で説明しただけでも、恐らく動画を見ただけでもトリコの魅力は伝わりきらないと思います、体験してこそのゲームです。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 4
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