NEXON,韓国で新たに四つのオンラインゲーム開発スタジオを設立
11月9日から開催されているゲームショウG★において,韓国のNEXONは,このたび新たに四つの開発スタジオを設立し,MMORPGやカジュアルゲームのみならず,さまざまなジャンルのゲームを開発していく意向について発表した。 これは単に四つのスタジオを新たに立ち上げるということではなく,既存の開発本部を四つの「スタジオ体制」に変更することで,各開発パートをより独立的,専門的に活動できるようにしていこうというもの。このスタジオ体制は日本やアメリカの多くのゲームメーカーですでに採用されているが,韓国ではまだ珍しいとのこと。オンラインゲーム開発の盛んな韓国でも,スタジオ体制を取り入れることで,より多角的なゲーム開発を目指していくようだ。 現在,韓国ではMMORPGやカジュアルゲームに続いて,FPSが人気を集めているという。NEXONはこのFPS開発のノウハウを得るため,2006年8月にDOOBIC ENTERTAINMENTを傘下に入れている。今回のスタジオ体制の採用により,DOOBIC ENTERTAINMENTは開発4本部であるウィゼットスタジオ(詳細は下記リリース参照)に加わり,NEXONの今後のFPS開発に大きな影響を与えることになりそうだ。
この発表会の模様については,後ほど取材記事として掲載する予定だが,まずは発表された四つの新スタジオと,五つの新タイトルをここに掲載する。「Project SP1」はすでにブースレポート記事を紹介しているので,そちらも参照してほしい。(Kawamura)
#####以下,リリースより#####
【 ネクソン スタジオ設立概要 】 開発1本部:スタジオ名は未定 正統MMORPGとFPSゲーム製作専門スタジオ
開発2本部:ロドマニスタジオ 大衆性が強いカジュアルゲーム製作専門スタジオ
開発3本部:デブキャットスタジオ 独創的な企画+大衆性を同時に確保できるゲーム製作専門スタジオ
開発4本部:ウィゼットスタジオ 特定ターゲットを基準にしたカジュアルゲーム製作専門スタジオ
【 ネクソン 新タイトル概要 】
[プロジェクトSP1] 開発社: Silverpotion Corporation サービス社: (株)ネクソン プロジェクト名: プロジェクトSP1 ゲームジャンル: Full 3D MMORPG 世界観: 1950年代(大恐慌時代以後のアメリカ、当時のヨーロッパ)を文化的モチーフとして、技術的には進歩した機械文明を仮想設定。多少陰うつで都市的でディストピア的な雰囲気を内包。ファンタジー、武侠という枠から脱皮した近現代的(1950年) 設定と未来指向的、SF的要素を加えたシナリオ設定。
[KickOff] 開発社: CYBER REVOLUTIONARY SPACE CO.LTD. サービス社: (株)ネクソン プロジェクト名: Kick Off ゲームジャンル: カジュアルサッカーゲーム 世界観: 組織的協力プレイと派手な個人技を具現したリアルストリートサッカー
[KoonPa] 開発社: NDOORS Corporation サービス社: (株)ネクソン プロジェクト名: KoongPa ゲームジャンル: カジュアル格闘ゲーム 世界観: スーパーヒーローの変身コミック乱闘対戦アクションゲーム
[プロジェクトブラック] 現在、企画開発中の為、発表できる段階になりましたら、お知らせします。
[プロジェクトバブルファイター] 現在、企画開発中の為、発表できる段階になりましたら、お知らせします。
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