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MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
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印刷2010/01/14 12:00

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MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも

 Razer USAの販売代理店であるMSYは,ゲーマー向けワイヤードマウス「Razer Imperator」「Razer Abyssus」の2製品を,2010年1月29日に発売すると発表した。価格は順に9980円,5200円(いずれも税込)となっている。また,シリコン系素材を採用した新型マウスパッド「Razer Megasoma」,そして布製マウスパッド「Razer Goliathus」のデザイン違いバージョンも,同じタイミングで店頭に並ぶ予定だ。

画像集#002のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
Razer Imperator。Imperator(インパレータ)は南米大陸に棲息する寿命の長いヘビ。長ければ40年以上も生きるこのヘビにちなみ,競技用マウス業界の長寿製品になるべく誕生したという
画像集#003のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
Razer Abyssus。Abyssus(アビサス)は,北米アリゾナ砂漠に棲息するガラガラヘビの一種で,その素早い動きをイメージした名前が与えられているとMSYは説明している

 Razer Imperatorについては2009年11月25日の記事,Razer Abyssusについては同年11月12日の記事でそれぞれ第一報をお伝えしているが,国内発売日の決まったタイミングで,新情報ともども,概要をあらためて押さえておきたい。


5段切り替えのスライド式

サイドボタンを搭載するImperator


画像集#004のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
 Razer Imperatorは,現時点におけるRazer USAのフラグシップ製品「Razer Mamba」と同じレーザーセンサー「Razer 3.5G Laser Sensor」を搭載した,右手用のモデルとなる。

 最大の特徴は,本体左サイドに用意された2連サイドボタンをスライドさせて使えること。本体底面に用意されたハードウェアスライダスイッチを動かすことで,手前から奥へと,5段階のなかから,好きな位置に固定可能だ。この仕様により,「つまみ持ち」「かぶせ持ち」を問わず,サイドボタンを効果的に利用できるようになっていると,MSYはアピールしている。

人間工学に基づいたマウスデザインを行った結果,指の長さや手の大きさ,握り方を問わず,快適にプレイできるようになった,というのが,Razer Imperatorにおける謳い文句の一つだ
画像集#005のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも 画像集#006のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも

イメージ画像より。本体底面に,サイドボタン位置調整用のスライダを搭載する
画像集#007のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
 このほか,主なスペックは以下のとおり。ロジスティクス周りのコストや消費税などが日米ではまったく異なるので,単純計算するのは意味がないという点を踏まえても,メーカー直販価格が79.99ドルという数字を見てしまうと,どうしても割高な印象は拭えないところだ。ただ,「Razerブランドの,1万円弱で購入できるマウス」らしい仕様にまとまっているのも確かである。

●Razer Imperatorの主なスペック
  • 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
  • ボタン数:7(左右メイン,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,左サイド×2,スクロールホイールそば×2)
  • イメージ処理能力:未公開
  • トラッキング速度:200IPS
  • フレームレート:未公開
  • 最大加速度:50G
  • トラッキング解像度:5600DPI
  • ポーリングレート(レポートレート):最大1000Hz
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • スリープモード:無効(※Always-On有効)
  • 直線補正:なし
  • マクロ登録機能:あり
  • オンボードフラッシュメモリ:あり
  • 本体サイズ:71(W)×123(D)×42(H)mm
  • 重量:未公開
  • マウスソール:テフロン加工済み
  • ケーブル長:未公開
  • 接続インタフェース:USB
  • 対応OS:Windows XP/Vista/7,Mac OS X 10.4以降
  • 価格:9980円(税込)
  • 発売予定時期:2010年1月29日


「Salmosa」の後継となるAbyssusは

3.5G光学センサーを採用


画像集#008のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
 一方のRazer Abyssusは,エントリーユーザー向けとして展開される,両手用のマウスだ。メーカー直販価格だと49.99ドルなので,5200円(税込)という国内売価は,相当がんばっていると言っていいのではなかろうか。

 エントリー向けということもあり,ボタンは左右メインおよびセンタークリック機能付きスクロールホイールのみ。搭載するセンサーは「Razer DeathAdder 3500」と同じ光学タイプなので,よけいな機能はいらないから,小さなゲーマー向けマウスが欲しいという人や,高いトラッキング速度性能を,できる限り低い初期投資で試してみたいという人向けということになりそうだ。

本体底面にトラッキング解像度設定用とポーリングレート設定用の両スライドスイッチを搭載する
画像集#009のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも 画像集#010のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも

 なお,MSYによると,Razer Abyssusは「Razer Salmosa」の後継製品。Razer SalmosaはRazer Abyssusによって置き換えられる形で販売終了になる。

●Razer Abyssusの主なスペック
  • 基本仕様:赤外線センサー搭載ワイヤードタイプ
  • ボタン数:3(左右メイン,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール)
  • イメージ処理能力:未公開
  • トラッキング速度:60〜120IPS
  • フレームレート:未公開
  • 最大加速度:15G
  • トラッキング解像度:450/1800/3500DPI(※本体底面のスイッチで切り替え)
  • ポーリングレート(レポートレート):125/1000Hz(※本体底面のスイッチで切り替え)
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • スリープモード:無効(※Alway-On有効)
  • 直線補正:なし
  • マクロ登録機能:なし
  • オンボードフラッシュメモリ:非搭載
  • 本体サイズ:63(W)×115(D)×40(H)mm
  • 重量:未公開
  • マウスソール:テフロン
  • ケーブル長:7フィート(約213cm)
  • 接続インタフェース:USB(16bitデータフォーマット)
  • 対応OS:Windows XP/Vista/7
  • 価格:5200円(税込)
  • 発売予定時期:2010年1月29日


ハイエンド仕様の白いマウスパッド,Megasomaと

新デザインを採用したGoliathus Fraggedも登場


Razer Megasoma。MSYはMegasoma(メガソマ)という名の由来についてリリース内で言及していないが,カブトムシの一種であるゾウカブトがその由来ではないかと思われる
画像集#011のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
 2009年8月19日にドイツで発表されたRazer Megasomaは,プラスチック系マウスパッドが持つ精度の高さと,布系マウスパッドが持つ止まりのよさと携帯性の高さ,両方を併せ持ち,レーザーセンサーと光学センサーのどちらにも向く「何も妥協することのない製品」と位置づけられるマウスパッドだ。
 素材には,耐久性に優れるシリコンを採用。白いルックスが印象的だが,暗闇では,蓄光性のRazerロゴが浮かび上がるようになっているという。

 サイズは350(W)×250(D)×2(H)mmの一種類のみで,価格は6980円(税込)。その大きさや価格からして,おいそれと手を出せるシロモノではないが,性能重視でマウスパッドを選ぶ人にとっては,なかなか興味深いアイテムが登場してきたといえそうだ。

Razer Goliathus Fragged。国内製品名には,“小”に「Omega」,“大”に「Alpha」という識別子(?)が付けられている
画像集#012のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも
 一方,2008年7月に国内発売された布製マウスパッド「Razer Goliathus」のバリエーションモデルという位置づけで登場するのが,「Razer Goliathus Fragged」である。
 Razer Goliathusは,滑り重視の「Speed Edition」と操作性重視の「Control Edition」の2モデルとも,製品名とRazerのロゴがワンポイント的に入る,比較的よくあるデザインだったが,今回のFraggedでは,Razerのロゴが大きくあしらわれ,Razerブランドの製品であることが分かりやすくなっている。
 Razer Goliathusについては,ユーザーから「地味」という声が多く寄せられたそうで,今回の新モデルは,それにRazer USAが応えた結果なのだとか。

Razer Goliathus Fragged Speed Edition(左)とRazer Goliathus Fragged Control Edition(右)。拡大して見比べると分かるが,表面加工が異なっている
画像集#013のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも 画像集#014のサムネイル/MSY,Razerブランドのマウス2製品「Imperator」「Abyssus」を1月29日に国内発売。マウスパッドの新モデルも

 なお,機能面や,モデルごとに小中大の3種類が用意される点,そして国内価格は,従来のRazer Goliathusと同じ。また,従来版も併売される見込みだ。念のため,国内製品名とサイズ,価格を下記のとおりまとめておきたい。

  • Goliathus Fragged Omega Speed Edition
    270(W)×215(D)×4(H)mm,2480円(税込)
  • Goliathus Fragged Speed Edition
    355(W)×254(D)×4(H)mm,2980円(税込)
  • Goliathus Fragged Alpha Speed Edition
    444(W)×355×4.3(H)mm,3480円(税込)
  • Goliathus Fragged Omega Control Edition
    270(W)×215(D)×4(H)mm,2480円(税込)
  • Goliathus Fragged Control Edition
    355(W)×254(D)×4(H)mm,2980円(税込)
  • Goliathus Fragged Alpha Control Edition
    444(W)×355×4.3(H)mm,3480円(税込)
  • 関連タイトル:

    Razer

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