企画記事
2007年を振り返る「Yearly / Monthly 4Gamer」1〜12月分
2007年1月5日(金)〜12月28日(金)の間,4Gamerに掲載された記事は1万0489本。うわー,とうとう1万本を超えちゃった。ちなみに2006年は8274本,2005年は6403本で,だいたい1年ごとに2000本ぐらいずつ増えている計算になりますな。2008年は1万2500本ぐらいでしょうか。
そうやって来年の話なんかして,鬼どもを爆笑させるのも癪なので,さっそく2007年を振り返るぞ。ちなみに昨年は「4Gamer記事ヒット数ベスト100」などという力技で1年を振り返っていたが,今年はそんなことはしません。1〜12月の各月のヒット記事を集計し,1か月ずつ振り返るというのが,今年流行りの新しい振り返り方なのだ。本当のことを漏らしちゃうと,9月にサイトを全面リニューアルした関係で,記事アクセス数の集計方法が変わってしまい,ちょっと8月以前と9月以降の数値の比較が不可能だったのだ。でへへ。
そんなわけで記事を振り返る前に,まずはゲーム業界の動向をざっと振り返ってみよう。
2007年のオンラインゲーム
また新作,既存作と含めて,「大規模PvP」が今年の合言葉となっていたようだ。かつては猫も杓子も「攻城戦」だったが,これと同じ種類のものだろう。今年の新作「シャイヤ」が1500人vs.1500人という,文字通りの大規模PvPを謳っているのは記憶に新しいが,既存作の多くも,アップデートでこの要素を取り入れている状況だ。
「マビノギ英雄伝」 |
「Dragon Nest」 |
これはもう納得のいく方向性であり,“ひたすらクリック&ポーションがぶ飲み”という形式に固まりがちな現在の擬似リアルタイム制に限界を感じた開発者が,そこからの脱却を目指した当然の進路といえる。ただ,激しいアクションと世界の同期を両立させるため,どうしてもMOとなってしまいがちなのは仕方のないところだろう。素晴らしいアクションが可能な完全リアルタイム制MMORPGは,何世代か先の話となりそうだ。
しかし「カウンターストライクオンライン」を見ても分かるように,これらのオンラインFPSがお手本としているのは「カウンターストライク 1.6」であり,例えば「クライシス」「コールオブデューティ4」といった最新FPSのプレイヤー層とは根本的に異なっている可能性がある。2005〜2006年頃,レース系やスポーツ系など多くのカジュアルゲームが日本にやってきたものの苦戦したという過去があるが,これらオンラインFPSもごく一部のタイトルを除いては苦戦が予想されるジャンルである。
2007年のパッケージゲーム
2007年に国内でサービス終了した主なオンラインゲーム
2007年にスタートした新作が数多くある陰には,消えていったタイトルも多い。パッケージゲームと違って,どんな物持ちのいい人でも,サービスが終了してしまったゲームはもう遊びたくても遊べないのだ。2006年もなかなかのものだったが,2007年は多くのゲームが思い出の中だけの存在となってしまった。
それでは1〜12月の記事を振り返ってみよう
ではいよいよ,2007年1〜12月の記事アクセス数ベスト10を,1月から順番に見ていこう。
【1月】
例えば2007年1月はとくに顕著で,今や絶大な人気を誇っている「モンスターハンター フロンティア オンライン」は,この時期クローズドβテスト募集記事が2位と盛り上がっている一方,同じくこの時点でランクインしている「ZerA」「PI STORY」は,今もって正式サービスの目処が立っていない。
8位は,2006年冬休み特集の記事。まだこの頃はWindows Vistaでは動かないゲームが本当に多かった。この不安が完全に解消されてはじめてWindows Vistaは普及し,DirectX 10も普及するわけだ。
9位には,バンダイナムコゲームズの「テイルズ オブ エターニア オンライン」のサービス終了が告げられている。しかしいずれも,遠い昔の出来事のように感じられてしまうのはなぜだろう。まだほんの1年前の記事なのになぁ。
なお,1位のインタビュー記事,スクウェア・エニックスの「スペシャルタスクチーム」については,2007年はこの後もちょくちょく顔を出すことになる。ここまで公に不正対策に力を入れているオンラインゲームは,ほかに類を見ないだろう。
【2月】
2位は,320MB版GeForce 8800 GTSのレビュー記事。今でこそ,GeForce買うなら8000シリーズで決まりだが,この頃はまだ「あるいはGeForce 7900 GSのほうが……」という迷いが残っていた時期。ここから次の段階までが結構長かったんだよねぇ。
3位は某広告主も青ざめたハードウェアの特集記事。書いていることが結構難しく,「カーネル」と聞いてもOSよりサンダースのほうが先に頭に浮かんでしまうような人には,ちょっと読みづらい記事かもしれない。まあ2月の段階では,まだVistaでは動かないゲームが多かったわけだが,さすがに12月の現在は,かなりまともな状況になっている……はず。
6位の成人男性向けMMORPG「Pangaea」は,その後4Gamerでは情報を追っていなかったが,どうやら8月頃からサービスがスタートしている様子。あまり話題になっていないところを見ると……。
またランキング外だが,「ゲームオン,「RF online」日本サービスの運営権を獲得へ」といった出来事があったのも2月だ。
【3月】
3位には「「ときめきメモリアルONLINE」,7月末に廃校決定」という,また寂しいニュース。TeTという熱心なスタッフの手によって4Gamerでもかなりプッシュしてきた作品だけに,寂しさもひとしおである。
4位は,日本ファルコムが2007年に唯一発売したPCゲームとなってしまった「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」発売決定のニュース。2007年の同社はPSPへの移植にかなり注力しており,しかもこれが大当たりなものだから,PCゲーマー的には嬉しいけどちょっと不安,という複雑な気持ち。2008年はまたPCタイトルをどーんと発表していただきたいですね。
そして6位には,「北斗の拳ONLINE」の3月に行われる予定だったCBT募集記事がランクイン。結果的にこのCBTは直前で中止となり,ゲーム内容がガラリと変わって12月に再登場となったわけだ。3月の時点ではカードバトルだったんですよ。
そして10位,GDC 2007でのソウル中央大学教授の魏 晶玄(ウィ・ジョヒン)氏による講演レポート。「WoWはなぜ,アジア市場で成功したのか?」というお題目だが,正直日本人にとっては「WoWはなぜ,日本で成功しないのか?」の答えのほうが知りたいところ(その話題はないけど)。まあ,今から読んでも面白い話ですよ。
【4月】
3位は前月のDBO発表のニュースが引き続きランクイン。そして4位には「対戦格闘「MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B」PC版が7月下旬に登場」と,実にバラエティ豊かな顔ぶれだ。成人向け同人ゲームのキャラクターが格闘ゲームとしてアーケードに登場し,それが製品としてPCに移植されるというのは,今の時代の多様性に驚くばかり。
さて,この月は記事ランキングの半分がハードウェア記事。4Gamerのハードウェア記事は,かおるたんことハー番(ハードウェア番長)こと佐々山薫郁ただ一人でほとんど切り盛りしている。彼は4Gamer編集部に来る前は某PC雑誌にいたのだが,彼が4Gamerへ異動になった途端,その雑誌は厚さが約3分の2になってしまったという噂がある(たぶん嘘)。
2位と8位には,GeForce 8シリーズのミドルレンジのレビューがランクインしている。今やGeForce 8800 GTだGeForce 8800 GTS 512だワッショイワッショイといった勢いだが,実際はこのへんのミドルレンジのほうが売れていたりする。1600×1200ドット以上の高解像度でゲームしている人は,実はそんなに多くないのだろう。
5位の「DirectX 10の実力が一目で分かるスクリーンショット公開」も,2007年を振り返るうえでは外せない。「Age of Conan」「Crysis」「Hellgate: London」「World in Conflic」といったDirectX 10対応タイトルで,画像の検証(というほどでもないけど)を行っている記事である。この頃はまだDirectX 10に対応したゲームが存在せず,期待と不安に胸を膨らませるのみだったが,さすがに12月ともなると対応タイトルも出揃ってきた。しかし全体として,2007年はDirectX 10については様子見で終わったように思える。
【5月】
1位は日本ファルコムの「「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」のデモムービー高解像度版をUp」で,これは5月25日に掲載されたのに1位をもぎとっている。なんという強さ。さらに前月公開された「おひろめムービー」も引き続き4位に位置しており,いかに大勢のファンが「Cry for me, cry for you」を熱唱したかがうかがえる。
2位は「「ファイナルファンタジーXI」新拡張データディスクの名称は「アルタナの神兵」,画面写真も公開」で,これはSQUARE ENIX PARTY 2007で発表されたアルタナの神兵の第一報。この時点では題名とスクリーンショット数点,そしてムービーが公開されたのみだが,その後もなかなか情報が出てこなかったなぁ。7位もSQUARE ENIX PARTY 2007のレポート記事だが,ゲームショウやスペシャルタスクチーム関連で,とにかく田中弘道氏とSage Sundi氏は4Gamerに出ずっぱりの1年だった。なんでしたらぜひ専属契約を結んでいただきたい。
6月に「モンスターハンター フロンティア オンライン」,7月に「ロスト プラネット」の発売を控え,この時期のカプコンの動きもかなり活発だ。しかしモンスターハンター フロンティアに関しては,クローズドβテスト時のプレイレポートが一切禁止されていたため,発売目前にしては意外と控えめな状況となっている。
ハードウェアでは,やはり「GeForce 8800 Ultraリファレンスカード」と「ATI Radeon HD 2900 XT」のプレビューに目がいく。いずれもこの時点で同社の最上位GPUとはいえ,価格帯はGeForce 8800 Ultraが8〜10万,ATI Radeon HD 2900 XTは5万円前後と,GPU全体から見た立ち位置はかなり異なっている。いずれにしろ,ロストプラネット効果かDirectX 10の普及に向けた動きが,また徐々に出始めてきた頃だ。
【6月】
あらためて1位を見てみると,「ファイナルファンタジーXI」のスペシャルタスクチームによる,処分レポートが来ている。処分は毎月行われていたのだが,6月はRMT利用者,つまり悪質なファーマーやチーター以外の“RMTを使っただけ”(だけ……?)の人にまで処罰が及んだことがポイントだ。FFXIではRMT行為が全面的に禁止されているのである。
4位の「PCゲーマーに朗報! スパイク,PC版「The Elder Scrolls IV: Oblivion」用の日本語MODを無料公開」は,あまり同類の話を目にしたことがない珍しいニュース。正直,スパイクがなぜこんな太っ腹なことをしてくれるのか理由は不明だが,予定されていた2008年春も今となっては結構間近に迫ってきた。
ハードウェアは先月のGPU対決に続いて,6月はCPU対決。こちらは記事掲載日も価格帯もほぼ同じで,なかなか面白い対決となっている。Pentium Dual-CoreとAthlon X2は,IntelとAMDの“最安系デュアルコアCPU”として今でも人気のある製品で,「5万円くらいで新しいゲーム用PCが欲しい!」という,アナタの無茶な願いを適えるのに一役買っているのだ。
【7月】
2位,4位,5位は「ファイナルファンタジーXI」関連の記事で,2位と4位は田中弘道氏とSage Sundi氏のインタビュー記事である。6月にRMT利用者(ギル購入者など)も処罰される措置がとられたが,「そもそもRMTの利用って分かるものなの?」という疑問が生じるだろう。生じるはずだ。そういう人は2位のインタビューを読めば,「バレるものなんだ」というのが分かるはずだ。
3位は「三次職を含めた「RO」の今後と,クエスト&PvPを強化するRO2の展望。Gravity Festivalのプレスカンファレンスから」という,韓国で開催されたGravity Festivalの記事。これ一つでROとRO2両方についての話が読めてしまうという,お得な記事だ。10位には「「ラグナロクオンライン2」クローズドβテスター,4Gamer枠5000名の募集を開始!」もランクインしているが,正直この頃は「12月頃にはRO2の正式サービスも始まっていることだろう」と思っていたものである。
7位には,ここから全14回にわたって掲載されることになる超人気連載「PCゲームのお作法」の第1回がランクインしている。読んでいないという人は,今からでも遅くはないのでお正月すべてを費やして全14本を読破してもらいたい。
【8月】
4位は,今ある意味最も話題騒然なAMDの新世代CPU,「Phenom」の実機が初めて日本のエンドユーザー向けにお披露目されたイベントの,レポート記事。むしろ今読み返してみることで,新たな発見があるかもしれない。
9位には「日本ファルコム,オンラインゲーム「Zwei!! Online」を発表」のニュースがランクインしている。日本ファルコムといえば,韓国開発会社との提携で進めてきた「イースオンライン」が今年の夏に韓国で正式サービス開始となり,「ぐるみんオンライン」についても開発は順調であると2007年に発表している。ただ,いずれも「共同開発」というよりは「ライセンス提供」であるように見え,日本ファルコムの熱い魂が込められた作品に仕上がっているかどうか,不安なところ。実際「イースオンライン」に関しては,今のところイースっぽさがほとんど感じられないようである。
ちなみに本当は6位には,「グラナド・エスパダ」のスクリーンショット集がランクインしていたのだ。これはもう,この夏販売された水着の写真集である。ウォーロックのすごいビキニが瞳の奥に焼き付いている人も多いことだろう。
また圏外だが,11位には「BioShock」の体験版がランクイン。世界的にはBioShockが大ブームとなった夏でもあった。
【9月】
さて,記事のほうは「Xonar D2」というサウンドカードのレビュー記事が1位に輝いている。ASUSTeK Computerが初めて作ったサウンドカードなわけだが,注目を集めた理由の一つは,リニューアル前の最終更新日である8月31日に,TOPページの目立つ位置で掲載されたから……ということも大きい気がする。
2位は,これまた普通ならランキングの上位に来るようには見えない,一見地味なニュースだが,注目すべきは「RAG-FES事務局代表」の部分。そう,「ラグナロクオンライン」オンリーフェスタこと「ラグフェス」の実行機関,その代表である前川浩史氏が,セカンドファクトリーという新会社の社長になったというお話である。この2位の記事の読者の大半はROファンであることが推測されるが,その後についてちょっと触れると,セカンドファクトリーはこの後,秋葉原にAD スクエアというネットカフェをオープン。このAD スクエアのイベントスペースで,サイカンゲームズが「PaperMan」関連のオフラインイベントを何度か実施している。コムシードというのは,サイカンゲームズの親会社でもあるのだ。つまり今のところ,ROとはあまり関係のないニュースだったかも。
9月といえば東京ゲームショウ 2007が開催された月。この関連で上位に来たのが,3位と6位の「ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵」に関する記事。まあ正直なところ,今年のTGSは本当にコンシューマゲーム機,とくに携帯ゲーム機全盛で,PCゲームはなかなか目立つことができず少々残念であった。
なお,4位には「ラグナロクオンライン2」いよいよ料金決定のニュース,そして5位には「三國志 Online」いよいよプレオープン開始のニュース(ベンチマーク記事だけど)がそれぞれランクインしているが,両者ともオープンβテストに入っていよいよ正式サービス目前……というところで。うーむ。
【10月】
3位には,18歳以上推奨で猛烈な注目を集めた「シャイヤ」のCBT募集記事がきている。9月のTGSで静かに狼煙を上げたゴンゾロッソは,ここから冬に向けて怒涛の進撃を開始するのである。
そして4位,クライシスの発売に向けてリリースされた,「GeForce 8800 GT」の登場だ。まさにここから,本当のDirectX 10時代が始まったといっていいだろう。秋葉原の店頭から一時期は完全に消え失せるほどの大ヒット商品となった。
そして9位,「ウルティマ オンライン」サービス開始当時の,混沌とした,無法地帯だった,だが誰もが美しい楽しい思い出として記憶している,あの時代を暴露する禁断の座談会がランクイン。これはもう,当時UOで遊んだ人なら誰もがニヤニヤしながら読んでしまう記事だ。いまどきのオンラインゲーム運営と照らし合わせて読んでみるのもきっと面白いだろう。お勧め。
【11月】
3位には大ヒット製品「GeForce 8800 GT」のレビュー,そして6位にはATIブランドひさびさ(失礼)の会心作「ATI Radeon HD 3870/3850」レビューがランクインしている。いずれも3万円台という現実的な価格帯で,かつ高性能なDirectX 10世代のグラフィックスカードだ。今買うなら,このあたりの製品だろう。
そして4位と10位,AMDの新世代クアッドコアCPU「Phenom」の記事が来ている。4Gamerでも,この期待の新CPUを12月までずっと検証してきたが,少なくともゲーマーが今冬のうちに手を出すのは早計という結果が,さまざまな形で出てしまっているようだ。基本的にAthlon 64 X2シリーズが安くて優秀なので,ゲーム用のPCはしばらくこちらでよさそう。
8位には,11月22日にリリースされた「アルタナの神兵」最後の発売前情報で,11月3日に大阪で開催された「アルタナ祭り」で発表されたもの。
4Gamer編集部でも,Guevaristaがもう何年もずーっと立ち上げっぱなしにしている,2004年サービス開始の「ガンダムネットワークオペレーション2」。このシリーズにひさびさの新作が登場する。ミニチュア的だった前作から,ダイナミックなフル3Dグラフィックスへと変貌を遂げた,新たなガンダムオンラインゲーム「ガンダムタクティクスオンライン」のプレビュー記事が9位にランクインしている。
また先月に引き続き,2位と7位にはクライシスとCoD4のデモがそれぞれ入っている。これほどパワフルな人気を誇るデモが同時期に2本もリリースされるなんて,最近ではとくに見られなかったことだ。
ちなみにG★2007のランキングベスト5は以下のとおり。
【12月】
あらためてランキングを上から見てみると,GeForce 8800 Ultraを3枚並列に接続する夢の環境「3-way SLI」の実力を検証した,緊急速報が1位に輝いている。この記事には続報があり,「『nForce 780i SLI』との組み合わせでチェックする『3-way SLI』の実力」のほうで,さらに多くの検証を続けているのだが,こちらの記事はなんと33位。皆さんさては「3-way SLI」よりも「緊急速報」という言葉に弱いですね。
さて,4Gamer編集部のスタッフで最も変わって……いるというか浮世離れしているというか,たぶん我々とは少しだけ違う次元(3.08次元ぐらい)の世界で生きていると思われる,auekiが突然ふらっとPCパーツを買ってきて,突然PCを組んで突然書いた記事が,2位の「4Gamer編集者はどんなPCを使っているのか? 極私的PC組み立て実録編」である。記事の題名から,まるで4Gamerスタッフが全員こんなぜーたくなPCを使っているかのような印象を受けないでもないが,まったくの誤解である。
4位は,「アルタナの神兵」のプレイレポート。【FFXIレポート01】と付いていることから,今後もしばらく不定期で連載されるらしい。5位は見てのとおり,「3DMark06」のマイナーアップデートのお知らせ。3DMark06は本家Futuremarkからも公式ミラーサイトとしてリンクされているので,とにかく1年中,世界中から人が来るのである。
7位は,「GeForce 8800 GT」と「GeForce 8800 GTX」の中間くらいの価格(4万後半)で,GTXに近い性能をたまに見せるという「GeForce 8800 GTS 512」のレビュー記事。GTよりちょっと差を付けたい人は,こちらを選択してリッチな気分を味わいましょう。
9位には「ガンダムタクティクスオンライン」正式サービス日決定のニュースが。GNO2でずーっと遊んでいるGuevarista曰く,今度のGTOは前作よりも高度なプレイが要求されるため,遊ぶ人を若干選ぶようだ。1月24日から31日までは無料プレイ期間らしいので,「自慢じゃないが高度なプレイには自信がない」というニュータイプ諸君は,無料期間内に見極めてほしい。
「PERFECT KO」という韓国のオンライン格闘ゲームに,ストリートファイターシリーズで有名な春麗とケンがゲスト出演するのだが,このゲームで使用される3Dモデルが公開されたという,Kim兄の韓国ゲーム事情が10位にランクイン。なんでもハリウッドでは春麗さんが主役の新たな映画を撮るそうで,登場から16年経った今も世界中で大人気のお嬢さんなのであった。
来年またお会いしましょう
そんなわけで,2007年の4Gamerはこれでおしまい。来年は2008年1月4日からの更新開始となるので,それまでは各種冬休み特集記事をお楽しみください。それでは暮れの恒例のご挨拶,皆様よいお年を〜。
・400人以上に当たる! 冬休み恒例企画「2007年冬 特大プレゼント」募集開始。ゲーム内アイテムの全員プレゼントも!
・デモソフト80本を厳選。「デモ特集 2007」でお気に入りの一本を
・オープンβテスト,基本無料から体験版まで−−無料で遊べるオンラインゲーム全153本
・MMORPG「リネージュII」が7日間無料で遊べる,新規会員向けの無料プレイシリアルナンバーを,応募者全員にプレゼント!
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