[CJ 2005] 韓国共同ブースのシューティング「Space Cowboy Online」
例年ChinaJoyに韓国ゲームデベロッパーを集めて出展してきた韓国ゲーム産業開発院は今年(2005年)出展せず,ソウル産業通商振興院とソフトウェア振興院が共同してSEOUL ANIMATION CENTERとして計13社のゲームを出品していた。 ブースのスペースが狭かったこともあり, 実際にプレイできたのは3タイトルのみ。その中で中国プレイヤーたちの目を一番強く惹き付けたのが,以前「こちら」の記事でライブドアによる日本展開に触れた,3D飛行シューテングオンラインゲーム「Space Cowboy Online」である。
MASANG SOFTが開発した同作品は,クライアントプログラムが音声チャットシステムを内蔵しており,ゲーム本体さえインストールすれば,50人余りのグループでボイスチャットが可能になる。 ChinaJoy会場で中国−韓国間のボイスチャット試験を行った結果,音声の品質は一般加入電話と同等のレベルに達していた。中国語の特性上,文字チャットは入力が繁雑にならざるを得ないこともあって,中国の人達にはかなり好評だったという。 スピーディなゲーム進行に合わせて, 文字チャットより素早い対応が可能な多人数ボイスチャット機能を持つ同作品は,プレイヤーたちのコミュニケーションや作戦の立案が楽なため,既存のMMORPGように攻撃一辺倒の戦闘とは違う,組織的な戦闘が目新しい要素となる。 会場ブースで会った,MASANG SOFT社社長Jimmy Kang氏は「中国市場ももちろん重要ですが, ライブドア社と契約以後, 日本におけるローカライズ作業に総力を傾けています。ローカライズ担当スタッフ陣も大幅に増強し,少なくともパートナーであるライブドアが,この作品で日本のオンラインゲーム市場に地歩を築けるよう,最大限サポートする予定です」とコメントしてくれた。
「Space Cowboy Online」 →プレイムービー(47秒・WMV・2.84MB)は「こちら」 →プロモムービー1(15.6MB・4分21秒・WMV)は「こちら」 →プロモムービー2(16.2MB・4分31秒・WMV)は「こちら」
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