Switch版「フロントミッション ザ・ファースト：リメイク」のパッケージ版発売開始。リバーシブルジャケットやオリジナル冊子など，シリーズファンなら手元に置いておきたい1本だ【PR】

　レイニーフロッグは本日（2023年6月15日），「フロントミッション ザ・ファースト：リメイク」のNintendo Switch向けパッケージ版の発売を開始した。


　本作は，スクウェア（現スクウェア・エニックス）がスーパーファミコン向けに発売した「フロントミッション」（1995年発売）に，新要素を加えて移植したPlayStation版「フロントミッション ザ・ファースト」（2003年発売）のフルHDリメイク作品。「ヴァンツァー」と呼ばれる巨大な歩行兵器をカスタマイズして操り，自軍を勝利へと導くターン制のシミュレーションRPGだ。

Zenith（ゼニス）	Frost（フロスト）
Gust（ガスト）	Numsekar（ナムスカル）

ストーリー
2090年、世界中の紛争で用いられるのは主にヴァンツァーと呼ばれる巨大な歩行兵器となっていた。この世界の2大勢力であるオシアナ共同連合（O.C.U.）とニューコンチネント合衆国（U.S.N.）が国境を接する唯一の陸地ハフマン島。この島で今、新たな紛争が起ころうとしていた……
O.C.U.軍特務偵察隊の隊長であるロイド・クライブ大尉はU.S.N軍施設を偵察するという任務を任される。しかし、待ち伏せしていた U.S.N軍ヴァンツァーに攻撃されてから起きた一連の出来事をきっかけにハフマン島全土が紛争地と化す。また、同事件により、ロイドの婚約者であるカレン・ミューア中尉は行方不明となってしまう。除隊させられたロイドはカレンに何が起こったかを知るためミッションを開始。捜査が進むにつれて、あの事件の裏にある陰謀とその陰謀を画策した者が明らかとなる。

　リメイク版には，原作のプレイ感を再現した「クラシックモード」のほか，グラフィックスを一新したうえでカメラの自由操作が可能になり，BGMもリマスターされた「モダンモード」も搭載。
　とくにモダンモードでは，前述したカメラの自由操作のほか，バトルアニメーションのスキップ機能や，ミッション中に戦略マップ（オーバービューマップ）を確認できる機能など，ゲームを遊びやすくするための仕組みが随所に盛り込まれている。

クラシックモード

モダンモード

　なお，Nintendo Switch向けダウンロード版の配信は昨年11月にスタートしているほか，6月30日にはPC（Steam） / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PlayStation 4 / Xbox Oneという各プラットフォーム向けにもダウンロード版が配信される予定（配信元はいずれもForever Entertainment）。
　しかし，本日発売されたNintendo Switch向けのパッケージ版はリバーシブル仕様のジャケットが採用されているほか，オリジナルのマニュアル（冊子）が同梱されているなど，コレクションアイテムとしても押さえておきたい仕様になっている。ゲームをデータだけではなくモノとして手元に置いておきたい「フロントミッション」シリーズのファンにとって，今回のパッケージ版は魅力的な1本だろう。

「フロントミッション ザ・ファースト：リメイク」（パッケージ版）公式サイト