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「DiRT 3」への最適化を含むHotfix版ドライバ「Catalyst 11.5b」が公開に
すぐに入手したい人は,下に示したリンクを利用してほしい。
→Catalyst 11.5b Hotfix
今回の目玉は,海外でリリースされたばかりの「DiRT 3」に向けたパフォーマンスの最適化と,「Brink」「The Wichter 2」用CrossFireXプロファイルの追加。AMDはHotfix版ドライバを「現状渡しの無保証版」と位置づけているので,何があっても自分でシステムの面倒を見られるというのでなければ手を出すべきでないが,それでも,今回のHotfix版ドライバで対象となっているタイトルをさっそく購入した人にとっては,自己責任で試してみる価値があるといえるかもしれない。
なお,下記はCatalyst 11.5b Hotfixのアップデート内容を和訳してみたものとなる。「Catalyst 11.5a Hotfix」と同一の内容は■を付けて区別してあるので,必要に応じて参考にどうぞ。
●Catalyst 11.5b Hotfixにおけるアップデート内容
(※Catalyst 11.5a Hotfixから変わっていないものには,項目の最後に■を入れてある)
- 「Brink」に向けたパフォーマンスの最適化と,いくつか品質に関する問題の修正■
- 複数のH.264ビデオクリップをMPEG-2のBlu-ray形式へ変換するとき時間的なズレのあるムービーができあがる問題の修正■(※Avivo Video Converterを使ったときのものではないかと思われるが詳細は不明。また。時間的なズレというのも,おそらく映像と音声のズレを差していると思われるが確証はない。原文は「Resolves transcoding video lagging issues seen when converting multiple H.264 clips to MPEG2 Blu-ray video」)
- いくつかのユーザー環境で,マウス操作とカーソルの移動速度との間に断続的なズレが生じる問題の修正■
- DDR3メモリと組み合わされたRadeon HD 6600シリーズ搭載環境で,「Dead Rising 2」「Fallout 3」「Mafia 2」「NBA 2010」「ShenGuiChuanQi」「Sid Meier's Civilization V」「StarCraft II: Wings of Liberty」「Warcraft III」「World of Warcraft」をDirectX 9モードで実行すると,画面が断続的にちらつくことのある問題の修正■
- Viewsonic製ディスプレイ「V3D241wm-LED」および各社の対応プロジェクタにおける3D立体視サポートの追加(※プロジェクタ製品の具体名は挙げられていない。原文は「Support for additional Stereo 3D-capable displays: Viewsonic V3D241wm-LED 3D Projectors」)
- 「Brink」「The Wichter 2」用CrossFireXプロファイルの追加
- 「DiRT 3」に向けたパフォーマンスの最適化
- 関連タイトル:
AMD Software
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