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「GeForce Driver 195.62」がWHQL認証を取得。Relase 195初の公式最新版に
対応製品は,GeForce 6以降のデスクトップPC向け単体GPUおよびグラフィックス機能統合型チップセットと,IONプラットフォーム。統合される「PhysX System Software」のバージョンは9.09.0814だ。
すぐに入手したい人は下に示したリンクを,ダウンロード方法を確認しながら進めたい人は4Gamerの最新ドライバリンクページをそれぞれ利用してほしい。
→Windows XP用GeForce/ION Driver 195.62(116MB)
→32bit版Windows Vista/7用GeForce/ION Driver 195.62(130MB)
→64bit版Windows Vista/7用GeForce/ION Driver 195.62(157MB)
→4Gamer最新ドライバリンクページ
195.62 WHQL版の変更点は,英文リリースノートを見る限り,β版とまったく同じ。そのため,Release 195世代の特徴や,バグフィックス内容の詳細は,195.62ドライバをβ版として紹介した記事や「GeForce/ION Driver 195.55 Beta」紹介記事,あるいは同世代初の公式β版となった「GeForce/ION Driver 195.39 Beta」の紹介記事を参照してもらえればと思う。
ちなみに,ポイントをかいつまんでおくと,Release 195世代は,主に下記のような特徴を持ったリリースである。
●Release 195の主な特徴(※Release 191比)
- 次世代Flash Playerプレリリース版「Adobe Flash Player 10.1 prelease」利用時におけるハードウェアアクセラレーション対応
〜Adobe Flash Player 10.1 preleaseがDXVAをサポートしたことに合わせ,(GeForce 8800 Ultra/GTX/GTS 640/GTS 320を除く)GeForce 8以降の単体GPUとグラフィックス機能統合型チップセット,IONプラットフォームから,Adobe Flash形式の高解像度ビデオコンテンツ再生時にGPUを利用できるようになった。詳細な対応製品リストはNVIDIAの情報ページ参照 - 200以上のバグフィックスを実施
- GeForce 8以降におけるOpenCL 1.0の新規サポート
- GeForce 8以降におけるOpenGL 3.2のサポート
- CUDA Toolkit 3.0のサポートとCUDAパフォーマンスの引き上げ
- 「GeForce GT 240」「GeForce 210」および未発表の「GeForce 205」新規サポート
- PhysXの動作状況を示す「PhysX Indicator」をNVIDIAコントロールパネルの「3D Settings」プルダウンメニューに追加
- NVIDIA SLIプロファイルのアップデート
〜複数のタイトルに向けたプロファイル新規追加と,一部プロファイルの修正
β版ドライバを積極的に導入する主義の人にはもはや釈迦に説法だが,10月上旬に公開された191.07版ドライバ以来の公式最新版となる195.62は,機能面でも,問題点の修正という観点からも,非常に重要なアップデートだ。よほどのことがない限り,対応製品を持っているすべての人にとって,自己責任で導入するだけの価値はあるといえるだろう。
→GeForce/ION Driver 195.62 Beta紹介記事
→GeForce/ION Driver 195.55 Beta紹介記事
→GeForce/ION Driver 195.39 Beta紹介記事
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