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ベゼル幅1.2mmの狭額縁を採用し,携帯端末用インタフェース「MHL」に対応するディスプレイ2機種がLGから発売に
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印刷2012/07/24 20:37

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ベゼル幅1.2mmの狭額縁を採用し,携帯端末用インタフェース「MHL」に対応するディスプレイ2機種がLGから発売に

 LG Electronicsの日本法人であるLGエレクトロニクスジャパンは本日(2012年7月24日),本体向かって左右と上部分のベゼルがわずか1.2mmという狭額縁のIPS液晶ディスプレイを8月上旬から順次発売すると発表した。ラインナップは27インチの「IPS277L-BN」と23インチの「IPS237L-BN」という2モデルで,解像度はともに1920×1080ドットだ。
 機能面では,携帯端末向けの映像転送用インタフェース規格である「Mobile High-Definition Link」(MHL)に対応し,同梱のMHLケーブルを使って,MHL対応スマートフォンからの映像を表示できるところも特徴といえるだろう。メーカー想定売価は順に3万3000円前後2万2000円前後となっている。

LG Electronicsは,この狭額縁デザインを「CINEMA SCREEN」と呼んでいる。何がシネマなのかはともかく,ベゼルの存在がほとんど感じられない,すっきりとした外観は印象的だ
画像集#003のサムネイル/ベゼル幅1.2mmの狭額縁を採用し,携帯端末用インタフェース「MHL」に対応するディスプレイ2機種がLGから発売に

 狭額ということで,映像の没入感が高いと予想する人もいるだろうが,そこに期待する場合は注意が必要だ。というのも2製品には「非表示エリア」というものがあり,IPS277L-BNでは液晶パネル左右と上の各10.2mm,IPS237L-BNでも同じ場所の各9.6mmにおいて,映像が表示されない仕様だからである。ベゼルは狭くても,結局は映像の周りに黒い枠が付いたような状態になるわけだ。

 せっかくの狭額縁を十分に生かし切れていないわけで,この点は残念だが,製品のデザインが気に入った人や,スマートフォン/タブレット向けのゲームタイトルを大画面でプレイしたい人なら,選択肢となるのではなかろうか。

LGエレクトロニクスジャパン公式サイト


#### 以下,リリースより ####

MHL対応、狭額ベゼル「CINEMA SCREEN」採用の高透過率IPS液晶モニター
大画面27型 「IPS277L-BN」と23型 「IPS237L-BN」 2機種を8月上旬より順次発売

LGエレクトロニクスの日本法人LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社(代表者:李揆弘代表取締役、本社:東京)は、わずか1.2mmのベゼルを採用し、MHLにも対応する液晶モニター「IPS277L-BN」(27型)、「IPS237L-BN」(23型)の2機種を2012年8月上旬より順次発売します。
価格はオープンになります。製品の特長および仕様については下記のとおりです。

製品名 27型「IPS277L-BN」 / 23型「IPS237L-BN」

発売日 2012年8月上旬より順次発売

■主な製品特徴

没入感を高めるベゼル幅がわずか1.2mm※1の「CINEMA SCREEN」
まるで映画館のスクリーンのように、広々と大きく、フレームをほとんど感じさせない画面を追求した「CINEMA SCREEN」。ベゼル幅は、27型の「IPS277L-BN」と23型の「IPS237L-BN」ともに1.2mm※1を実現し、映像視聴時の没入感を高めます。

※1 27型「IPS277L-BN」、23型「IPS237L-BN」それぞれのベゼル幅は本体向かって左側、右側、上部が各1.2mm。下部は「IPS277L-BN」が23.1mm、「IPS237L-BN」が22.1mm。
非表示エリアは、「IPS277L-BN」の左側、右側、上部が各10.2mm、「IPS237L-BN」の左側、右側、上部が各9.6mm。


MHL対応で、スマホを大画面&高画質表示、さらに充電が可能
MHL(Mobile High-Definition Link)に対応するスマートフォン※2とMHLケーブルで接続すれば、フルHDの高精細な動画や写真をモニターの大画面で楽しむことができます。また、映像の伝送だけでなく、接続したスマートフォンの充電にも対応するため、充電しながらゲームを楽しむことも可能です。

※2 MHL対応のスマートフォンについては、MHL Consortium(http://www.mhlconsortium.org)でご確認ください。LGのスマートフォンは、Optimus Vu L-06D/PRADA phone by LG L-02D/Optimus LTE L-01Dが対応しています。

MHLケーブルを同梱
27型「ISP277L-BN」、23型「IPS237L-BN」ともにMHLケーブルを製品に同梱しているため、買ったその日からMHL対応スマートフォンと接続することができます。

透過率が高いIPSパネル採用で、従来IPSモデルと比較して約19%※3の消費電力を低減
従来よりも透過率が高いIPSパネルを採用することにより、輝度やコントラスト比はそのままで、消費電力は従来のIPSモデルと比較して、約19%※3低減となる28W※4を実現しました。また省エネ機能「Super Energy Saving」を利用することで、最大約38%※5の節電も可能になります。
もちろんIPSパネルの特長でもある優れた色の再現力や上下・左右178°の広視野角にも対応し、どこから見ても色鮮やかな画面をみることができます。

※3 従来IPSモデル「IPS236V-PN」(約36W)と「IPS237L-BN」の通常使用時(約29W)との比較。
※4 「IPS237L-BN」の通常使用時。「IPS277L-BN」の通常使用時は31W。
※5 従来IPSモデル「IPS236V-PN」(約36W)と「IPS237L-BN」のSuper Energy Saving使用時(約22W)との比較。

動画の表示も滑らか
応答速度もオーバードライブ機能を搭載することで、当社TNパネル採用液晶モニターの平均的な数値と同等となる「5ms」を実現。動画やゲームも滑らかに表示します。

ハードウェアキャリブレーションに対応
工場出荷時のキャリブレーションに加えて、より正確なカラーマネジメントが可能になるハードウェアキャリブレーションに対応します。またキャリブレーションソフト「True Color Finder」も付属し、キャリブレーションターゲットの設定も簡単に行うことが可能です※6

※6 キャリブレーションには市販のキャリブレーションセンサーが必要です。

カラーコントロール機能を搭載
赤・緑・青(RGB)とシアン・マゼンタ・イエロー(CMY)の6色の色相と彩度を自由に設定・保存ができます。各色レベルを個別に設定できるため特定色のみを色相変換することも可能です。

セカンダリモニターにもタスクバーを表示するデュアルモニター機能もOSDで簡単操作
プライマリモニターの拡張モードとしてセカンダリモニターを利用したり、プライマリモニターの複製モードとしてウィンドウだけでなく、タスクバーも含めてセカンダリモニターに表示できる設定を、OSDメニュー上で簡単に行えます。またデュアルウェブ機能により、操作しているウェブやドキュメントなどのウィンドウを瞬時に表示画面の半分サイズに変更し、操作画面の整理を素早く行うことも可能です※7。

※7 デュアルモニター機能、デュアルウェブ機能の使用は、事前に付属のCDでソフトウェアをインストールする必要があります。またD-Sub、DVI-D入力の場合のみ有効です。

■製品スペック 液晶モニター 「IPS277L-BN」/「IPS237L-BN」
画像集#002のサムネイル/ベゼル幅1.2mmの狭額縁を採用し,携帯端末用インタフェース「MHL」に対応するディスプレイ2機種がLGから発売に
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