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MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
Razer Imperator。Imperator(インパレータ)は南米大陸に棲息する寿命の長いヘビ。長ければ40年以上も生きるこのヘビにちなみ,競技用マウス業界の長寿製品になるべく誕生したという |
Razer Abyssus。Abyssus(アビサス)は,北米アリゾナ砂漠に棲息するガラガラヘビの一種で,その素早い動きをイメージした名前が与えられているとMSYは説明している |
Razer Imperatorについては2009年11月25日の記事,Razer Abyssusについては同年11月12日の記事でそれぞれ第一報をお伝えしているが,国内発売日の決まったタイミングで,新情報ともども,概要をあらためて押さえておきたい。
5段切り替えのスライド式
サイドボタンを搭載するImperator
最大の特徴は,本体左サイドに用意された2連サイドボタンをスライドさせて使えること。本体底面に用意されたハードウェアスライダスイッチを動かすことで,手前から奥へと,5段階のなかから,好きな位置に固定可能だ。この仕様により,「つまみ持ち」「かぶせ持ち」を問わず,サイドボタンを効果的に利用できるようになっていると,MSYはアピールしている。
●Razer Imperatorの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン数:7(左右メイン,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,左サイド×2,スクロールホイールそば×2)
- イメージ処理能力:未公開
- トラッキング速度:200IPS
- フレームレート:未公開
- 最大加速度:50G
- トラッキング解像度:5600DPI
- ポーリングレート(レポートレート):最大1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- スリープモード:無効(※Always-On有効)
- 直線補正:なし
- マクロ登録機能:あり
- オンボードフラッシュメモリ:あり
- 本体サイズ:71(W)×123(D)×42(H)mm
- 重量:未公開
- マウスソール:テフロン加工済み
- ケーブル長:未公開
- 接続インタフェース:USB
- 対応OS:Windows XP/Vista/7,Mac OS X 10.4以降
- 価格:9980円(税込)
- 発売予定時期:2010年1月29日
「Salmosa」の後継となるAbyssusは
3.5G光学センサーを採用
エントリー向けということもあり,ボタンは左右メインおよびセンタークリック機能付きスクロールホイールのみ。搭載するセンサーは「Razer DeathAdder 3500」と同じ光学タイプなので,よけいな機能はいらないから,小さなゲーマー向けマウスが欲しいという人や,高いトラッキング速度性能を,できる限り低い初期投資で試してみたいという人向けということになりそうだ。
なお,MSYによると,Razer Abyssusは「Razer Salmosa」の後継製品。Razer SalmosaはRazer Abyssusによって置き換えられる形で販売終了になる。
●Razer Abyssusの主なスペック
- 基本仕様:赤外線センサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン数:3(左右メイン,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール)
- イメージ処理能力:未公開
- トラッキング速度:60〜120IPS
- フレームレート:未公開
- 最大加速度:15G
- トラッキング解像度:450/1800/3500DPI(※本体底面のスイッチで切り替え)
- ポーリングレート(レポートレート):125/1000Hz(※本体底面のスイッチで切り替え)
- リフトオフディスタンス:未公開
- スリープモード:無効(※Alway-On有効)
- 直線補正:なし
- マクロ登録機能:なし
- オンボードフラッシュメモリ:非搭載
- 本体サイズ:63(W)×115(D)×40(H)mm
- 重量:未公開
- マウスソール:テフロン
- ケーブル長:7フィート(約213cm)
- 接続インタフェース:USB(16bitデータフォーマット)
- 対応OS:Windows XP/Vista/7
- 価格:5200円(税込)
- 発売予定時期:2010年1月29日
ハイエンド仕様の白いマウスパッド,Megasomaと
新デザインを採用したGoliathus Fraggedも登場
素材には,耐久性に優れるシリコンを採用。白いルックスが印象的だが,暗闇では,蓄光性のRazerロゴが浮かび上がるようになっているという。
サイズは350(W)×250(D)×2(H)mmの一種類のみで,価格は6980円(税込)。その大きさや価格からして,おいそれと手を出せるシロモノではないが,性能重視でマウスパッドを選ぶ人にとっては,なかなか興味深いアイテムが登場してきたといえそうだ。
Razer Goliathusは,滑り重視の「Speed Edition」と操作性重視の「Control Edition」の2モデルとも,製品名とRazerのロゴがワンポイント的に入る,比較的よくあるデザインだったが,今回のFraggedでは,Razerのロゴが大きくあしらわれ,Razerブランドの製品であることが分かりやすくなっている。
Razer Goliathusについては,ユーザーから「地味」という声が多く寄せられたそうで,今回の新モデルは,それにRazer USAが応えた結果なのだとか。
なお,機能面や,モデルごとに小中大の3種類が用意される点,そして国内価格は,従来のRazer Goliathusと同じ。また,従来版も併売される見込みだ。念のため,国内製品名とサイズ,価格を下記のとおりまとめておきたい。
- Goliathus Fragged Omega Speed Edition
270(W)×215(D)×4(H)mm,2480円(税込) - Goliathus Fragged Speed Edition
355(W)×254(D)×4(H)mm,2980円(税込) - Goliathus Fragged Alpha Speed Edition
444(W)×355×4.3(H)mm,3480円(税込) - Goliathus Fragged Omega Control Edition
270(W)×215(D)×4(H)mm,2480円(税込) - Goliathus Fragged Control Edition
355(W)×254(D)×4(H)mm,2980円(税込) - Goliathus Fragged Alpha Control Edition
444(W)×355×4.3(H)mm,3480円(税込)
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