企画記事
連休中に遊ぶならコレ! 春の新作オンラインゲームから7タイトルを紹介
今回はMMORPGを中心に,MORPG/レースゲーム/FPSから新作タイトルを選択し,合計7タイトルを紹介している。MMORPG「龍虎の里」については,4月25日に同月28日の正式サービス開始が発表されたが,今回はスケジュールの都合上,紹介できないことをご了承願いたい。龍虎の里に興味がある人は「公式サイト」や4Gamerでの「プレイレポート」を参考にしてほしい。また,MMORPG「北斗の拳ONLINE」については,4月24日に正式サービスが開始される予定だったため,本稿で紹介の用意をしていたのだが,残念ながら5月に延期されてしまった。そんな事情があるため,本作に限っては,まだオープンβテスト中ではあるが掲載している。こちらも併せてご了承を。
というわけで,今回紹介するタイトルは,4Gamer読者ならどれも聞いたことがあるだろう。とはいえ,詳しいゲーム内容や独特の魅力までは把握できていない人もいるのではないだろうか。そこで,各タイトルの概要を軽く紹介するとともに,筆者が序盤をプレイして感じたことなどを簡単にまとめたので,ぜひ参考にしてもらいたい。
また,各タイトルのレビューなどにもリンクを用意したので,そちらも一読すると,より詳しい情報が分かるはずだ。
なお,各タイトルの内容についてはアップデートによって変更されている可能性があることをご了承願いたい。
■掲載タイトル一覧 九龍争覇(MMORPG) ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜(MMORPG) Soul of the Ultimate Nation(MMORPG) ドリフトシティ(アクション,レーシング) 北斗の拳 ONLINE(MMORPG) クロスファイア(FPS,アクション) エレメンタルタワーズ(MORPG) |
九龍争覇(MMORPG)
4月3日より正式サービスがスタートしている,酔拳や少林寺拳法といった有名な武術,門派が登場する武侠MMORPG「九龍争覇」。白道と黒道の二つの勢力が存在し,プレイヤーは,そのなかの六つの門派のいずれか(現在は四つまで実装)に所属し,白道vs.黒道の戦い,門派同士での戦い,そして門派内でも個々人の戦いを繰り広げることになる。本作でのスキル習得には,やや特徴的なシステムが用意されている。例えば武功と呼ばれるいわゆるスキルを習得したあと,プレイヤーはその武功を使うためにミニゲームで修練を行う必要がある(修練なしでも使えるものもある)。
なお本作には,気功など中国拳法的なものはあるが,いわゆるファンタジー的な要素はなく,まさに(女性武術家であっても)漢(おとこ)の戦いが見られるのだ。
・チュートリアル(導入)部分をちょっとプレイ
本作では現在,丐幇(天津),緑林盟(泰山),少林寺(嵩山),秘宮(紫露洞)と,それぞれの門派の本拠地からスタート地点が選択できるので好きな場所を選択しよう。友達と一緒にプレイする場合は,前もって相談しておくといいだろう。今回は日本でもお馴染みの少林寺,嵩山から始めてみることにした。少林寺といえば,女子禁制なのでキャラクターは当然男性だ。ちなみに,嵩山で始めたからといって,必ず少林寺に所属するというわけではない。浪人(初期状態)のままマップを移動してほかの門派の土地まで移動すれば,とくに問題なくその門派に入れるし,いろいろと苦労すると思われるが,浪人のままプレイもできる。その土地の門派にそのまま入りたいなら,クエスト開始の目印である“!”マークや,目的地である“?”マークが頭上にあるNPCを探して,クエストを進めていけばよい。これらの過程は,ほかの門派であってもほぼ同じだ。
戦闘システムは,一般的なMMORPGタイトルと同じだ。生命力(HP)や内功(MP)が減少してきたら,運気療傷(Pキー)で回復しよう。ただし,完全に回復するまで身動きが取れなくなるので,安全なところで行うことを忘れずに。なお,戦闘を繰り返していると,外傷や内傷といったダメージを受け,これらを治療しないかぎり,傷の分だけステータスの上限が下がるので要注意だ。傷が増えてきたら薬屋などで治療しよう。敵との戦闘で生命力が尽きると瀕死状態になるが,昏睡状態に陥るまでに,ほかのキャラクターによってダブルクリックされればすぐに復活できる。いわゆる活を入れるというやつだ。昏睡までの時間はステータス「知恵」が影響する。
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漢の武術度:100%
※武術と武術のぶつかり合い! そんな漢(おとこ)のMMORPG。
■プレイレポート
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ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜(MMORPG)
いわずと知れた往年の名作RPG「ドルアーガの塔」がオンラインゲーム「ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜」となって登場,4月1日より正式サービスがスタートしている。“ドルアーガ”がギルによって倒され,消滅したはずの“ドルアーガの塔”。しかし塔は新しい姿となって再び人々の前に現れる。プレイヤーは,通常のMMORPGと同じフィールドマップや,塔の中を冒険することになる。塔内は,グループ単位で作られるインスタンスゾーンとなっており,各階の謎(エニグマ)を解きつつ上階を目指す。ゲーム内では,アレンジされた“ドルアーガの塔”のBGMが流れ,元のゲームを知る人であればいやが上にも気分が盛り上がるだろう。なお現在,アニメ版のドルアーガの塔も放映中なのでそちらにも注目だ。
・チュートリアル(導入)部分をちょっとプレイ
タイトルこそ“ドルアーガの塔”だが,いきなり塔の中から始まり,最上階を目指すわけではない。まずは,ラジャフという街に降り立つことになる。周りを見ると,プレイヤーの近くに“?”のマークが付いたNPCが居るので,さっそく話しかけてみよう。ちなみに,マップ上でオレンジ色の丸印は,クエストを持っているNPC。青色は(条件をクリアすれば)報酬やクエストの進行情報をくれるNPCだ(灰色はそれら以外のNPC)。そしてプレイヤー達は水色で表示される。最初は簡単なクエストなので,マップを確認しながらこれらのマークを追っていけば,迷うことなく進められるだろう。戦闘では“座る”ことで回復力が増加するので,HPやMPが減ってきたら一休みだ。順調にクエストが進めば自然とレベルも上がり,早い段階で遠くに暗雲が見える場所まで進めるだろう。その暗雲の下には,巨大なドルアーガの塔が存在するのだ。
塔の中では,その時点のキャラクターレベルが半分になってしまい,装備や魔法などもその影響を受けてしまう。そのためレベル2のグリーンスライムでさえ,苦戦するほどの強敵になるのだ。ちなみに筆者はレベル4のキャラクターで初めて侵入し,グリーンスライムだからと楽勝だろうと手を出したらあっさりと負けてしまい,無性に悔しかった。やはり王子ギルは強かったのである。なお,レベルが上がるとステータスやスキルを強化するためのポイントが入手できるので,自分の職業に合ったステータスにポイントを振っていこう。スキルも同様に,ポイントを振ることでより強力かつ効果的になるので,忘れずに。
ドルアーガっぽさ:80%
※フィールド部分は本作オリジナルだが,塔内やBGMはドルアーガの塔をプレイしたことがあれば感涙物!
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Soul of the Ultimate Nation(MMORPG)
4月21日に正式サービスが開始されたのが,美しいグラフィックスで話題のMMORPG「Soul of the Ultimate Nation」だ。そのキャラクターの容姿は4Gamerの注目タイトルランキングで,長〜い期間1位に輝き続ける原動力になっている(?)。本作は,通常のMMOと同じフィールドでの戦闘のほかに,MO形式のプライベートエリア「バトルゾーン」が存在し,その中で連続クエストなどがプレイできる。これにより,自分やグループのペースでミッションを攻略でき,さらにMMOゾーンでは扱いづらい,ギミックを利用したマップ構造などが用意できるわけだ。職業は,男女で二つずつ,四つのクラスが固定となっている。
・チュートリアル(導入)部分をちょっとプレイ
ログインすると,チュートリアルを受けるかどうか質問されるが,もちろん初めてなので,教えを請うことにしよう。すると,白銀の世界が目に眩しい“チュートリアルゾーン”に移動する。ここは,MMOゾーンになっていて,ほかの新規プレイヤーも訪れる場所だ。いかにもチュートリアルといった感じであり,頭上にスクロール(マップ上では“?”)マークが付いたNPCが近くにいるので,話しかけよう。ここからは,操作方法から,モンスターとの戦い,バトルゾーン作成の説明が事細かに行われるので,解説を読みながらプレイを進めていけば,本作は攻略したも同然なのだ……というのは,ちょっと気が早いだろうか。
チュートリアルが進むと,装飾のすごいお姉さんのところでMOモードである“バトルゾーン”で行うミッションが受けられるので,さっそくルームを作成しよう。ルームは,レベルや人数,クラスなどを制限可能。ルームを作成したら,“ゲームスタート”ボタンでミッション開始だ。このミッションもこれまでのチュートリアルと同様に進めていけば問題ないが,モンスターとの戦闘が主になるので要注意。
さて,最初のミッションでは橋を向こう岸に渡す必要があるようだ。倒すべきモンスターも向こう側におり,これでは倒せない。付近を見渡せば,何やらレバーが……。自分で謎やギミックが解ける。これこそ,MMOゾーンでは表現が難しいギミックであり,インスタンスの利点だろう。このバトルゾーンの最後には,チュートリアルの締めくくりとなる部屋が用意されている。トラップを見事に乗り越えて,すべてのチュートリアルをクリアしよう。ちなみに,4Gamer連載「エレメンタリスティックな午後」第2回では,キャラクターを育成するためのボーナスポイントの割り振りについて,“シビア”とのコメントが。とはいえ,何も分からない頃は,無駄が多いのは当然だ。最初のキャラクターでコツを掴んでからが,本番なのかもしれない。
美形っぷり:100%
※どこもかしこも美形さん揃い! 背景も綺麗なのでスクリーンショットがとても映える
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ドリフトシティ(アクション,レーシング)
4月24日より正式サービスが開始された,オンラインレーシングRPG「ドリフトシティ」。レベルを上げることで新しい車やパーツが利用できるようになるというRPG的な要素を持ち,舞台となるミトロン島を走って走って走りまくる暴走(?)アクションレースゲームだ。対人戦として行われるレース(バトル)はもちろん,クイックサービスによるタイムアタック,敵NPC(HUV)とのカーチェイスなど,“走る”をベースに,さまざまな要素が楽しめる。操作は非常に簡単で,ドリフトを行うにはキーを一つ押しっぱなしにするだけでいい。ブレーキを踏んで前輪に荷重が移ったらアクセルを……みたいな(これでも大ざっぱだが)小難しいことはまったく必要ない。あとは主に,ブーストを発動させるキーと,アイテムを使うキー(二つ)を使うだけ。もちろんゲームパッドでのプレイも可能だ。
・チュートリアル(導入)部分をちょっとプレイ
ライセンスカード(キャラクター)を作成してログインすると,ミトロン島を管理するOMD政府の“ジェイソン局長”から第1ステーションへ移動するように言われるので,マップに表示されたGPSの道順に従って進もう。本作では基本的に矢印に沿って移動すれば目的地に到着する。なお,GPSで表示される道順は単純な最短距離であり,目的地に至る経路はプレイヤー次第だ。寄り道したり,何度も右折/左折したくなければ直線が多い道を選んだりと,“街”だからこその経路選択が可能だ。第1ステーションに到着したプレイヤーは,まず“OMDドライバー初心者クエスト”を受ける。このクエストを進めていけば,正式なOMDドライバーとしてのライセンスが手に入り,いよいよクイックサービスや,バトルに挑戦できるのだ。さらにクエストを進めれば,敵HUVとのカーチェイスに挑戦できるようになるので,ミトロン島を舞台に大暴れしよう。
暴走度:100%
※逆走,ドリフト,幅寄せ,クラッシュ,何でもアリの暴走ゲーム!?
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北斗の拳ONLINE(MMORPG)
5月に正式サービスが予定(4月24日開始から延期)されているMMORPG「北斗の拳ONLINE」。漫画やアニメで有名な「北斗の拳」のオンラインゲームだ。本作は,その世界観が見事に再現された世界となっており,劇画調のグラフィックスや,発言の語尾(「…」「!」)で変わる漫画的なフキダシの表現,そして北斗の拳らしいキャラクターなど,ファンにはたまらないフィーチャーが多く用意されている。自キャラの顔モデルに“まさに外道”があるゲームなんて,本作をおいてほかにないだろう。戦闘方法は,一般的なMMORPGとは異なり,キーとマウスを組み合わせた多彩な攻撃や,相手の動きを読んだガードといった,アクション的なものとなっている。生業(職業)としては,初期の放浪者,北斗神拳求道者や南斗聖拳一門,悪党,大道芸人など,本作ならではのものが登場する。また,クエストの中には,おなじみの原作キャラクター達が登場するものなどもある。
さらに本作では,お金はもはや紙クズと変わらず価値がないため,取り引きは物々交換で行うことになる。ここにも“北斗の拳”という世界へのこだわりが感じられる。
・チュートリアル(導入)部分をちょっとプレイ
荒野をさまようプレイヤーは,もはや虫の息だ。やっとのことで街にたどり着くも,野盗集団ジードの一員と間違われ,囚われの身になってしまう。そして,牢屋の中から始まる本作。のっけから荒野で行き倒れで囚われの身でと,北斗っぽさが炸裂だ。ああ,世紀末なんだなぁと思わずにはいられない。
まずは,プレイヤーのことをジードの手下と疑っている長老の誤解を解くために,NPCのいうとおりにプレイを進めていこう。ここでは,装備の外し方,アイテムのトレード方法,攻撃の仕方などを教わることになる。なお装備欄は,所持品欄の右上にあるボタンで開閉するようになっている。戦闘はマウスを使って行い,パンチ/キック/ガードの各キー+マウスの動作によって攻撃できるという,新感覚のシステムとなっている。とりあえずパンチ(Zキー)を押しっぱなしにして,マウスを動かしてみよう。連続してマウスを動かすと,コマンドが連続で入ってしまい,うまく攻撃できない。一連の練習が終わると,原作ファンにはお馴染みのキャラクター“リン”が登場。殺伐とした世紀末のなかではありがたい,一服の清涼剤だ。しかしそのとき,ジードによる襲撃が! この結末は自分の目で確かめよう。ちなみに,筆者は途中で倒れてしまったのだが,シナリオは無事に進んでくれた。
その後,集落にいる長老の“ウコク”に会いに行こう。彼と会話しないままふらふらと荒野をさまよってチンピラなどに戦いを挑むこともできるが,“座る”を習得できないため,休憩できないのだ。ちゃんと長老と会話して,“座る”が習得可能になったら,奥義ポイントを割り振ってショートカットに登録しよう。
なおオプションで,戦うときの叫び(宣戦),負けたときの叫びは文字入力が可能。初期設定では宣戦が「おれの名を言ってみろ!!」となっており,あちこちからジャギ風なプレイヤーの叫びが聞こえてきたりする。
世紀末さ:100%
※朽ち果てた建物の間を,おなかを空かせたプレイヤーが行き交う世界。お金なんてただの紙きれ。世紀末は,物々交換がすべてなのだ
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クロスファイア(FPS,アクション)
5月1日に正式サービスが始まったばかりの,オンラインFPS「クロスファイア」。本作は,最大8人対8人で対戦できるFPSで,特徴的なシステムとして,“ゴーストマッチ”というゲームモードが用意されている。これは,BlackList(攻撃側)とGlobalRisk(守備側)に分かれて対戦し,BlackListがポイントにC4爆薬を仕掛けるのを,GlobalRiskが防ぐというもの。ここまでは至って普通に思えるが,BlackListは移動しないかぎり,敵からは透明になっていられるという特徴がある。移動すれば残像が残るので,残像や足音,呼吸音を頼りに守備側は戦うことになるわけだ。もちろん,透明になっている攻撃側がいきなり銃器で攻撃してくるということはなく,攻撃側の武器はナイフだけなので,まるでスニークアクション物のような駆け引きが楽しめるのだ。
・チュートリアル(導入)部分をちょっとプレイ
導入部分とはいっても,本作はFPSなので基本的な操作方法を覚えれば,そこはもう戦場である。と,これで終わってしまうのもなんなので,ログインしてから戦闘が始まるまでの過程を解説しよう。まず,プレイヤーキャラクターを所有していないプレイヤーは,誘導に従って,キャラクター(SAS,SWAT,OMOHから選択),メイン武器,サブ武器,手投げ弾を初期に持っているGPで購入していく。これがプレイヤーの初期装備になるので,武器の選択はよく考えよう。ちなみに,FPSをあまりプレイしない筆者なのだが,「遠くからこっそりスナイプだ!」と何も考えずに選択した。もちろん,うまく狙えないし,狙ってたらうしろから撃たれるし,連射ができないので,リロードの間にやられたりと,なかなか寂しいデビューだったのは言うまでもないだろう。
ともかく準備ができたら,接続人数を確認しつつサーバー(最初は新兵サーバーでいいだろう)やチャンネルを選択し,準備中のルームに入場したり,逆に招待を受けたりして,さっそく戦闘開始だ。もちろん,自分でルームを作成してガンガン戦うのもアリだ。なお,ルームの設定によって人数制限や途中乱入の有無が選択可能となっている。戦闘が始まれば,そこはもう生きるか死ぬか……数秒後にはリスポーンするけど……の世界なのである。
いつ撃たれたのか分からない度:75%
※敵はいつ,どこから襲い掛かってくるかわからない。スコープごしに狙いをつけていたら,うしろから撃たれて,しょんぼり……
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エレメンタルタワーズ(MORPG)
4月4日より正式サービスが始まっているMOアクションRPG「エレメンタルタワーズ」。本作は,エレメンタルタワーと呼ばれる塔の最上階を目指す,ステージクリア型のアクションRPGだ。プレイヤーは,魔法陣と召還獣を駆使して,各フロアにいるモンスターを倒すか,クリスタルを集めながら塔の上を目指していく。本作の攻撃方法はやや特殊で,魔法などを直接撃ち込むのではなく,地面に魔方陣を設置しモンスターをそのタイルに誘い込むことで,ダメージを与えたり,捕獲したりと,罠を仕掛ける感じだ。また,エレメンタルという名前が示すように,6種類の属性が大切な要素になっており,魔方陣/モンスター/地形に設定された属性によって,ダメージなどが変化する。モンスターが弱くなる地形へ,うまく誘い込むことが攻略のコツだ。なお,無料で遊べるのはもちろん,本作では毎週金曜日に「EP」が支給され,これを使って一般的には“有料アイテム”に相当するアイテムが購入できるという,完全無料を謳ったタイトルとなっている。
・チュートリアル(導入)部分をちょっとプレイ
ロビーはプレイヤーが集まる場所で,一般的なMORPGと同様に,作成されたルームに参加してのパーティプレイが可能だ。さっそく練習するために,チュートリアルに相当するルームを作成しよう。まず“ゲーム作成”を押し,作成するルームの設定を行う。ここでは,ゲームモードを初期状態のビギナーズタワーに設定したままにしょう。開始フロアはまだ1Fしかないので,こちらもこのままだ。決定で,さっそくプレイに入る。
移動は,上下/左右キー,Z/Xキーで画面を90度回転,F1〜F12で魔方陣を使うための魔法書を含めた,使いたいアイテムを選択し,Cキーで使用だ。Ctrlキーを押しながら移動キーを押せば,その場で向きを変えられる。さすがに初心者用のタワーというだけあり,内容は簡単なもの。解説を頼りに上の階を目指していこう。一つのフロアをクリアすると,上の階へワープするための指輪が手に入る。これで,ロビーでルームを作るときに,その指輪に対応した階へ直接移動が可能になるというわけだ。まずは12階からなるこの塔を無事に攻略し,本番となる“始まりの塔”に挑戦してみよう。
無料っぷり:100%
※毎週金曜日に配給されるEPで,有料アイテムに相当する効果を持つ,いろいろなアイテムが購入できる。いわば,お小遣いシステム?
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