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「パンヤ」のトッププレイヤーが全国から集結。「戦国パンヤ」の締めくくり「戦国パンヤ 天下統一戦」レポート
第1戦 ナチュラル大会
第2戦 アプローチ大会
第3戦 特別賞大会
第4戦 通常モード大会
4戦とも,順位によって獲得できるポイント数は同じなので,一つの大会で1位になっても,ほかで順位が低いとすぐに逆転されてしまう。そのため最後まで誰が優勝するか分らない,熱いイベントだ。それでは,各試合の様子を振り返ろう。
第1戦ナチュラル大会は,読めない風が鍵
アイテムの「サイレントウインド」を使う選手が多く,パワーを溜めるコースと,チップインを狙うコースを前もって決めていたようだ。また,ミドルやロングコースでは,風向が“縦”になるような位置を狙うというのがパターン化していた。これは次に打つときに風の影響を減らすための戦略で,少しでもチップインが狙える環境を整えていたわけだ。
勝負の行方ももちろんだが,新実装の「ナチュラルサーバー」でどの程度のスコアになるのかも見どころだった。だが,さすがは全国を勝ち抜いてきた選手だけあり,−20は当たり前。最終的には−27〜−29に4人がひしめく混戦となり,サイレントを使わずにチップインを連発していた蝦夷軍団代表の†RYOSUKE†選手が−29で第1戦の1位となった。
運も重要だった第2戦アプローチ大会
ランダムで決まる初期の位置が,バンカーだったり,傾斜がある場所だったりと,きつい条件になることも多かったが,ほとんどの選手が3ヤード以内にアプローチを決める好勝負となった。そんななかでトップを取ったのは,平均1.5ヤードと抜群の安定感を示した武蔵国軍団代表の☆☆コウ☆☆選手。カップのわずか横に,チップインしないように次々とアプローチを決めていく様は,見事としかいいようがなかった。
各選手の個性が光った第3戦
なお,特別賞はそれぞれ獲得するための条件が異なる六つ。各選手がひたすら獲得条件満たすために戦うので,通常のルール試合とはまったく異なる雰囲気だった。
・ベストスピーダー賞……ボギーを出さずに最も早くホールアウトしたプレイヤーに贈られる
・ベストランナー賞……ボギーを出さずに最も総飛距離が長かったプレイヤーが獲得する
・ベストチップイン賞……パー以内のチップインで最も飛距離が長かった場合に獲得できる
・ベストリカバリー賞……FrontホールのスコアとBackホールのスコア差が最も大きいプレイヤーに贈られる
・ロングパター賞……17ヤード以上のパットで最も長い距離のパットを成功させたプレイヤーが獲得する
・ラッキー賞……一人の選手がランダムで選ばれる
各選手とも,最初にどの賞を狙うかを決めてプレイしており,ロングパターを狙う選手は,パッティングの難度が低く,かつグリーンの広いホールに絞って,アイテムの「ミラクルサイン」を使っていた。また,ベストリカバリーを狙う選手は,いきなりあさっての方向に打ちまくってOBを連発。Frontホールだけで+42という,ある意味凄まじいスコアを出し,Backホールで9連続チップインを達成するという,すご腕を発揮するなど,スコアを競う大会とは異なった視点で,各選手の技術の高さがさが光る試合となった。
ちなみに,ほとんどの選手が同時に複数の特別賞を狙うのではなく,一つの賞に狙いを定めるという堅実な戦い方をした。そのためか,複数の賞を獲得したのは上方軍団代表のtara33選手のみ。ほかの賞はそれぞれ狙っていた選手が一つずつ獲得する形となった。
これぞパンヤ。高スコア勝負となった第4戦
最後の勝負となった第4戦は,通常モードでスコアを競うという,いわゆる普通の試合だ。コースは難度がやや高めの「Blue Water」が選択された。やや高めとはいえ,トッププレイヤーの集まる大会は基本的にチップインで決まり,ミスをした選手から脱落。チップインだけでなく,ホールインワンが続出する非常に高レベルな戦いとなった。
最終的にそんな激戦を制したのは,−35を叩き出した山陰瀬戸内軍団代表のせりえー選手。暫定トップでホールアウトした(ううん)God,選手を追いかける立場だったが,プレッシャーを跳ね除けて,見事トップとなった。
優勝決定後にインタビューを受ける,武蔵国代表の☆☆コウ☆☆選手 |
ルールが異なる試合が次々と行われたために,見どころが豊富で観客も楽しめる大会だったと思う。事実,大会中に観客席を立つ人はほとんどおらず,最後まで白熱したした試合を楽しんでいたようだ。
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